「戦略系コンサルタントのオフ日記」なんておこがましいタイトルが付いてますが、
わたしだって気になってたんです。
「コンサルタント」って言いながら、「ほんとか?」って疑いたくなるほど仕事の話題もないし、ここ最近は映画と本のブログばかりですからね〜。
タイトル、何がいいかな。
「いつも映画ばっかり観ています」・・・最近結構TVも観てますしね。ちょっと違うかな。
「お気に入りの紹介」・・・これじゃあ全然ウリがないですね。ただの日記って感じでつまんないよね。
「元コンサルタントの転職日記」・・・いや、もう転職活動は終わりました!めでたく!
うう〜ん、もう少し考えましょう・・・
July 19, 2007
Harry ☆=
実はいま世の中で何が起こっているかというと、
世界中のHarry Potterファンには夢のような1週間なわけです。
知らなかったでしょ。
わたしの周りのほとんどの人は興味ないと思いますが。
先週末に映画の5作目が公開され、
明後日は最終巻(英語版)の発売日!
これは、クリスマスと誕生日と結婚式がいっぺんに来たような感じだと思います。うん。
もちろん、先日曜日には一人で映画を観にいき、
7巻目はアマゾンで予約済み。
今6巻目を読んで復習中です。
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
Harry Potter and the Deathly Hallows
US Version Book 7
Harry Potterの本にはイギリス版、アメリカ版、それから各国の翻訳版がありますが、
本がここまでメジャーになったのは絶対、アメリカ版のデザインが効いている、と思います。(・・・わかんないけど・・・)
勿論、本家本元はイギリスですが、
アメリカ版のハードカバーのデザインがカワイイのです。
チャプターごとに挿絵もついていて、カワイイ。
Mary Grandpreというイラストレーターが絵を担当しています。
わたしはこの人の絵がすごく好き!
柔らかくてファンタジックなんだけど、いわゆるパステル調のファンシーな絵ではないところが。
パステルや鉛筆を画材に使っているにも関わらず、色使いやタッチに質量があり、光の使い方も抜群です。
ハードカバーは重いけど、持ってるだけで幸せな気分になります♪
一冊ごとに色のテーマも違うし、紙のカバーを外すと背表紙は布張りになっているし、なんか魔法の本、って感じです。
これは日本語の翻訳版ではありえない喜び。
これまで1冊だけ日本語で読んだことがありますが、登場人物の喋り方がイメージどおりじゃないし、振り仮名が一杯振ってあって雰囲気がぶち壊し。
それに多分、作者独特のユーモアのある言葉の言い回しが日本語には出来ないんだと思うのです。ストーリー自体が十分面白いので、翻訳してもそれは消えないけれど、文体の良さというものは伝わらないんじゃないかな・・・
英語だと早く読めないので、楽しみが長く続くのもいいです。
まだ読んだことないなんて人が万が一いたら、是非是非。
大人になってHarry Potter好き、と周囲に白い目で見られているわたしですが、
わたしだって最初は「ふふん、あんな子どもの本!」ってバカにしてたんですよ。
4巻が出た後で初めて読みました。社会人になってから。
ちなみに、映画の5作目はHarry Potter的には「まあまあ」くらいでした。
一つ一つ手を抜かずに丁寧に映画化されてはいますが、短すぎ!
多分本を読んでいないと、観終わっても「???」って感じのところが結構あると思います。
監督はDavid Yates。TVシリーズが多い人みたいです。
3作目(アルフォンソ・キュラソン)、4作目(マイク・ニューウェル)では監督の特徴が発揮されていて個性的な仕上がりになっていたので、TVドラマのような無難なつくりの本作にはちょっと物足りなさを感じます。
Order of the Phenixの醍醐味はHarryのAngerとAgonyとMiseryなので、
余りにもさらっとしすぎかな。
6作目もなんと、David Yatesが監督らしいです。ちょっとガッカリ。
本もそうですが、映画も3作目からが本番!
1と2の「いかにも小学生向け映画」を我慢して観て、
ぜひ3作目にたどり着いて欲しいと思います。
(1〜2作目は魔法用語と登場人物の勉強って感じ。)
わたしは3作目を観てアルフォンソ・キュラソンのファンになりました。
監督で映画ってこんなに変わるんだ、って知りました。
とくにHarry Potterシリーズは監督以外のキャストもスタッフもほとんど同じなので、
監督比較にとてもいい題材だと思います。
例えばマイク・ニューウェル監督は、ヒューグラント主演の「フォーウェディング」の監督。他には「モナ・リサ・スマイル」なんかもあります。
ヒューマンドラマが多い監督なので、同じHarryを撮ってもちょっとドキュメンタリータッチ。4作目のオープニング・シーンの描写なんかは、そのファンタジックじゃない様子が特徴的だと思います。
逆にアルフォンソ・キュラソンはラテン系らしく、音楽と映像がダンスしているような詩的な表現が特徴だと思う。
1〜2作目のクリス・コロンバスは「ホーム・アローン」など子供映画を得意とする監督なので、子供たちが超キュートに取れてますが芸術性は低い、って感じかな。
わたしにとってみると映画は、
「本当は皆に本を読んでもらいたいんだけど、こんなに分厚い本を6冊も薦めにくいので、せめて映画を観て良さを知ってもらって、ちょっと本も読んでみようかな〜、と思って本に挑戦する」ための宣伝塔みたいなものです。
6作目も是非是非頑張ってもらいたいものです。
世界中のHarry Potterファンには夢のような1週間なわけです。
知らなかったでしょ。
わたしの周りのほとんどの人は興味ないと思いますが。
先週末に映画の5作目が公開され、
明後日は最終巻(英語版)の発売日!
これは、クリスマスと誕生日と結婚式がいっぺんに来たような感じだと思います。うん。
もちろん、先日曜日には一人で映画を観にいき、
7巻目はアマゾンで予約済み。
今6巻目を読んで復習中です。
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
Harry Potter and the Deathly Hallows
Harry Potterの本にはイギリス版、アメリカ版、それから各国の翻訳版がありますが、
本がここまでメジャーになったのは絶対、アメリカ版のデザインが効いている、と思います。(・・・わかんないけど・・・)
勿論、本家本元はイギリスですが、
アメリカ版のハードカバーのデザインがカワイイのです。
チャプターごとに挿絵もついていて、カワイイ。
Mary Grandpreというイラストレーターが絵を担当しています。
わたしはこの人の絵がすごく好き!
柔らかくてファンタジックなんだけど、いわゆるパステル調のファンシーな絵ではないところが。
パステルや鉛筆を画材に使っているにも関わらず、色使いやタッチに質量があり、光の使い方も抜群です。
ハードカバーは重いけど、持ってるだけで幸せな気分になります♪
一冊ごとに色のテーマも違うし、紙のカバーを外すと背表紙は布張りになっているし、なんか魔法の本、って感じです。
これは日本語の翻訳版ではありえない喜び。
これまで1冊だけ日本語で読んだことがありますが、登場人物の喋り方がイメージどおりじゃないし、振り仮名が一杯振ってあって雰囲気がぶち壊し。
それに多分、作者独特のユーモアのある言葉の言い回しが日本語には出来ないんだと思うのです。ストーリー自体が十分面白いので、翻訳してもそれは消えないけれど、文体の良さというものは伝わらないんじゃないかな・・・
英語だと早く読めないので、楽しみが長く続くのもいいです。
まだ読んだことないなんて人が万が一いたら、是非是非。
大人になってHarry Potter好き、と周囲に白い目で見られているわたしですが、
わたしだって最初は「ふふん、あんな子どもの本!」ってバカにしてたんですよ。
4巻が出た後で初めて読みました。社会人になってから。
ちなみに、映画の5作目はHarry Potter的には「まあまあ」くらいでした。
一つ一つ手を抜かずに丁寧に映画化されてはいますが、短すぎ!
多分本を読んでいないと、観終わっても「???」って感じのところが結構あると思います。
監督はDavid Yates。TVシリーズが多い人みたいです。
3作目(アルフォンソ・キュラソン)、4作目(マイク・ニューウェル)では監督の特徴が発揮されていて個性的な仕上がりになっていたので、TVドラマのような無難なつくりの本作にはちょっと物足りなさを感じます。
Order of the Phenixの醍醐味はHarryのAngerとAgonyとMiseryなので、
余りにもさらっとしすぎかな。
6作目もなんと、David Yatesが監督らしいです。ちょっとガッカリ。
本もそうですが、映画も3作目からが本番!
