January 31, 2010

Books in Read



Books I am reading and am trying to read and want to read... from one of my numerous piles.

いま読んでいる本、読もうとしている本、読みたい本。。。部屋に積まれているいくつかの本の山より

Some photos (knitting)



Simple arm warmer Toast with a handspun yarn from Hello Yarn fiber in Thrive colorway.  It's my comfort project.



Orchids & Fairy Lights Hat by tiny owl knits
Yarn: Madelinetosh tosh DK in Norway Spruce
Needles: US7 4.5mm circular needles
Raveled Here
It's so lovely... so happy!

January 30, 2010

The son of Poseidon

English text below.

残念ながら、わたしがいつでもこの世の貧困や矛盾について考えているかというとそうではなくて、普段はのんべんだらりとした生活をしています。これは先日予告した、いまお気に入りのオーディオブックのお話。

年末にAvatarを観に行った際の予告編で「パーシー・ジャクソンとオリュンポスの神々」というのがあり、明らかに子供向けなのですが、ファンタジー好きでハリポタ好きのわたしのアンテナはピン。しかも、告白すると、ギリシア神話好きなのです。

原作があるらしいのを知り、Audible.comを調べるとダウンロードが可能!というわけで、年末年始、iPhoneに入れて電車の中でも、紅白を見ながら、母親に話しかけられながら、ひたすら聴いておりました。5巻分、50時間超。

話自体が面白いのと、テンポが良いのと、そして朗読をしている俳優さんがもの凄く巧いのとで、あっという間の50時間。今年中には続きが出るようなので、今から待ち遠しいです。

ストーリーはというと、パーシー・ジャクソンというシングルマザーに育てられた男の子がある日、自分が何か普通の人間ではないと知り、似たような境遇の子供たちが集まるキャンプに連れて行かれます。そこで、自分の父親が海の神ポセイドンだと知るのです。折しも、神々の世界では不穏な動きがあり、ギリシアの神々と、その前世代の太古の神々とのあいだに起きる戦争に人間が巻き込まれていきます。

読み終わってからギリシア神話について改めて調べていたところ、ストーリーは多くの部分が神話を下敷きにしていることが分かりました。登場人物はもちろんですが、エピソードなども。ジュニア向けの話だけれど、面白いです。

実は、わたしの子供の頃のひとつ目かふたつ目の夢は「ギリシア神話の研究者になること」でした。(幼稚園のときはお花屋さん、と言っていた気がするが、これは敢えてカウントせず。)小学校1年生の頃、プラネタリウムにすっかりハマって親に天体望遠鏡まで買って貰ったわたしは、毎日星を眺め本を読んでは「天文学者になりたい」と思っていました。同じ頃だと思うのですが、星座という部分にシナジー効果(笑)があり、ギリシア神話にもすっかり心酔してしまって、図書館に通っては子供向けの神話の本を読みあさる日々。大人になったらギリシア神話の研究がしたいと思ったのです。

天文学者は「算数を一生懸命勉強しないとなれない」という親の一言に、興味を失いました。星に対するロマンと、算数という(わたしにとっては)全くロマンが感じられない世界とのギャップに、あっさりと引き下がったのでした。(今考えてみると、親は「もっと数学を頑張りなさい」と言いたかったのかも(笑)。お子さんがいる皆さん、言い方は考えましょう。)

ギリシア神話の研究者は、わたしの小さい脳みそでは、それ以上なにを研究したらいいのかイメージが湧かず、こちらも図書館の蔵書をひととおり読み終わったら満足してしまいました。「ギリシア神話」に限定せず、「神話」くらい広く捉えていれば良かったのかも。

これの面白いところは、本当に神々が人間臭くて、いつも理不尽で、とても作り話とは思えないところです。いまとなっては覚えていませんが、もしかしたらわたしは人間というものを神話の世界で学んだのかもしれません(笑)。
また、大人になって読み返してみると、 英語で普通に使う表現の多くがギリシアの神々と繋がっていたり(神々の性質や出来事がそのまま意味になっている)、それに有名な色々なブランド/商品の名前がギリシア神話から付けられているのも分かります。一粒で3度くらい美味しい、素敵なお話です。

I am sorry but I don't think about the poverty and injustice that often.  Usually, I knit and listen to good stories on a warm sofa in my room.