1と2の「いかにも小学生向け映画」を我慢して観て、
ぜひ3作目にたどり着いて欲しいと思います。
(1〜2作目は魔法用語と登場人物の勉強って感じ。)
わたしは3作目を観てアルフォンソ・キュラソンのファンになりました。
監督で映画ってこんなに変わるんだ、って知りました。
とくにHarry Potterシリーズは監督以外のキャストもスタッフもほとんど同じなので、
監督比較にとてもいい題材だと思います。
例えばマイク・ニューウェル監督は、ヒューグラント主演の「フォーウェディング」の監督。他には「モナ・リサ・スマイル」なんかもあります。
ヒューマンドラマが多い監督なので、同じHarryを撮ってもちょっとドキュメンタリータッチ。4作目のオープニング・シーンの描写なんかは、そのファンタジックじゃない様子が特徴的だと思います。
逆にアルフォンソ・キュラソンはラテン系らしく、音楽と映像がダンスしているような詩的な表現が特徴だと思う。
1〜2作目のクリス・コロンバスは「ホーム・アローン」など子供映画を得意とする監督なので、子供たちが超キュートに取れてますが芸術性は低い、って感じかな。
わたしにとってみると映画は、
「本当は皆に本を読んでもらいたいんだけど、こんなに分厚い本を6冊も薦めにくいので、せめて映画を観て良さを知ってもらって、ちょっと本も読んでみようかな〜、と思って本に挑戦する」ための宣伝塔みたいなものです。
6作目も是非是非頑張ってもらいたいものです。
July 08, 2007
緊急事態
今朝起きてみたら大惨事が発生。
なんと、顔中が蚊に刺され・・・(泣)
しかも、起きてみて分かったのですが、唇のちょうど真ん中を刺されて、なんかドナルドダックみたいな顔になってしまいました・・・(大泣)
というわけで、今日はフランス語も勿論お休みして一日お篭りです。
こんなに天気がいいのに〜 :(
実はわたし超蚊に刺されやすくて、小さいころから蚊だけが天敵です。
さっきネットで調べてみたけど、どうして一部の人が蚊に刺されやすいか良く分かってないそうです。研究して欲しいです、ホント。
家族が一個も刺されないのに、わたしだけ一晩で15箇所も刺された、なんてことはしょっちゅう。ただ、今のマンションに引っ越してきてからは虫と全く無縁だったので、油断してました。去年も刺されたのは直島に行ったときと(多すぎて対抗しきれず)、会社の近所のオープンテラスのお店でランチをしたときだけ(夏は絶対外に座らないと心に誓った)。しかも私はアレルギーがあるらしく、掻かなくても大きく腫れてしまうのです。
今朝起きてみたら窓が少しだけ開いてて、網戸してなかった・・・普段だったら蚊の音がすると一瞬で飛び起きるのですが、家では油断してたので起きれず。夢の中になぜかトランペットの音が出てきて、「なんでこんな音がするんだろう???」って思ったのをよお〜く覚えてます。う〜
みなさんも気をつけてくださいね!
なんと、顔中が蚊に刺され・・・(泣)
しかも、起きてみて分かったのですが、唇のちょうど真ん中を刺されて、なんかドナルドダックみたいな顔になってしまいました・・・(大泣)
というわけで、今日はフランス語も勿論お休みして一日お篭りです。
こんなに天気がいいのに〜 :(
実はわたし超蚊に刺されやすくて、小さいころから蚊だけが天敵です。
さっきネットで調べてみたけど、どうして一部の人が蚊に刺されやすいか良く分かってないそうです。研究して欲しいです、ホント。
家族が一個も刺されないのに、わたしだけ一晩で15箇所も刺された、なんてことはしょっちゅう。ただ、今のマンションに引っ越してきてからは虫と全く無縁だったので、油断してました。去年も刺されたのは直島に行ったときと(多すぎて対抗しきれず)、会社の近所のオープンテラスのお店でランチをしたときだけ(夏は絶対外に座らないと心に誓った)。しかも私はアレルギーがあるらしく、掻かなくても大きく腫れてしまうのです。
今朝起きてみたら窓が少しだけ開いてて、網戸してなかった・・・普段だったら蚊の音がすると一瞬で飛び起きるのですが、家では油断してたので起きれず。夢の中になぜかトランペットの音が出てきて、「なんでこんな音がするんだろう???」って思ったのをよお〜く覚えてます。う〜
みなさんも気をつけてくださいね!
July 07, 2007
Lucie Rie ルーシー・リーの陶磁器たち
Lucie Rie ルーシー・リーの陶磁器たち
エマニュエル クーパー
評価:★★★★
昨日六本木のTsutayaで見つけて一目ぼれした本。
オーストリア生まれ、イギリスでDameの称号を与えられた女性陶芸家の作品集です。
素材感のよさ、色使いのセンスのよさに虜になり、いくら眺めていても飽きません。
戦前にロンドンに工房を設け、戦後は器などをつくりながら生活のためにボタンを作っていたというのですが、このボタンもすごくステキなのです。
作品がオンラインでも見れますので、是非。
本には比較的カラフルな作品が集められていて、
ネットで見れるのはモノトーンのものが多いです。
エマニュエル クーパー
評価:★★★★
昨日六本木のTsutayaで見つけて一目ぼれした本。
オーストリア生まれ、イギリスでDameの称号を与えられた女性陶芸家の作品集です。
素材感のよさ、色使いのセンスのよさに虜になり、いくら眺めていても飽きません。
戦前にロンドンに工房を設け、戦後は器などをつくりながら生活のためにボタンを作っていたというのですが、このボタンもすごくステキなのです。
作品がオンラインでも見れますので、是非。
本には比較的カラフルな作品が集められていて、
ネットで見れるのはモノトーンのものが多いです。
House M.D.
House: Season One 
評価:★★★★★
またまたドラマです。
実はプリズン・ブレイクよりもこっちの方が好き。
いわゆるメディカルドラマです。
皮肉屋で人と上手く接することができないハウスという医師と、
彼の同僚や部下たちがメインキャラクターで、
毎回難病を抱えた患者たちが病院に運び込まれてきます。
全体ではハウスの発言のせいで病院をクビにされかけたり、
という展開もありますが、あくまでも患者の診断が中心です。
難病患者なので、毎回病気の原因が良く分からず、何処が悪いのかも分からない状態。
ハウスの天才的なカンが発揮されるところがストーリーのクライマックスです。
なんでこのドラマが好きなのかな?と考えるのですが、
理由は(コンサルタントっぽく)3つ、でしょうか。
1つは、わたしも闘病生活が長かったので、
ERのような救急病棟を描いたドラマと比較して、ハウスのように病院の日常が描かれているドラマに親近感を感じる、ということかもしれません。
シーズン2では8歳で癌に侵されている女の子が出てきます。
検査の手順や器具のことにも詳しくて、看護婦さんやお医者さんとも友達のように話して、これってまさに8歳のころの私だな〜、と思います。
2つ目は、病気の原因が明かされる過程の鮮やかさ!
だからといって、そんなに簡単に分かるわけではありません。
仮説を色々検証してみて、ダメで、また考えて、の繰り返しです。
でもその考えるプロセスがコンサルティングっぽい、と思いました。
それを裏返してみると、コンサルティングが医療っぽい、いやむしろ理科学なんだな、と改めて認識しました。
で、ハウスのアプローチを見ていると、確かに思考力は必要なのですが、
その思考力はむしろ「カン」に近いもので、それはひたすら知識に裏打ちされたものです。その知識を並べ替えて、ひっくり返して、そこに鋭いカンを働かせ答えを見つける。
翻ってみると、コンサルティングというものも要は「知識」と「カン」なんじゃないかという気がするのです。本当にロジックなんだろうか。
医療の場合は、要は病気が治ればいい訳で、理由なんてどうでもいいって感じです。
そして3つ目はハウスの人間性そのもの、ですね。
わたしって結構こういう人が好きなんだな〜と思いました。
やるときはちゃんとやるんだけど、結構仕事サボるのが好きで、
患者さんと昼メロ見たりオフィスでゲームやったり。
上司から仕事を頼まれると「じゃあ外来2時間減らせ」と要求したりします(笑)。
周りの人に嫌われることも厭わず明け透けにものを言ったり、
だけどちょっと情にもろかったり、非常に人間的で魅力的です。
部下をいじめるのが好きで、いつも冷静で、非常にセクシーだな〜と思います。
プリズン・ブレイクのマイケルもカッコいいけど、
ああいう無鉄砲な人は私はあんまり好みじゃないですね。
まあ、そんなわけでFoxで毎週House M.D.を観てます。
これも超面白いです。
日本でDVDが出てくれればいいのに、と思いますが、
今のところアメリカからの輸入版(つまりリージョン1)しかありません。
評価:★★★★★
またまたドラマです。
実はプリズン・ブレイクよりもこっちの方が好き。
いわゆるメディカルドラマです。
皮肉屋で人と上手く接することができないハウスという医師と、
彼の同僚や部下たちがメインキャラクターで、
毎回難病を抱えた患者たちが病院に運び込まれてきます。
全体ではハウスの発言のせいで病院をクビにされかけたり、
という展開もありますが、あくまでも患者の診断が中心です。
難病患者なので、毎回病気の原因が良く分からず、何処が悪いのかも分からない状態。
ハウスの天才的なカンが発揮されるところがストーリーのクライマックスです。
なんでこのドラマが好きなのかな?と考えるのですが、
理由は(コンサルタントっぽく)3つ、でしょうか。
1つは、わたしも闘病生活が長かったので、
ERのような救急病棟を描いたドラマと比較して、ハウスのように病院の日常が描かれているドラマに親近感を感じる、ということかもしれません。
シーズン2では8歳で癌に侵されている女の子が出てきます。
検査の手順や器具のことにも詳しくて、看護婦さんやお医者さんとも友達のように話して、これってまさに8歳のころの私だな〜、と思います。
2つ目は、病気の原因が明かされる過程の鮮やかさ!
だからといって、そんなに簡単に分かるわけではありません。
仮説を色々検証してみて、ダメで、また考えて、の繰り返しです。
でもその考えるプロセスがコンサルティングっぽい、と思いました。
それを裏返してみると、コンサルティングが医療っぽい、いやむしろ理科学なんだな、と改めて認識しました。
で、ハウスのアプローチを見ていると、確かに思考力は必要なのですが、
その思考力はむしろ「カン」に近いもので、それはひたすら知識に裏打ちされたものです。その知識を並べ替えて、ひっくり返して、そこに鋭いカンを働かせ答えを見つける。
翻ってみると、コンサルティングというものも要は「知識」と「カン」なんじゃないかという気がするのです。本当にロジックなんだろうか。
医療の場合は、要は病気が治ればいい訳で、理由なんてどうでもいいって感じです。
そして3つ目はハウスの人間性そのもの、ですね。
わたしって結構こういう人が好きなんだな〜と思いました。
やるときはちゃんとやるんだけど、結構仕事サボるのが好きで、
患者さんと昼メロ見たりオフィスでゲームやったり。
上司から仕事を頼まれると「じゃあ外来2時間減らせ」と要求したりします(笑)。
周りの人に嫌われることも厭わず明け透けにものを言ったり、
だけどちょっと情にもろかったり、非常に人間的で魅力的です。
部下をいじめるのが好きで、いつも冷静で、非常にセクシーだな〜と思います。
プリズン・ブレイクのマイケルもカッコいいけど、
ああいう無鉄砲な人は私はあんまり好みじゃないですね。
まあ、そんなわけでFoxで毎週House M.D.を観てます。
これも超面白いです。
日本でDVDが出てくれればいいのに、と思いますが、
今のところアメリカからの輸入版(つまりリージョン1)しかありません。
June 25, 2007
May 10, 2007
Eye opener
パリの花/パリのフルリスト
評価:★★★★
フラワーアレンジメントの雑誌などは毎年一回は必ず買って目を通しています。植物の絵を描くのが好きなので、ふと気が向いたときにいつでも使えるように。最近、本屋さんにその雑誌が無かったので、代わりに何となく本書を手にしました。
ファッション・ジャーナリストとファッション・フォトグラファーのコラボレーションで作られたパリのお花屋さんの紹介本。ただそれだけの企画ですが、超センスがいいです、これ。似たような本は他にもあっても写真がイマイチだったりするので、当のお花屋さんだけではなく著者2人のセンスも一流なのではないかと思います。
植物、特に花が咲く植物は、茎や葉を含め様々な色が同居していて色のセンスを磨くのに非常にいいサンプルとなります。さすが、日本で手に入らないような様々な色とりどりの植物に長年接しているフルリストだけあって、ブーケの組み合わせの素敵さには脱帽です。
でもこの本が私にとってEye Openerである理由は、店内の写真。パリのお花屋さんはインテリア雑誌のようにカラフルなペンキで壁を仕上げてあって、多種多様な器に花を生けてあります。そうか、お花を生けるってそういうことか。と思ったのは、「花が大事なんじゃなくて背景と器が大事なんだ」ということ(正確にいうと、花と器、花と背景のマッチングが大事だということ)。極論すれば、生けてあるものは造花であろうがオモチャであろうがOK。花はメインディッシュではなくて、メインディッシュに添えられている飾り付けの一部。花だけが綺麗でもセンス良くは見えないのです。これはガーデニングでも、インテリア全般でも言えることだなあと思って、個人的にガツンと来ました。
評価:★★★★
フラワーアレンジメントの雑誌などは毎年一回は必ず買って目を通しています。植物の絵を描くのが好きなので、ふと気が向いたときにいつでも使えるように。最近、本屋さんにその雑誌が無かったので、代わりに何となく本書を手にしました。
ファッション・ジャーナリストとファッション・フォトグラファーのコラボレーションで作られたパリのお花屋さんの紹介本。ただそれだけの企画ですが、超センスがいいです、これ。似たような本は他にもあっても写真がイマイチだったりするので、当のお花屋さんだけではなく著者2人のセンスも一流なのではないかと思います。
植物、特に花が咲く植物は、茎や葉を含め様々な色が同居していて色のセンスを磨くのに非常にいいサンプルとなります。さすが、日本で手に入らないような様々な色とりどりの植物に長年接しているフルリストだけあって、ブーケの組み合わせの素敵さには脱帽です。
でもこの本が私にとってEye Openerである理由は、店内の写真。パリのお花屋さんはインテリア雑誌のようにカラフルなペンキで壁を仕上げてあって、多種多様な器に花を生けてあります。そうか、お花を生けるってそういうことか。と思ったのは、「花が大事なんじゃなくて背景と器が大事なんだ」ということ(正確にいうと、花と器、花と背景のマッチングが大事だということ)。極論すれば、生けてあるものは造花であろうがオモチャであろうがOK。花はメインディッシュではなくて、メインディッシュに添えられている飾り付けの一部。花だけが綺麗でもセンス良くは見えないのです。これはガーデニングでも、インテリア全般でも言えることだなあと思って、個人的にガツンと来ました。
文学史観にうなづく
新潮選書 世界文学を読みほどく (新潮選書)
評価:★★★★★
小説以外の本で久しぶりに夢中で読みました(文学論なのである意味、物語的ですが)。池澤夏樹さんが京都大学の文学部で、夏休みに行った一週間の集中講義を書き起こしたものです。7日間に亘り午前と午後ひとコマずつの講義でそれぞれ1作品、計10作品(加えイントロおよび総括)が紹介されています。
小説を読むのは好きですが、これまで文学論というものに全く興味を持ってきませんでした。「大学の文学部ってそもそも何のためにあるのか?文学部の教授って一生かかって小説の何を研究することがあるのか?」と思っていた訳です。文学も解釈の仕様によって世の中を読み解く鍵になったり、言葉の奥に現実を映す豊かな世界が広がっている、というのは正直驚きです。だって小説はそもそも人が創作したものであり、確かに時代の文化風土を反映しているかもしれないけど、時代を読み解くというのは大袈裟じゃないか、なんとでも解釈できるのではないか、人の作ったものをああでもない、こうでもないと穿り返すのは時間の無駄じゃないかと思っていたので。
子どものころからそう思っていたので、国語のテストなどいつも全然ダメでした。人が小説を解釈するのに正解なんてあるのか?と疑っていたせい。
正解があるかはともかくとして、解釈によってより豊かな世界に導かれるというのはあるかもしれない、と思った最初の経験はある映画です。「Prince & Me(邦題はなぜかプリティ・プリンセス)」という若い女の子向けのラブ・コメディがあって、普通だったら1回観て「ふうん」っていうくらいの映画なのですが、ある1シーンが好きで何度も観ています。それはシェークスピアのソネットの1文を主役の2人が議論する場面です。
主人公の女の子は医者志望で超努力家である一方、文学などは全く苦手で、(何故か)必修のシェークスピアの授業に苦労しています。シェークスピアの詩を読んでもさっぱり何が言いたいのか分からず、デンマークからの留学生(デンマークの皇太子という設定で、ある意味ハムレットと比喩を成している)に助けを求める。詩の解釈を教えてもらったヒロインは「だったらなんで最初からハッキリそう書かないの」とシェークスピアに対して腹を立てます。そこで彼が言うひとことが好き。「People rarely say what they mean. That's the interesting part」。超当たり前といえば当たり前ですが、でも確かにそうだなあと思うのです。また、朗読するシェークスピアの詩がとても美しくて、いつか読んでみたい、と観るたびに惹かれてしまいます。
(映画自体は、別に特におススメするほどではなくて、「こんなの何度も観てるんだ」と思われるのが恥ずかしいかも。演技もイマイチだし。米国Yahoo!Movies(?)では「Better than expected」と書かれていましたが。)
ともかくとして、本書では19世紀から現代までの海外著名文学書が紹介されています。全部いつか読んでみたいと思っていて先送りにしていたものばかり。パルムの僧院、カラマーゾフの兄弟、ユリシーズ、百年の孤独、など。どれも荒筋さえ知らなかったので、大まかなストーリー、何故その作品がすごいか、作者が何を考えてそれを書いたか、そこからその国(ロシアやフランスやアメリカなど)の時代のどんな空気が読み取れるか、が分かって非常に面白かった。小説の書き方というのも、語り手と登場人物との距離のとり方、小説に出てくる世界の区切り方で色々な手法があるものだということも新鮮でした(つまりこれが「文体」というものなのか!)。また、その距離感というのが作者の世界観、しいては時代の色を理解するのに効いてくる。池澤さんはそれらの作品を通し、この約170年間で人間の認識する世界観がどれ位変わってきているかと読み解くことを講義の目的とされていて、それもまた面白かった。
密度は非常に濃いですが、口述筆記形式なので大変読みやすい一冊です。これを読んで、上に挙げた4作品は読まなきゃ!と思いました。