I've listen to the audiobook of Percy Jackson series during my Christmas/New Year holidays.  The audio production is fascinating, the actor is very talented.  And the story is very well written, I fully fully enjoyed it.  All 5 books in 50 hours, I never had a moment of bore.

I used to read a lot of Greek myths when I was 7, and one of my first future dreams was to become a mythologist.  Unfortunately,  my small brain was not able to imagine what a mythologist can possibly study.

But anyway, as everyone knows, myths (and often the Bible) are full of unethical and unjust episodes.  I can't remember clearly now, but I might have learned about the human beings from Greek myths at the age of 7, perhaps.

January 29, 2010

West Wing

I had this DVD set of Season 1 for more than 2 years. Somehow I had not watched it yet. Wonder why, because it is really good.
I know it's full of American idealism and conscience and values. Not everyone in the rest of the world likes it.  Often it is all about politics and not much about running a country. But I still find the story very interesting.  I love the episode on Capital Punishment.  Brilliant.

What motivated me to watch this series is our country's new government.  It's a widely recognized fact that the new government is struggling and not doing very well.  But they also opened up a lot of hidden agendas, and,we learned how little we knew about how our country has been managed.  I don't know if this is a good thing, but it is certainly interesting too me.  So, as I watched the debate at the lower house the other day, the opposing party was attacking fearlessly (of course, they have to defend what they had been doing, and they know all the wrong-doings), and the leading party wasn't even properly prepared.  I know they are all older and more experienced than me, but how frustrating they seem in front of the nation, both of them!

West Wing (ザ・ホワイトハウス)というドラマを見始めました。複数の友人がはまっているというのを聞いてボックスセットを買ったのですが、そのまま2年以上放置していた作品です。ひとつの理由は、非常に早口なのでかなり画面を注視しないと理解できず、編み物の友としては非常に不適だったことがあります。ただ、わたしの編み物が上達したのか英語が上達したのか、見ながら編み物が出来るまでに成長しました。
何故突然見ようかと思ったかというと、先週・今週と体調が悪かったため数日会社を休み、その間ぼーっと国会中継を見ていたからです。これまでの人生、国会中継を見ようと思った記憶がありません。もちろん、平日の昼間なので大学生以外は(大学生でも)見ようと思っても見れるものではないのですが。母は子供のころ、「イライラするから見たくない」と言っていたように思います。今でも非常にイライラします。でも面白いです。
あの中継の様子をみていると、自民党の「我々はエキスパートだ、民主党は何も分かっていない」という態度が気になります。でも国民がNot Good Enoughと判断したのだから政権が交代したともいえます。でも一方で自民党議員の質問は非常に的を得ていて、こんな質問にも答えられない民主党の閣僚の勉強不足も露呈します。とはいえ、間違いを指摘する方が簡単で、膨大な政権関連の意思決定をすべて知り尽くすというほうが大変だということは分かります。いずれにしろ、どちら側にもものすごくイライラします。
でもそれでいいのだと思います。気が長いと言われそうですが、そういって恥をさらして民主党の議員さん方には勉強して成長して貰いたいです(と書いていたら、さっきニュースで中曽根さんが似たようなことを仰っていた。。。)。また、自民党の方々はこれまでより良い政策案を出して、どんどん攻めて行って貰いたいと思います。素晴らしい代替案があって政権奪取をするのであれば、それも良し。
この緊張感がいいですね。

ともあれ、West Wing。アメリカの価値観でいっぱいですが、とても面白いです。このシーズン1の死刑の是非を考えるエピソードが心に残りました。もう一度見ようと思います。

政治の話は賛否両論あると思いますので、意見が違う方にはごめんなさい。色々な人がいるから面白い、と大らかに考えてください。

PS:昨日のブログを書いてから、仕事中に急に気になってODAのウェブサイト等を見てみたのですが、普通の会社みたいな決算報告書っていうものがないんですね。(ほんとはあるのに探せなかっただけ?)援助したお金がどれくらい帰って来たのかとか、焦げ付きはいかほどか、普通の会社でいえばいわゆるGOEなどがどれくらいなのか、普通まずそういった配分を見たいと考えます。しかも、一般会計と特別会計がどうなっているのか、いまひとつよく分かりませんでした。こんなに分かりにくいとは、知らなかった。。。。こんな状態で、無駄を削減するといっても、何にどれだけ使っているのか本当に分かるのでしょうか。(会計監査院がこういうチェックをしているのかな。。。考えたことなかったけど。それとも不正の確認だけ?)とはいえ、ODAなんて国家予算からしたら小さいもんでした。防衛費からどれくらいが海外援助活動に使われているのか、他にも関連する費目があるかもしれませんが。無知の恥さらしのようになってきたので、この辺で止めておきます。

気になる本

以下、日経BPから来たメールのコピペです。

*********

『民主主義がアフリカ経済を殺す』
■ポール・コリアー著
■甘糟智子訳
■定価2,310円(税込み) ISBN978-4-8222-4787-4

最貧のアフリカ諸国では、深刻な危機がなんと民主主義によって増幅されている。
先進国の市民が一様に信じる民主政治の「選挙」は、いかにアフリカ社会を破壊し、
疲弊させているか。世界的に評判を呼んだ『最底辺の10億人』の著者が、アフリカ
大陸の驚くべき真実をえぐりだす。

本書は次のように主張している。
・国際社会の優柔不断が、彼らを中途半端な場所へ着地させてしまった。
・「選挙」への幻想を捨て、経済再建に真剣に向き合うべきだ。
・援助におけるダブル・スタンダードが必要なときがある。
・クーデターの抑制は必要であるが、完全に排除すべき選択肢ではない。

January 27, 2010

I am looking for an answer

I am fully aware that many people will be shocked or even become angry if I say this. But let me spell my question out. So that we can discuss.

Globally, we have a serious population and resource inequality issue. The population is exploding in the poorest area. My question is, is it any good for us (Western countries and Japan) to try to save those lives and feed them?
Please don't get mad just yet. I have been thinking about this question for more than 15 years, while occasionally donating to those organizations who help those poor people. I often think about adopting a refugee child myself.

I know, when there are dying people in front of you, you desperately want to help them. When there are starving children, you want to feed them.
But on the other hand, no one helped us when any of the advanced countries had famines and plagues. We suffered loss of population and managed to recover ourselves. Usually, we somehow managed the size of population we can support ourselves.  When the living condition of poor workers became too life-threatening in the post-industrial revolution era in UK, it was the capitalists who realized this problem before it was too late.

So, those doctors and scholars and others who help those poor people in Africa, do they think about this fact that the population is ever more increasing where we have the least amount of food? Are they like, "please, god please, someone find a solution while we keep these poor and sick people alive...!" ?

Unlike trying to help the people in Haiti (my company deducted a fair amount from my salary with my consent), I still have a big trouble convincing myself to donate my hard-earned money to those organizations.  I don't feel like I am helping the world to get better.

I am looking for someone or something to convince me...

英語で書ききったら、日本語を書くのが面倒になってしまいました。気づいておられる方もいらっしゃるかと思いますが、英語と日本語では必ずしも内容が同じではありません。

要は、悩んでいるのです。皆様からの怒りやお叱りを覚悟して言うと、アフリカなどの極貧地域で難民支援や医療活動をするのが本当に良いことなのか?と言いますか、そういう活動に寄付をすることが本当に世の中を良くする助けになるのか?大学のときからもうかれこれ15年以上悩んでいます。

もちろん死にそうな人々を目の前にして、何かせずにはいられない気持ちも良く分かりますし、わたしも難民の子供を養子に貰おうかと考えることもしばしばあります。

でも、極貧の地域で人口が爆発しているいま、こういった活動が本当に良いことなのか、助けになっているのか、本当に分からないのです。実際に活動している方々はどのような思いなのでしょうか?例えば自分の収入の中から3万円を毎月寄付しよう、というときに何を選ぶか。今回ハイチにも少し寄付をしましたが、こういうのは分かりやすいし悩まないのです。知人がアフリカで起業するために旅立ちました。自分には出来ないけど、すごいことだと思う。でも、行き場の無い人たちを狭いキャンプに集めて生活を助け、人口がどんどん増えているというのはどうなのでしょう?(これは極論過ぎるかもしれません。。。)

自分の勉強不足もさりながら、これはどういうことなのか、果たしてその活動に寄付をするのがより良い地球の役に立っているのか、答えが知りたいと大学のときから思い続けています。

January 26, 2010

Goodbye, my sandals

Japanese text below.(日本語は下にスクロールしてください)

As I understand it, the heart and soul of Asian (Chinese, Japanese, Korean, at least) medicine is to warm your body, and occasionally cool it down when it takes too much heat.  But basically, warmer the better.  Breathing, heabs, acupuncture, or others, all come down to warm up and increase blood circulation.  This is the intrinsic difference between Eastern and Western medicine (I think).