>続きをクリックすると、映画のそのシーンのQuoteに。
評価:★★★★★
小説以外の本で久しぶりに夢中で読みました(文学論なのである意味、物語的ですが)。池澤夏樹さんが京都大学の文学部で、夏休みに行った一週間の集中講義を書き起こしたものです。7日間に亘り午前と午後ひとコマずつの講義でそれぞれ1作品、計10作品(加えイントロおよび総括)が紹介されています。
小説を読むのは好きですが、これまで文学論というものに全く興味を持ってきませんでした。「大学の文学部ってそもそも何のためにあるのか?文学部の教授って一生かかって小説の何を研究することがあるのか?」と思っていた訳です。文学も解釈の仕様によって世の中を読み解く鍵になったり、言葉の奥に現実を映す豊かな世界が広がっている、というのは正直驚きです。だって小説はそもそも人が創作したものであり、確かに時代の文化風土を反映しているかもしれないけど、時代を読み解くというのは大袈裟じゃないか、なんとでも解釈できるのではないか、人の作ったものをああでもない、こうでもないと穿り返すのは時間の無駄じゃないかと思っていたので。
子どものころからそう思っていたので、国語のテストなどいつも全然ダメでした。人が小説を解釈するのに正解なんてあるのか?と疑っていたせい。
正解があるかはともかくとして、解釈によってより豊かな世界に導かれるというのはあるかもしれない、と思った最初の経験はある映画です。「Prince & Me(邦題はなぜかプリティ・プリンセス)」という若い女の子向けのラブ・コメディがあって、普通だったら1回観て「ふうん」っていうくらいの映画なのですが、ある1シーンが好きで何度も観ています。それはシェークスピアのソネットの1文を主役の2人が議論する場面です。
主人公の女の子は医者志望で超努力家である一方、文学などは全く苦手で、(何故か)必修のシェークスピアの授業に苦労しています。シェークスピアの詩を読んでもさっぱり何が言いたいのか分からず、デンマークからの留学生(デンマークの皇太子という設定で、ある意味ハムレットと比喩を成している)に助けを求める。詩の解釈を教えてもらったヒロインは「だったらなんで最初からハッキリそう書かないの」とシェークスピアに対して腹を立てます。そこで彼が言うひとことが好き。「People rarely say what they mean. That's the interesting part」。超当たり前といえば当たり前ですが、でも確かにそうだなあと思うのです。また、朗読するシェークスピアの詩がとても美しくて、いつか読んでみたい、と観るたびに惹かれてしまいます。
(映画自体は、別に特におススメするほどではなくて、「こんなの何度も観てるんだ」と思われるのが恥ずかしいかも。演技もイマイチだし。米国Yahoo!Movies(?)では「Better than expected」と書かれていましたが。)
ともかくとして、本書では19世紀から現代までの海外著名文学書が紹介されています。全部いつか読んでみたいと思っていて先送りにしていたものばかり。パルムの僧院、カラマーゾフの兄弟、ユリシーズ、百年の孤独、など。どれも荒筋さえ知らなかったので、大まかなストーリー、何故その作品がすごいか、作者が何を考えてそれを書いたか、そこからその国(ロシアやフランスやアメリカなど)の時代のどんな空気が読み取れるか、が分かって非常に面白かった。小説の書き方というのも、語り手と登場人物との距離のとり方、小説に出てくる世界の区切り方で色々な手法があるものだということも新鮮でした(つまりこれが「文体」というものなのか!)。また、その距離感というのが作者の世界観、しいては時代の色を理解するのに効いてくる。池澤さんはそれらの作品を通し、この約170年間で人間の認識する世界観がどれ位変わってきているかと読み解くことを講義の目的とされていて、それもまた面白かった。
密度は非常に濃いですが、口述筆記形式なので大変読みやすい一冊です。これを読んで、上に挙げた4作品は読まなきゃ!と思いました。
>続きをクリックすると、映画のそのシーンのQuoteに。
May 08, 2007
スパイダーマン3
スパイダーマン3 
評価:★★★
先週、会社の同僚と観て来ました。単純に面白かったです。1か2を観たことがある人は必見でしょう。そしてどうせ観るなら絶対に映画館で観るべし。眼が追いついていかないくらいスピード感のある映像が見物です。これはTVの小さいスクリーンでは全然迫力がでません。
そもそもマンガなので、細かいことを突っ込むのはダメ。主人公のかっこ悪いダメさ加減と一途さを楽しみつつ、テンポの良いストーリー展開に目を奪われましょう。
話は3部作としてまとまりがあり、「めでたしめでたし」という感じ。「もうさすがに4は無いでしょう」という同僚に対し、「いや、作ろうと思えば4も作れるでしょ」と話していたところ、噂なのか本当なのか2009年公開でアナウンスされていました・・・さすがに4は観に行かないんじゃないか・・・と思っています。
評価:★★★
先週、会社の同僚と観て来ました。単純に面白かったです。1か2を観たことがある人は必見でしょう。そしてどうせ観るなら絶対に映画館で観るべし。眼が追いついていかないくらいスピード感のある映像が見物です。これはTVの小さいスクリーンでは全然迫力がでません。
そもそもマンガなので、細かいことを突っ込むのはダメ。主人公のかっこ悪いダメさ加減と一途さを楽しみつつ、テンポの良いストーリー展開に目を奪われましょう。
話は3部作としてまとまりがあり、「めでたしめでたし」という感じ。「もうさすがに4は無いでしょう」という同僚に対し、「いや、作ろうと思えば4も作れるでしょ」と話していたところ、噂なのか本当なのか2009年公開でアナウンスされていました・・・さすがに4は観に行かないんじゃないか・・・と思っています。
仮面の男
仮面の男
評価:★★★★
レオナルド・ディカプリオ,ランダル・ウォレス,ジェレミー・アイアンズ,ジョン・マルコビッチ,ガブリエル・バーン,ジェラール・ドパルデュー,アンヌ・パリロー,ジュディット・ゴドレーシュ
折りしも「仮面」つながりで余りにもタイムリーだったので(ガイ・フォークスの仮面をかぶったVと)、テレビでやっていた「仮面の男」も観てしまいました。実はこの映画、結構好きです。ディカプリオの映画の中では分かりやすくて普通に楽しめるし、ジェレミー・アイアンズやマルコビッチといった名優が超贅沢に脇を固めています。
原作者のデュマは子どものころ大好きな作家で、三銃士やダルタニアン物語などを夢中で読みました。Wikipediaで調べてみたら驚くべき怒涛の人生を送っていたことがわかり、密かに今マイブームです。劇作家として人気が出始めたころ、新聞の連載小説というものが発案され、それに目をつけたデュマは「モンテ・クリスト伯」や「三銃士」の連載を成功させました。莫大な富を手に入れたデュマはモンテ・クリスト伯の小説をモデルにした大邸宅を建て、そこですごい放蕩・浪費生活をスタート。築いた富は殆ど使い切ってしまい、死ぬときには何も残っていなかったそうです。そんな人柄がにじみ出ている数々の大冒険物語。ちゃんと読んだことがなかった「モンテ・クリスト伯」を読んでみようかと思っています。もう少しフランス語を頑張ると原書が読めるようになるんだけど・・・
ちなみに「仮面の男」で私が好きなのは、ダルタニアンの驚くべきダンディさと忍ぶ恋です。この人物の魅力が映画を支えているので、ディカプリオ扮するルイ14世はどちらかと言うと脇役ですね。
評価:★★★★
レオナルド・ディカプリオ,ランダル・ウォレス,ジェレミー・アイアンズ,ジョン・マルコビッチ,ガブリエル・バーン,ジェラール・ドパルデュー,アンヌ・パリロー,ジュディット・ゴドレーシュ
折りしも「仮面」つながりで余りにもタイムリーだったので(ガイ・フォークスの仮面をかぶったVと)、テレビでやっていた「仮面の男」も観てしまいました。実はこの映画、結構好きです。ディカプリオの映画の中では分かりやすくて普通に楽しめるし、ジェレミー・アイアンズやマルコビッチといった名優が超贅沢に脇を固めています。
原作者のデュマは子どものころ大好きな作家で、三銃士やダルタニアン物語などを夢中で読みました。Wikipediaで調べてみたら驚くべき怒涛の人生を送っていたことがわかり、密かに今マイブームです。劇作家として人気が出始めたころ、新聞の連載小説というものが発案され、それに目をつけたデュマは「モンテ・クリスト伯」や「三銃士」の連載を成功させました。莫大な富を手に入れたデュマはモンテ・クリスト伯の小説をモデルにした大邸宅を建て、そこですごい放蕩・浪費生活をスタート。築いた富は殆ど使い切ってしまい、死ぬときには何も残っていなかったそうです。そんな人柄がにじみ出ている数々の大冒険物語。ちゃんと読んだことがなかった「モンテ・クリスト伯」を読んでみようかと思っています。もう少しフランス語を頑張ると原書が読めるようになるんだけど・・・
ちなみに「仮面の男」で私が好きなのは、ダルタニアンの驚くべきダンディさと忍ぶ恋です。この人物の魅力が映画を支えているので、ディカプリオ扮するルイ14世はどちらかと言うと脇役ですね。
Vフォー・ヴェンデッタ
Vフォー・ヴェンデッタ 
評価:★★★