This morning, I was not feeling too well (I have Ulcerative Colitis, as I have written in Japanese the other day, yes), so I took my time and was vacantly watching a news program.  They were talking about various methods of warming up your body in the cold winter.  Food, bath, and others.  I forgot most of them, but one idea, seems truly innovative for me, was to wear 4 pairs of socks on top of the others.  OK, two is understandable.  But all four at the same time (without having 8 legs, of course) is unimaginable.  As it turned out, there are very thin socks exist just for this purpose.

The key is to warm your foot at all times.  We have this expression in Japanese (or chinese?) "to keep your foot warm and keep your head cool"  is the best for your health.  Even in summer, these people wear 3 or 4 layers of socks.  The other key is to wear silk socks as the first layer, and it helps your body to detoxicate.

So, 4 layers.  Thin silk socks, thin wool or cotton socks, thin silk socks, then warm wool socks.  There are many shops that sell these sets.  And, as you can imagine, you won't be able to wear regular heels with wearing 4 layers of socks, let alone sandals.  Well, I am not a big fan of sandals, anyway.

I don't know if this really works, but it is worth giving a try.  Anything that might help making me better is worth trying.  I will let you know if I find out anything!

今朝調子がいまひとつだったので少しゆっくり出社しました。それでぼーっと生活ホットモーニング(NHK)をみていると冷え対策についてやっていました。その中でひとつ印象に残ったのが、靴下4枚重ね!はあ?って感じですが、徹底的に頭寒足熱をすることで体質改善をした人がいるそう。実際にこのアイデアを発見したお医者さん?というのも、家族中で色々と試した結果、絹、綿か毛、絹、綿か毛、の4つのレイヤーに辿り着いたそう。一番肌に近いところをシルクにすることでデトックスにもなるらしいとネットでは書いてあります。

ことの真偽は分からないのですが、体が良くなる可能性があるのであれば試してみる価値があるかな、と思っています。とりあえず4枚履くだけで体がぽかぽかしてくるそうです。これまでどちらかというと靴下を履かないほうが多いタイプだったので、違いが良く分かるのではないかと思います。

もちろん、4枚も履けば普通の靴も履けないし、サンダルも無理。この点はどうするかは靴下を履いてみてから考えます。。。

Both hands so full

I don't know what came over me, but I casted on 4 new projects in one day.  I don't know anyone has ever done that.

For one thing, I finished two sweater projects.  For another, I grew so impatient about my ability (or lack of it) to consume the stash of yarns in my apartment.  I needed some drastic measure.

Here are what I started and finished this past weekend.

Handwarmers

Pattern: Improvised based on Kolenya

Yarn: My handspun with Pigeonproof Fiber BFL, Bulky (110 yards for 100g)

Needles: 4.0mm circular needles

I casted on 30 stitches and knitted straight (12 rows of k1p1 rib, then knit 7 rows) until I increased for thumb (5 stitches in total in 6 rows).  I set aside these 5 stitches plus 4 stitches, CO3 stitches to fill the gap, then knitted on.  Decreased down to 24 stitches before the ribbing.  Pretty simple, right?  The yarn is bulky.

It only took me a few hours to knit the pair.  It's warm, and looks tweedy.  I love them!

Orchids & Fairy Lights

I have been eyeing this design for a while, and I wanted to use my favorite stash yarn as well.  Please click and take a look at the photo on the designer's blog.  Stephanie is such a talented designer, and she seems to be a musician as well.

This is the yarn I am using.  So beautiful!  It's perfect because I only have one skein.

[caption id="" align="alignnone" width="300" caption="Madelinetosh Tosh Worsted in Norway Spruce"][/caption]

Image courtesy of Backwards Loop (online yarn shop). I did not buy this one from this shop, but I bought a lot of other type from this shop, so please forgive me.