ナタリー・ポートマン,ジェームズ・マクティーグ,ヒューゴ・ウィーヴィング,スティーヴン・レイ,スティーブン・フライ,アンディ・ウォシャウスキー,ラリー・ウォシャウスキー
マリアネッリが音楽を担当していること、そして公開当時かなり話題になったこともあって、Vフォー・ヴェンデッタを観ました。未来を舞台にしたコミック原作の映画で、雰囲気的にはバットマンとかそんな感じです。第3次世界大戦が起きてアメリカは無くなっていて、イギリスもファシズムのような恐怖政治に支配されている世の中。そこで政府に復讐を誓うV
という謎の人物がメインです。主人公はVに巻き込まれる女の子で、ナタリー・ポートマンが演じています。
全体的には「まあ、普通に面白い」というくらいでしょうか。
映画のオリジナル・スコアを期待していたのですが、あまり印象には残りませんでした。そもそもウォシャウスキー兄弟(Matrix)の映画なので、美しいメロディが期待できる作品ではないですね。本作の音楽と言えば、爆発シーンに効果的に使われているチャイコフスキーの1812 Overtureではないでしょうか。このシーンは大好きです。2回の爆発シーンがこの映画の見所という気がします。
評価:★★★
ナタリー・ポートマン,ジェームズ・マクティーグ,ヒューゴ・ウィーヴィング,スティーヴン・レイ,スティーブン・フライ,アンディ・ウォシャウスキー,ラリー・ウォシャウスキー
マリアネッリが音楽を担当していること、そして公開当時かなり話題になったこともあって、Vフォー・ヴェンデッタを観ました。未来を舞台にしたコミック原作の映画で、雰囲気的にはバットマンとかそんな感じです。第3次世界大戦が起きてアメリカは無くなっていて、イギリスもファシズムのような恐怖政治に支配されている世の中。そこで政府に復讐を誓うV
という謎の人物がメインです。主人公はVに巻き込まれる女の子で、ナタリー・ポートマンが演じています。
全体的には「まあ、普通に面白い」というくらいでしょうか。
映画のオリジナル・スコアを期待していたのですが、あまり印象には残りませんでした。そもそもウォシャウスキー兄弟(Matrix)の映画なので、美しいメロディが期待できる作品ではないですね。本作の音楽と言えば、爆発シーンに効果的に使われているチャイコフスキーの1812 Overtureではないでしょうか。このシーンは大好きです。2回の爆発シーンがこの映画の見所という気がします。
Grilled Cheese Sandwich
全然どうでもいいことですが、The Devil Wears Pradaで主人公のボーイフレンドが作っているGrilled Cheese Sandwitchが美味しそうだな〜と思っていたので、レシピを調べてみました。アメリカではとってもスタンダードな人気メニュー。ピーナッツバター&ジャムサンドしかり、ただパンに何かはさんだだけで、和食やフレンチのような「食文化」を感じさせる要素は全くありません。でも美味しそうだったんだもん。
http://www.cooks.com/rec/search/0,1-0,grilled_cheese_sandwich,FF.html
要は、パンの間にチーズを挟んで、外側にバターを塗ってフライパンで焼くらしいです。
http://www.cooks.com/rec/search/0,1-0,grilled_cheese_sandwich,FF.html
要は、パンの間にチーズを挟んで、外側にバターを塗ってフライパンで焼くらしいです。
May 07, 2007
ホリデイ
ホリデイ
(出演 キャメロン・ディアス、ジュード・ロウ)
評価:★★★★★
最近映画館で観た映画その1です。みんなには2回目だとウソをついていましたが、実は3回観ちゃいました。映画館の興業収益をみると、世の中の人が映画館に行く回数は確か年間に平均一人1回未満だったと思うので、それを考えると私の行動って常軌を逸しているのかも・・・ でも宝塚や歌舞伎だって行く人は一杯行っていると思いますが私は一度も行ったことがないので、まあ、世の中そんなもんでしょう。
さて、ホリデイ。クリスマス映画ですが、ちょうど春休みムード漂う時期の公開だったこともあって、特に違和感無く休暇気分を味わえた気がします。
ストーリーはというと、キャリアも順調な30代の女性2人が恋愛に疲れ、ビバリーヒルズとロンドン郊外にある互いの家を2週間交換するところから始まります。休暇先の出会いを通じて自分を見つめ直し、新しい恋も見つける、というお話。なんかすごい紆余曲折とか困難があるというわけではなく、全体的にハッピーに、淡々と、順調に展開します。安心して観れるし、とても癒されます。
キャメロン・ディアス、ケイト・ウィンスレット、ジュード・ロウ、ジャック・ブラックという4人のメインキャストをイメージして脚本が書かれたこともあり、各人の魅力がとても活かされていて本当に適役でした。脇役の子どもたちやおじいちゃんもステキ。キャストはこの映画の魅力の1つです。
それから、何といっても私が好きなのは、この映画に出てくる5つの家です。アイリス(ウィンスレット)のSurry(ロンドン郊外)の家は信じられないくらいキュートだし、アマンダ(ディアス)のLAの豪邸も超ステキです。景色、家自体、インテリア、どれをとっても最高。LAの豪邸は家のインテリアのセットだけで100万ドルかかったらしいです。わたしが一番好きなのはマイルズの家かな。お庭に面してガラス越しに緑に囲まれた仕事場がLAらしくて、力が抜けた感じでいいなと思います。
それ以外に、アマンダの洋服も、音楽も、会話1つ1つも本当に良く出来ています。多分映画館で観た方が雰囲気が楽しめたと思いますが、見逃しちゃった人はDVDが出たら観てみてくださいね。
本当にホーム・エクスチェンジってあるのかな?私も1ヶ月くらいどこかに行きたいです。
(出演 キャメロン・ディアス、ジュード・ロウ)
評価:★★★★★
最近映画館で観た映画その1です。みんなには2回目だとウソをついていましたが、実は3回観ちゃいました。映画館の興業収益をみると、世の中の人が映画館に行く回数は確か年間に平均一人1回未満だったと思うので、それを考えると私の行動って常軌を逸しているのかも・・・ でも宝塚や歌舞伎だって行く人は一杯行っていると思いますが私は一度も行ったことがないので、まあ、世の中そんなもんでしょう。
さて、ホリデイ。クリスマス映画ですが、ちょうど春休みムード漂う時期の公開だったこともあって、特に違和感無く休暇気分を味わえた気がします。
ストーリーはというと、キャリアも順調な30代の女性2人が恋愛に疲れ、ビバリーヒルズとロンドン郊外にある互いの家を2週間交換するところから始まります。休暇先の出会いを通じて自分を見つめ直し、新しい恋も見つける、というお話。なんかすごい紆余曲折とか困難があるというわけではなく、全体的にハッピーに、淡々と、順調に展開します。安心して観れるし、とても癒されます。
キャメロン・ディアス、ケイト・ウィンスレット、ジュード・ロウ、ジャック・ブラックという4人のメインキャストをイメージして脚本が書かれたこともあり、各人の魅力がとても活かされていて本当に適役でした。脇役の子どもたちやおじいちゃんもステキ。キャストはこの映画の魅力の1つです。
それから、何といっても私が好きなのは、この映画に出てくる5つの家です。アイリス(ウィンスレット)のSurry(ロンドン郊外)の家は信じられないくらいキュートだし、アマンダ(ディアス)のLAの豪邸も超ステキです。景色、家自体、インテリア、どれをとっても最高。LAの豪邸は家のインテリアのセットだけで100万ドルかかったらしいです。わたしが一番好きなのはマイルズの家かな。お庭に面してガラス越しに緑に囲まれた仕事場がLAらしくて、力が抜けた感じでいいなと思います。
それ以外に、アマンダの洋服も、音楽も、会話1つ1つも本当に良く出来ています。多分映画館で観た方が雰囲気が楽しめたと思いますが、見逃しちゃった人はDVDが出たら観てみてくださいね。
本当にホーム・エクスチェンジってあるのかな?私も1ヶ月くらいどこかに行きたいです。
近況
すごく久しぶりのエントリーです。なんとなくブログを書く気分でもなかったのでサボっていました。
夏くらいまでに転職することになりました。これまでうちの会社から転職された方々は、あるとき突然姿を見かけなくなって、気が付くと「本日で転職することになりました」というメールを頂く、という感じでした。なんていうか、わたしはその雰囲気が寂しくて、もう少しオープンに明るくやりたいな、と思っていました。以前勤めていた会社の同僚とも全然連絡を取っていなくって、いやな雰囲気で辞めてしまったので、今回はそれは避けよう、という思いから。ですが、職場の皆さんが超忙しそうにしているなか、一人でのんびり楽しそうにしているのも申し訳なく、「オープンに明るく」って難しいですね。
そういった色々な(?)ディレンマはある訳ですが、ここはひとつ「オープンに明るく」毎日遊んで、ブログでもその様子を楽しくお伝えしたいと思います。
毎日超のんびり生活をしています。今までヨガに中々行けなかったのですが、週に3〜4回は通おうかと思っています。映画も一杯観ています。幸せ♪ 夏の一番暑いときに転職をして、もとのバリバリキャリア生活に戻れない方に一票?!