Forest and Frill

Unfortunately I could not find the blog post of this pattern.  This is by the same designer, Stephanie.  I wanted to knit this forever, but the yarn was deep in my stash and I was just very lazy to dig and get it out.  This is the photo, by Stephanie.  Hope it is OK to post here. I will create full link back to her blog and Ravelry page.

[caption id="" align="alignleft" width="280" caption="Forest & Frill cardigan photo by Stephanie, tiny owl knits"] [/caption]

I am so looking forward to finish this... if I don't succeed, I am sure I will give it another try with other yarn!

Tiny owl knits and her other blog are truly worth visiting.  I love all her photos and her stuffs!  Everything is so lovely and makes me sigh.

Citron

This is my third new project.  Citron shawl is a free pattern available at Knitty. If you have not heard of Knitty, it's a free web-based quarterly magazine, features free new designs and articles about knitting and yarn.  There are so many great patterns, all for free!

I happened to have just one hank of the exact lace yarn the pattern suggests.  I don't know why I chose this color, but I have it anyway, and it's actually pretty in person.  I don't know how long it will take, but well, you will never finish anything without starting it.  So.

[caption id="" align="alignnone" width="300" caption="Image from, again, Backwards Loop. Malabrigo Lace"][/caption]

Shifting Sand Scarf

I just wanted to knit something with this pretty yarn.  I had other pattern in mind when I bought it, but so many people are knitting the pattern with the exact same yarn and color, so I wanted to do differently.  I am still not sure I this was the right choice of pattern.  Manos del Uruguay Wool Clasica in Wildflowers.   The pattern can be found here.



Today I was giving a knitting lesson to one of my colleagues ^-^ over lunch, and realized that knitting is a superb way of expanding our three-dimensional perception.  You knit circles, squares, pull here and sew there, and create completely different 3D shapes in various creative ways.  Knitting gives you more freedom than sewing in this perspective.

January 24, 2010

Upper East Side and Barcelona (& Baltimore?)

Unintentionally, I happened to rent three(!) Scarlet Johanson films this week.  All were pretty good, as it turned out.

The Nanny Diaries

The Japanese title of this film is like " Why I got so mad at the teddy bear" which is to the point, but kind of ridiculous as a movie title.  So I had very little expectation.  But I enjoyed it!  The plot was good, Laura Linny was brilliant, and Alicia Keys was very beautiful.  But what I liked about this film the most was the costume!  All the clothes were pretty and inspiring.  I tried to learn more about the costume designers, but it seems that they did not use anything special, they just picked up cute things from French Connection and other fast fashion brands, designers brands, and some second hand shops.

日本語では「わたしがクマにキレた理由」などといいう変なタイトルがついていたため、Nanny Diariesが原作の映画だと見始めるまで気がつきませんでした。とはいえ原作も読もうと思ったことはなかったのですが、これが意外と面白かった。話はもちろん、ローラ・リニー(すごく色々な映画に出ている演技派の俳優です)が良かったし、アリシア・キーズが美しかった!でもなにより、衣装がすごく可愛くて参考になりました。ネットでコスチュームデザイナーを調べてみたけど特別なものは使っていなくて、普通にファストファッションやデザイナーズブランド、古着屋さんなどで集めて来たものらしいです。

ストーリーは、大学出たてで何をしたらいいか迷っている女の子が何となくマンハッタンのお金持ちの家の乳母になり、ひと夏苦労をしながら自分を発見するという、まあ普通のお話です。

Vicky, Christina, Barcelona

I heard so many good things about this film, so I wanted to watch it for a long time.  I love it!

There are these two American tourists to Barcelona, who fall into strange relationships with an local artist and his crazy beautiful wife.  Well, the story itself was intriguing and interesting enough, but I loved it because the film is just beautiful.  All scenes are colorful and airy and nostalgic.  I've been to the city twice, and I just love the atmosphere.  I love the look and feel of the film, more than the story itself.

それでも恋するバルセロナは観た人が皆すごくいいと言っていたので、DVDが出るのを楽しみにしていた作品です。うん、良かったです。でもわたしはストーリーそのものより、バルセロナの景色や空気の感じ、色の土っぽい感じが好きです。バルセロナは2回訪れたお気に入り(強盗にあってもなお、)で、映像を見ているだけで「ほんわか」した気持ちになります。

He's Not That Into You

I did not care to know who were in the film, and I did not mean to watch this one, it's just a few of my friends mentioned it, so I was intrigued.  This film is about many styles of love stories between 4, 5 or more couples who directly and indirectly know one another.  All relationships are imperfect, and the characters struggles some to try to get out, some to try to get deeper into it.  In the end, not all relationships took happy courses, but some were really nice and touching.  Good film, overall.

意図せず選んでしまったスカーレット・ヨハンソン出演作の3つ目は「そんな彼なら捨てちゃえば?」です。これも日本語のタイトルがイマイチ。観るつもりはなかったのですが、やはり友人が良かったと言っていた気がしたので。

様々な恋愛が絡み合うオムニバスですが、ストーリーとしてはこの3本のなかで一番好きかな。全部がうまく行く恋ではないですが、ほろりとする良い話もあって、観て良かったと思いました。それにしても、恋する男性というものをもう暫く見かけていない気がします。日本では絶滅危惧種なのかな。

Green and Grey

It's been a while since I wrote about knitting, but I do, of course, constantly knit.  I just finished two of my problematic projects and I just had to tell the world about them.

Amber

Design by Lisa Richardson

Pattern available free on Rowan website

Ravelry Link

Yarn: Misti Alpaca Chunky Solid in Silver Melange 5.5 skeins

Needles: 6.5mm and 8mm circular needles

The moment I saw the design, I really had to make it.  Ordered the yarn, and instantly started.  There are not much changes, but I knitted it in the round up to the armholes with smaller needles (6.5mm) instead of 8mm.  I switched to 8mm when I knitted the turtle neck.  I shortened the neck somewhat, for it was getting way too long.  I think it is still too long, because the yarn is much softer and more drapery than the original yarn.

I kind of like how it turned out, but it sheds alpaca fiber like crazy.  I am blocking in warm water now.

Diagonal Stitch Coat
Pattern designed by Wenlan Chia of Twinkle knit

Available in Vogue Knitting Fall 2007

Ravelry Link

Yarn: Twinkle Soft Chunky in Clover, approx 4 skeins (or more?)

Needles: 10mm circular needles throughout

I am so happy to get this off my needles! Finally!  Like I said a while ago on this blog, I cultivated this yarn from other cardigan I made, so I had to make something better than what it used to be.  Think I succeeded!   I am not sure if I am going to wear it outside, but at least it's very warm and comfy, perfect for the coldest winter.

Mods:  The pattern is for a coat, but I made a jacket because I only had 5 skeins, for which I am glad.  It would have been pretty heavy if I used 7 skeins.  I also changed the neckline into shawl collar.  Happy!

January 22, 2010

花のひらくやうに

花のひらくやうに
おのづから、ほのぼのと
ねむり足りて
めざめる人
その顔幸にみち、勇にみち
理性にかがやき
まことに生きた光を放つ
ああ痩せいがんだこの魂よ
お前の第一の為事(しごと)は
何を措いてもようく眠る事だ
眠つて眠りぬく事だ
自分を大切にせよ
さあようく
お眠り、お眠り

高村光太郎詩集より

家に放ってあった詩集を出してきて、昨晩寝る前に読みました。
高村光太郎の詩には素敵なものが多くて好きなのですが、
上の一篇は寝る前の気分にぴったり。

毎日しょうもない本や映画三昧で何の努力もしていない感じもしつつ、
自分の好きなことに突き進むからこそ、道が開けるというような気もします。
自分の好きなことに没頭するから、他の人との違いが生まれるわけで。
そういう意味で私は、勝間さん的努力は美しくない、と思うのですが、
努力すること自体は美しいと思う。
世の中に決められた指標や枠を目指して努力するより、
とことん好きなことを「この人ちょっと変」と言われるくらいに全うする人生に憧れます。

ちなみに、「想像力と数百円」とは良いコピーだなと思います。
新潮文庫の夏のキャンペーンのために糸井さんが作ったコピーだとのこと。
言葉のちから。

ちなみに、こんなものを見つけました。

Theresa Andersson

This is my most favorite artist at this very moment. The other day I was browsing through old Morning Becomes Eclectic Show on KCRW, and found Theresa's live performance back in June or May 2009. WOW. The voice, the joy, the groove. She is quite something.