夏くらいまでに転職することになりました。これまでうちの会社から転職された方々は、あるとき突然姿を見かけなくなって、気が付くと「本日で転職することになりました」というメールを頂く、という感じでした。なんていうか、わたしはその雰囲気が寂しくて、もう少しオープンに明るくやりたいな、と思っていました。以前勤めていた会社の同僚とも全然連絡を取っていなくって、いやな雰囲気で辞めてしまったので、今回はそれは避けよう、という思いから。ですが、職場の皆さんが超忙しそうにしているなか、一人でのんびり楽しそうにしているのも申し訳なく、「オープンに明るく」って難しいですね。
そういった色々な(?)ディレンマはある訳ですが、ここはひとつ「オープンに明るく」毎日遊んで、ブログでもその様子を楽しくお伝えしたいと思います。
毎日超のんびり生活をしています。今までヨガに中々行けなかったのですが、週に3〜4回は通おうかと思っています。映画も一杯観ています。幸せ♪ 夏の一番暑いときに転職をして、もとのバリバリキャリア生活に戻れない方に一票?!
April 22, 2007
好きなんだからしょうがない
古い映画、新しい映画、シリアスな作品、アクション・・・ホラーを除きどんなジャンルの映画でも大量に観ていますが、やっぱり一番好きなのはハッピーエンドのラブコメディ。先日トラックバックしてくださった方も「おこちゃま映画」と書いていらっしゃいましたが、確かにそうかもしれません。でも「好きなんだからしょうがない。」
という訳で、お気に入りの「おこちゃま映画」を恥も外聞も捨てて紹介。
1.Legally Blonde
日本語では「キューティー・ブロンド」などという全くセンスのない名前が付いていますが、原タイトルではLegally Blonde、ブロンドでバービーみたいな主人公の女の子が元恋人を追ってハーバードのロースクールに行く、ストーリーに掛けているようです。
ハッキリ言ってすごくおバカな映画ですが、正直言ってすごく何度も観ています。観るととてもパワーが出て元気になるから。カリフォルニアらしい能天気な大学の雰囲気、大学院の少しアカデミックな雰囲気、主人公の軽薄かと思いきや非常に芯の通った性格。
いつも元気をくれます。それに、リーズ・ウィザースプーンは大好きな女優。軽い役も、『ウォーク・ザ・ライン
』のジューンのような難しい役もこなす演技派です。
ちなみに続編も出ていますが、こちらは残念ながら見る価値はありません。
ちなみに、ルーク・ウィルソンがステキです。アメリカ的な感覚でいう「本当にゴージャス」ってこういう人だと思う。ただ残念なことにお兄さんのオーウェンほど頭が良さそうでも才気に溢れている訳でもなく、俳優以外の職業についてたら全然成功しない人だろうな、と思います・・・
2.Princess Diaries
1&2
ディスニーの子供向け映画。同名のティーン小説が原作になっています。主役のアン・ハザウェイは最近『プラダを着た悪魔
』ですっかり有名になりましたが、もっと若い頃こんな役もやっていたんですね。
私がこの映画が好きな理由は、「ある日突然、王女様だったことが発覚する」お伽話にあるというよりむしろ、王妃役で出ているジュリー・アンドリュースです。子供の頃、ちゃんとまともに観た初めての映画が「サウンド・オブ・ミュージック
」と「メリーポピンズ
」で、それ以来彼女の大ファン。本当に気品があって、話し方も立ち居振る舞いも素敵でため息が出ます。「自分が年をとったらこうありたい」(もちろん無理だけど・・・)と憧れてしまいます。せめて、わたしもこんなお祖母様が欲しい(無理だけど・・・)。
ストーリーは、完全にティーンエイジャーの女の子向けです。大人の男性にはおそらくつまらないと思います。でもわたしは大好き。
ジュリーの昔の作品、サウンド・オブ・ミュージック、メリーポピンズ、そしてチキチキバンバンは、万が一観たことのない人がいれば必見!
3.You've Got Mail
すこしまともになってきました。これをおこちゃま映画と分類すると怒る人もいるかもしれません。メグ・ライアンとトム・ハンクスが反発しながらも惹かれあう2人をコミカルに演じています。
監督がNY在住、NY大好き人間であることもあって、NYの魅力が存分に描かれています。加えて、街の小さくキュートな本屋さんと大手書店チェーンとの戦い、というストーリーも、街づくりを専攻していた者としてはグッと来ます。
スクリプトもとてもよくて、本当にキュートで幸せな気分になれる映画です。まだ観ていないなんていう人がいたら、今すぐDVDレンタルしに行きましょう。
4.ファミリー・ゲーム
これもディスニーの映画です。教えてもらって観てみたらとても面白かったし、子供時代のリンジー・ローハンが信じられないくらいキュートです。
双子の姉妹がメイン・キャラクター。両親が離婚してそれぞれアメリカとイギリスに住んでいて、双子も生まれたときからバラバラに育ったという設定。お互いの存在を知らずに大きくなって、ある日サマーキャンプで自分にそっくりの子に出会い、姉妹だということを発見、入れ替わって家に帰るというお話です。とにかくリンジーが可愛いということに尽きます。
ちなみに脚本は監督のオリジナルで、同監督が今公開中の「ホリデイ
」も脚本を書いています。ホリディも家を交換するお話なので、似ているといえば似ていますね。
多分まだまだありますが、とりあえずこんなところで。
という訳で、お気に入りの「おこちゃま映画」を恥も外聞も捨てて紹介。
1.Legally Blonde
日本語では「キューティー・ブロンド」などという全くセンスのない名前が付いていますが、原タイトルではLegally Blonde、ブロンドでバービーみたいな主人公の女の子が元恋人を追ってハーバードのロースクールに行く、ストーリーに掛けているようです。
ハッキリ言ってすごくおバカな映画ですが、正直言ってすごく何度も観ています。観るととてもパワーが出て元気になるから。カリフォルニアらしい能天気な大学の雰囲気、大学院の少しアカデミックな雰囲気、主人公の軽薄かと思いきや非常に芯の通った性格。
いつも元気をくれます。それに、リーズ・ウィザースプーンは大好きな女優。軽い役も、『ウォーク・ザ・ライン
』のジューンのような難しい役もこなす演技派です。
ちなみに続編も出ていますが、こちらは残念ながら見る価値はありません。
ちなみに、ルーク・ウィルソンがステキです。アメリカ的な感覚でいう「本当にゴージャス」ってこういう人だと思う。ただ残念なことにお兄さんのオーウェンほど頭が良さそうでも才気に溢れている訳でもなく、俳優以外の職業についてたら全然成功しない人だろうな、と思います・・・
2.Princess Diaries
1&2
ディスニーの子供向け映画。同名のティーン小説が原作になっています。主役のアン・ハザウェイは最近『プラダを着た悪魔
』ですっかり有名になりましたが、もっと若い頃こんな役もやっていたんですね。
私がこの映画が好きな理由は、「ある日突然、王女様だったことが発覚する」お伽話にあるというよりむしろ、王妃役で出ているジュリー・アンドリュースです。子供の頃、ちゃんとまともに観た初めての映画が「サウンド・オブ・ミュージック
」と「メリーポピンズ
」で、それ以来彼女の大ファン。本当に気品があって、話し方も立ち居振る舞いも素敵でため息が出ます。「自分が年をとったらこうありたい」(もちろん無理だけど・・・)と憧れてしまいます。せめて、わたしもこんなお祖母様が欲しい(無理だけど・・・)。
ストーリーは、完全にティーンエイジャーの女の子向けです。大人の男性にはおそらくつまらないと思います。でもわたしは大好き。
ジュリーの昔の作品、サウンド・オブ・ミュージック、メリーポピンズ、そしてチキチキバンバンは、万が一観たことのない人がいれば必見!