Watch it on Theresa Andersson - Morning Becomes Eclectic on KCRW.  I first listened to it on Podcast, but video is perhaps better.  It blows you away!  And I luv luv loove Jason Bentley's voice, too.  I can listen to him all day long.

You can also watch her on Youtube below.  She is really playing in her kitchen. Ha.






今この瞬間(ここ2週間くらい)一番気に入っているアーティストです。スウェーデンの田舎?出身らしいテレサ・アンダーソン。とにかくスゴい。通勤途中に本を読みながら聴こうと思ったら、なんと歌から耳が放せなくなってしまって気がついたら会社でした。是非Morning Becomes Eclecticのライブを聴く、または観てみてください。今CDを取り寄せ中なので、届くのが楽しみ。ちなみに、聞こえてくる音は全部その場で彼女が鳴らしている&歌っているもので、それを複雑にサンプリングして重ねて、さらにボーカルを重ねています。

曲では、私のお気に入りはYouTubeの映像をリンクしたBirds Fly Awayです。

KCRW Morning Becomes Eclectic のDJ、Jason Bentleyの声もスウィートでステキ。一日中聴いていたい。

January 21, 2010

Books

先ほど本の話題を書いたので、年末年始で読んだ本を少し。実は12月後半からネタは溜まりに溜まっていて、ただブログを書いていません。

さよならドビュッシー」中里七里

本屋さんで今年の「このミステリーがすごい!」大賞に選ばれていたので、買ってみました。たしかにミステリーとしては良くできているし、主人公が障害を負うことになるストーリー上、いろいろとその手の話も出て来て「ふうむ」となるのですが、あんまり私の好みじゃないです。深みがない。

だからといって万城目学さんの本にどんな深みがあるかといわれると言葉に窮する訳ですが、なんだろう、本を読み終えると目の隅に見えてくる別な世界があるか、ということでしょうか。障害者を主人公にして無理矢理どんでん返しを作っているように感じられるのです。イマイチ。

とはいえ、今年の大賞に選ばれただけあって良い作品なのだと思います。わたしの好みが変わっているだけだと思います。なんせ村上春樹が好きじゃないと言っている人には滅多にお目にかかりません。

Ender's Game by Orson Scott Card
エンダーのゲーム (ハヤカワ文庫 SF (746))
年末年始、実家に帰っても暇なのですが本を沢山持って帰るのも重いので、編み物の友にと思ってオーディオブックを大量にダウンロードしました。(Audible.comを愛用しています)その中の一冊が、これ。本としてもオーディオブックとしても非常に評価が高くて、全く聞いたことがない作者の作品だったにも関わらず手を付けてみたものです。
これは文句なしに面白い。
未来の世界、宇宙から別な生命体に侵略されそうになって以来、宇宙戦争を戦う精鋭部隊を育てるために子供の頃から英才教育をする事態になっています。宇宙で戦う人材は地上とは違う感覚とものの見方を身につけなければならない、ということで、見込みのありそうな子供を集めては宇宙基地に送りひたすら司令官を育てる教育をするのです。エンダーという男の子もその一人。非常な知能を持ちながら人格的にも適任で、司令官養成学校でメキメキと頭角を現します。
でもこの本の面白さはそんなSF的な部分にあるのではなく、エンダーとその姉のヴァレンタインの心の葛藤にあります。二人にはさらにピーターという兄がいるのですが、ピーターの残忍で狡猾なこと。エンダーもヴァレンタインも自分の能力を伸ばしたい一方で、自分の中に潜んでいるかもしれない「ピーター的人格」の陰に怯えます。
いや、とにかく面白い。Amazonのレビューによると翻訳はイマイチのようですが、原作もそんなに分厚くないんじゃないかな。いずれにしても面白いです〜。是非映画化してほしい。