3.You've Got Mail
すこしまともになってきました。これをおこちゃま映画と分類すると怒る人もいるかもしれません。メグ・ライアンとトム・ハンクスが反発しながらも惹かれあう2人をコミカルに演じています。
監督がNY在住、NY大好き人間であることもあって、NYの魅力が存分に描かれています。加えて、街の小さくキュートな本屋さんと大手書店チェーンとの戦い、というストーリーも、街づくりを専攻していた者としてはグッと来ます。
スクリプトもとてもよくて、本当にキュートで幸せな気分になれる映画です。まだ観ていないなんていう人がいたら、今すぐDVDレンタルしに行きましょう。
4.ファミリー・ゲーム
これもディスニーの映画です。教えてもらって観てみたらとても面白かったし、子供時代のリンジー・ローハンが信じられないくらいキュートです。
双子の姉妹がメイン・キャラクター。両親が離婚してそれぞれアメリカとイギリスに住んでいて、双子も生まれたときからバラバラに育ったという設定。お互いの存在を知らずに大きくなって、ある日サマーキャンプで自分にそっくりの子に出会い、姉妹だということを発見、入れ替わって家に帰るというお話です。とにかくリンジーが可愛いということに尽きます。
ちなみに脚本は監督のオリジナルで、同監督が今公開中の「ホリデイ
」も脚本を書いています。ホリディも家を交換するお話なので、似ているといえば似ていますね。
多分まだまだありますが、とりあえずこんなところで。
プライドと偏見
プライドと偏見
評価:★★★★
This is one of my very very favorite films.
ベスト10に入ると思います。
(といいつつ、ベスト10フィルムが10本以上ある気がしています・・・)
子供のときにある程度文学作品を読んだ人なら大抵めぐり合っている『高慢と偏見』。
もちろん皆話は知っていますが、ストーリーどうこうではなくこの映画は必見だと思います。
原作も日本語だと上下巻になってしまうくらい長く、かつてBBCが作成しベストセラーになったTVドラマでも12時間という長編(放映時間にはイギリスの街が閑散とした、という伝説的な噂もあり)。それをなんとこの映画では2時間に収め、しかも短さを感じさせない素晴らしい台本&編集となっています。
この映画が超おすすめである理由はキャスト、映像、音楽にあります。
これまでジェーン・オースティンの作品が映像化されたものをみると、大抵はキャストが少し年齢オーバーでいまひとつイメージとしっくり来ませんでした。おそらく高名な文学作品を演じるのに、それなりに実績のある俳優を使っていたという理由からかもしれません。でもこの時代のイギリスで「結婚適齢期を過ぎつつある年齢」といえば20そこそこであって、どう見ても30代の俳優が演じるには少しミスフィットです。
それはともかくとして、主役のキーラ・ナイトレイ、お父さん役のドナルド・サザーランド、それ以外の配役もとてもイメージどおりで演技も素晴らしいです。
また、おそらくこの映画の評価が非常に高い理由は、その映像表現の巧みさにあると思います。重要シーンごとのつなぎ目に配置された情景描写の映像が息を呑むほど美しい。
たとえば導入部分で主人公のエリザベスを追ってカメラが家に入っていく撮り方、ブランコに乗りぐるぐる回っている視線の撮り方(上手く説明できませんが、観ていただければ分かると思います)、エリザベスが明け方に鏡を見つめながら段々外が明るくなっていく様など、印象的な映像シーンも沢山あります。
最後に、音楽。サントラがすごく良いです。サントラを全部作曲したのは若手のダリオ・マリアネッリという映画音楽専門の作曲家で、それをジャン=イブ・ティボーデという(有名らしい)ピアニストが演奏しています。マリアネッリはここ数年で色々な映画のサントラを手がけているらしく、サントラつながりで映画を観てみるのも面白いかも、と思っているところです。他の作品としては「Vフォー・ヴェンデッタ」などもそうらしいです。
とにかく完成度の高い音楽。初めてサントラのCDを買ってしまいました。
というわけで、美しい映像や音楽が好きな方には特にオススメの映画でした。
***
追記
最後のシーン、エリザベスがダーシーと結婚する承諾を父に請うところがとても好きです。父親の台詞:「I cannot believe that anyone can deserve you, but it seems I am overruled」が何とも、涙が出るくらいいいフレーズだと思います。
評価:★★★★
This is one of my very very favorite films.
ベスト10に入ると思います。
(といいつつ、ベスト10フィルムが10本以上ある気がしています・・・)
子供のときにある程度文学作品を読んだ人なら大抵めぐり合っている『高慢と偏見』。
もちろん皆話は知っていますが、ストーリーどうこうではなくこの映画は必見だと思います。
原作も日本語だと上下巻になってしまうくらい長く、かつてBBCが作成しベストセラーになったTVドラマでも12時間という長編(放映時間にはイギリスの街が閑散とした、という伝説的な噂もあり)。それをなんとこの映画では2時間に収め、しかも短さを感じさせない素晴らしい台本&編集となっています。
この映画が超おすすめである理由はキャスト、映像、音楽にあります。
これまでジェーン・オースティンの作品が映像化されたものをみると、大抵はキャストが少し年齢オーバーでいまひとつイメージとしっくり来ませんでした。おそらく高名な文学作品を演じるのに、それなりに実績のある俳優を使っていたという理由からかもしれません。でもこの時代のイギリスで「結婚適齢期を過ぎつつある年齢」といえば20そこそこであって、どう見ても30代の俳優が演じるには少しミスフィットです。
それはともかくとして、主役のキーラ・ナイトレイ、お父さん役のドナルド・サザーランド、それ以外の配役もとてもイメージどおりで演技も素晴らしいです。
また、おそらくこの映画の評価が非常に高い理由は、その映像表現の巧みさにあると思います。重要シーンごとのつなぎ目に配置された情景描写の映像が息を呑むほど美しい。
たとえば導入部分で主人公のエリザベスを追ってカメラが家に入っていく撮り方、ブランコに乗りぐるぐる回っている視線の撮り方(上手く説明できませんが、観ていただければ分かると思います)、エリザベスが明け方に鏡を見つめながら段々外が明るくなっていく様など、印象的な映像シーンも沢山あります。
最後に、音楽。サントラがすごく良いです。サントラを全部作曲したのは若手のダリオ・マリアネッリという映画音楽専門の作曲家で、それをジャン=イブ・ティボーデという(有名らしい)ピアニストが演奏しています。マリアネッリはここ数年で色々な映画のサントラを手がけているらしく、サントラつながりで映画を観てみるのも面白いかも、と思っているところです。他の作品としては「Vフォー・ヴェンデッタ」などもそうらしいです。
とにかく完成度の高い音楽。初めてサントラのCDを買ってしまいました。
というわけで、美しい映像や音楽が好きな方には特にオススメの映画でした。
***
追記
最後のシーン、エリザベスがダーシーと結婚する承諾を父に請うところがとても好きです。父親の台詞:「I cannot believe that anyone can deserve you, but it seems I am overruled」が何とも、涙が出るくらいいいフレーズだと思います。
C'est la vie
この週末のテーマは映画と料理。
体調を壊したこともあり、
大量の食材を買い込み映画を山ほど借りて、
家にお籠もりです。
なので、沢山映画のレビューをしたいと思います。
ちなみに、最近母親がオレンジページが出している「基本のイタリアン」を持っていたことに触発され、
同じ本を買ってみました。
この本、たったの600円ですが、とてもよいです。
早速トマトソースをつくり、ナスのトマト焼きを作ってみました。
今日はおやつにプリン、それからアンチョビとキャベツのパスタに決まりです。
めったに料理はしませんが、一応ちゃんと作れるんだぞ。
I can cook, but I don't cook・・・っていうところでしょうか。
でも、美味しいものは人生の重要な楽しみの一つですからね。
体調を壊したこともあり、
大量の食材を買い込み映画を山ほど借りて、
家にお籠もりです。
なので、沢山映画のレビューをしたいと思います。
ちなみに、最近母親がオレンジページが出している「基本のイタリアン」を持っていたことに触発され、
同じ本を買ってみました。
この本、たったの600円ですが、とてもよいです。
早速トマトソースをつくり、ナスのトマト焼きを作ってみました。
今日はおやつにプリン、それからアンチョビとキャベツのパスタに決まりです。
めったに料理はしませんが、一応ちゃんと作れるんだぞ。
I can cook, but I don't cook・・・っていうところでしょうか。
でも、美味しいものは人生の重要な楽しみの一つですからね。
April 18, 2007
ハイ・フライヤー−次世代リーダーの育成法
ハイ・フライヤー―次世代リーダーの育成法
評価:★★★★
仕事以外の本で久しぶりにちゃんと読みきった一冊です。
とても面白かった。
経営のリーダーシップ開発について二つの考え方が整理されています。
ひとつは、リーダーシップや経営能力(“Good stuff”)というのは生まれつき備わった才能であるというもの。会社の役割は、能力のありそうな社員を様々な場でテストし、いわばネガティブ・チェックをして振り落としていくことにあります。最後に残った人が経営幹部になる、という訳です。
もうひとつは、リーダーシップは生まれつきではなく、人材育成によってCultivateされていくものである、という考え方。もちろん生まれつき向いていそうな人はいるけれども、いくら才能があれば成功できるというわけではない。当人に足りない経験を特定し、業務を通じてその経験を積ませていくことが会社の役割である、というものです。
世の中の多くの会社、特に欧米型の会社が前者のやり方で経営者を決めているのに対し、『ハイ・フライヤー』では後者の考え方を取っています。それは「CEOにまで上り詰めてすぐに失脚する人材(脱線者)が多い」という事実が気になり、事例研究をした結果であるそうです。もともと才能が有り、しかも長年に渡って様々なテストを潜り抜けてきた人材が、CEOになったとたんに失敗するのはどういうわけか、選び方が間違っていたのではないのか、という疑問を出発点としています。
研究の結果浮かび上がったのは、ネガティブ・チェックで経営者を選び出すということはつまり、確率論的に失敗せずにトップまで到達しただけであって、その人材が本当にどんな状況でも対応できるのかは分からない、ということ。また、周りが振り落とされていく中で成功を続けた結果、傲慢で人のアドバイスを聞かない人になってしまう確率が高いということ。
そうではなく、会社はポテンシャルのありそうな人材に対して、当人がこれまで経験していない分野で新しいチャレンジを与え、失敗から学ばせ、成長を促すべきである、と著者は説いています。そういった人たちをテストで脱線させてしまっては、必要な経営人材を必要な人数確保できず、結果的に会社にとってロスが大きいからです。
一番大事なのは「生まれつき」であることではなく、「新しい経験から学ぶ力」と「積極的に周りのフィードバックを求め、フィードバックをポジティブに受け止める力」だというポイントは、自分にとってもとても参考になりました。
評価:★★★★
仕事以外の本で久しぶりにちゃんと読みきった一冊です。
とても面白かった。
経営のリーダーシップ開発について二つの考え方が整理されています。
ひとつは、リーダーシップや経営能力(“Good stuff”)というのは生まれつき備わった才能であるというもの。会社の役割は、能力のありそうな社員を様々な場でテストし、いわばネガティブ・チェックをして振り落としていくことにあります。最後に残った人が経営幹部になる、という訳です。
もうひとつは、リーダーシップは生まれつきではなく、人材育成によってCultivateされていくものである、という考え方。もちろん生まれつき向いていそうな人はいるけれども、いくら才能があれば成功できるというわけではない。当人に足りない経験を特定し、業務を通じてその経験を積ませていくことが会社の役割である、というものです。
世の中の多くの会社、特に欧米型の会社が前者のやり方で経営者を決めているのに対し、『ハイ・フライヤー』では後者の考え方を取っています。それは「CEOにまで上り詰めてすぐに失脚する人材(脱線者)が多い」という事実が気になり、事例研究をした結果であるそうです。もともと才能が有り、しかも長年に渡って様々なテストを潜り抜けてきた人材が、CEOになったとたんに失敗するのはどういうわけか、選び方が間違っていたのではないのか、という疑問を出発点としています。
研究の結果浮かび上がったのは、ネガティブ・チェックで経営者を選び出すということはつまり、確率論的に失敗せずにトップまで到達しただけであって、その人材が本当にどんな状況でも対応できるのかは分からない、ということ。また、周りが振り落とされていく中で成功を続けた結果、傲慢で人のアドバイスを聞かない人になってしまう確率が高いということ。
そうではなく、会社はポテンシャルのありそうな人材に対して、当人がこれまで経験していない分野で新しいチャレンジを与え、失敗から学ばせ、成長を促すべきである、と著者は説いています。そういった人たちをテストで脱線させてしまっては、必要な経営人材を必要な人数確保できず、結果的に会社にとってロスが大きいからです。
一番大事なのは「生まれつき」であることではなく、「新しい経験から学ぶ力」と「積極的に周りのフィードバックを求め、フィードバックをポジティブに受け止める力」だというポイントは、自分にとってもとても参考になりました。
Sea Change
BeckのSea Changeというすごく好きなアルバムがあるのですが、これがいわゆる慣用句であるということは知りませんでした。
DRMについての記事(Sony Blunders With DRM Again)を読んでいて"sea change"という表現に出くわし、意味を調べてみたところ大発見。
スペースアルク:英辞郎検索結果
シェークスピア(『テンペスト』)の造語だったんですね〜。大転換、大変貌、といった意味だそうです。語感、由来や意味がステキで、お気に入りの言葉に仲間入りです。
DRMについての記事(Sony Blunders With DRM Again)を読んでいて"sea change"という表現に出くわし、意味を調べてみたところ大発見。
スペースアルク:英辞郎検索結果
シェークスピア(『テンペスト』)の造語だったんですね〜。大転換、大変貌、といった意味だそうです。語感、由来や意味がステキで、お気に入りの言葉に仲間入りです。
April 16, 2007
ディープ・ブルー
ディープ・ブルー
評価:★★★★★
「海の世界がいかに多様であり、相互依存で成り立っているか」をテーマとしたBBC制作の長編フィルムです。ナレーションはハリー・ポッターの校長先生役で一般に知名度も上がったMichael Gumbonが担当。ただガイドやナレーションは極ミニマムに留まっており、生き物たちの生態が淡々と迫力の映像で描かれています。
映像が綺麗そうだな、と思ってレンタルしてみましたが、「綺麗」なんてもんじゃないです。「ビューティフル!」「ファンタスティック」でも弱い、「マジカル」くらいあげてもいいんじゃないでしょうか。どうやって撮ったかわからないのですが、自然の美しさが存分に表現されています。
普通の生き物ドキュメンタリー(よくNHK特集で観るような)と違うのは、同じイルカでも沖のほうをちょろちょろぱっぱっと泳いでいるようなところを撮影しているのではなく、沖合いの「これぞ海本番」の真っ只中なので死ぬほどイルカがいるんですよ。イルカが何百頭も一斉に泳いでいて、誰に指示されたわけでもないのに回転ジャンプを競い合っていて、「生き物の楽園」って感じです。
サメも気絶しそうなくらいウヨウヨ。海の深いところから水面に向かって数え切れないくらいのサメが気持ち良さそうに泳いでいるシーンに身の毛がよだちます。
世界は小さい、などと言われていて地球が狭く感じている今日この頃、こんな生き物の世界があると現実感を持つことが出来なくて、どこか別の世界の話のようです。
評価:★★★★★
「海の世界がいかに多様であり、相互依存で成り立っているか」をテーマとしたBBC制作の長編フィルムです。ナレーションはハリー・ポッターの校長先生役で一般に知名度も上がったMichael Gumbonが担当。ただガイドやナレーションは極ミニマムに留まっており、生き物たちの生態が淡々と迫力の映像で描かれています。
映像が綺麗そうだな、と思ってレンタルしてみましたが、「綺麗」なんてもんじゃないです。「ビューティフル!」「ファンタスティック」でも弱い、「マジカル」くらいあげてもいいんじゃないでしょうか。どうやって撮ったかわからないのですが、自然の美しさが存分に表現されています。
普通の生き物ドキュメンタリー(よくNHK特集で観るような)と違うのは、同じイルカでも沖のほうをちょろちょろぱっぱっと泳いでいるようなところを撮影しているのではなく、沖合いの「これぞ海本番」の真っ只中なので死ぬほどイルカがいるんですよ。イルカが何百頭も一斉に泳いでいて、誰に指示されたわけでもないのに回転ジャンプを競い合っていて、「生き物の楽園」って感じです。
サメも気絶しそうなくらいウヨウヨ。海の深いところから水面に向かって数え切れないくらいのサメが気持ち良さそうに泳いでいるシーンに身の毛がよだちます。
世界は小さい、などと言われていて地球が狭く感じている今日この頃、こんな生き物の世界があると現実感を持つことが出来なくて、どこか別の世界の話のようです。
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