これ以外にもオーディオブックで発見!した本がありますが、そのネタはまた別の機会に。すごく面白いので、そう簡単に書けません。

万城目学&読書

ブログを読んでくださっている方は承知しておられるとおり、わたしは日本の小説というものを余り読みません。(ついでに、日本映画もとんと見ません。特に映画館では。)子供の頃や学生の頃は太宰治や夏目漱石を読んだり、宮本輝や吉本ばななやティーンズ小説を読んだり、まあちょこちょこと読んではいましたが、現代作家ではほんとに少し。でもたまに本屋さんに行くと「おや」という発見があり、そうすると一気呵成にその作家の作品を読みます。

一時期は小野不由美さんの本にハマって読みました。でも結論もなくシリーズものを書くなんてひどい。。。未だに完結しないシリーズが10年近く放っておかれ、どうなっているんだろうかと時々思い出します。

それはそうと、「鹿男あをによし」をドラマでやっていたとき、それに原作があることを知り、ドラマは見なかったものの小説は読んでみました。余りに突拍子のない話なのですがもの凄く面白くて、二晩くらいであっという間に読んだ記憶があります。

その後、万城目作品を買いそろえ、似た感じの森見登美彦作品もいくつか買い、そのまま本棚の後ろの列(本棚はもはや一段に前後2列で詰め込んである)で2年近く眠っていたのでした。

お正月明け、テレビにも飽きドラマにも飽き、映画館で上映中の目玉作品も観てしまっていたので、なんとなく手に取ったのが「プリンセス・トヨトミ」。万城目さんの比較的最近の本です。部屋にはビジネス書の山が二つくらいあるのにも関わらず、どうも小説が読みたくなってしまったのです。鹿男が奈良で本作が大阪が舞台です。周りにある歴史都市にくらべミステリーのなさそうな大阪という土地を舞台に(わたしの勝手なイメージで済みません)、こんな突拍子もない話を思いつくものか、という感じでした。とにかく面白くて、またあっという間に読みました。

そこで辿り着いたのが「鴨川ホルモー 」。っていうか、順番が逆な気もします。これが京都を舞台にしたデビュー作です。
ホルモーというのは特定の人にしか見えない鬼を使って行う戦争ごっこ、というか対戦ゲームの名前です。京都の4大学対抗で千年前から伝わる(かもしれない)ホルモーに引きずり込まれた大学生のお話。まあ、まったく訳が分からないです。でも、万城目さんの作品は設定は奇天烈なのに、話の展開や登場人物の悩み、会話、人間関係が妙に納得感、現実感があって、すっと入り込める気がします。それに古都の地下には蠢く「なにか」があるような気がして、見たいけど見たくない感じが自分の持っている古都のイメージにぴったりと来ます。

とはいえ、京都や京大というものに私が一方的に憧れているだけかもしれません。
大学受験のセンター試験申し込み直前になって突然京大を受けたいと言い出し、「今から社会科をもうひとつ勉強して間に合うか」と先生に相談しにいったところ、あっさり「何をいまさら、やめときなさい」と諭され諦めた。。。でも今考えたら地理のセンターくらい、2週間あれば間に合ったんじゃないかという気も。(当時東大と京大はセンター試験の社会が2科目だったのです。今もかな?ちなみに私は世界史受験でしたが、地理のほうが沢山単位を取っていました。)(注:正確には、コメント参照のこと)
この思いつきで終わった一件が「実現されなかったつかのまの夢」として私の中に残り、無意識のうちに「京都的なもの」に惹かれてしまうような気もします。
もし受けていたら平野啓一郎さんと同窓生?(あ、いえ、受かっていたら。。。)

そう、同世代の京大出身作家は私の知る限り3人いて、一人は平野さん、森見さん、そして万城目さんです。平野さんの作品はデビュー作を受賞時に読みました。ファンの方には申し訳ないですが、エーコなど類似作品を読んでいた私には新鮮みが感じられず、難しい言葉を使っているなあ、という印象しかありません。今回万城目作品を読破した後、森見登美彦さんの「夜は短し歩けよ乙女」を少し読んでみましたが、こちらも言葉遣いが古風なわりに話には深みがなく感じました。設定がすっ頓狂なのに話の運びに納得感がある万城目さんにたいし、森見さんの話は筋書きに脈絡がなくて「この人それで何を書きたいのかしら?」と思ってしまう。あくまでも私の個人の感想です。でも、なんかね。どちらも頓狂な話なのに、何故でしょう?

というわけで、万城目さんの作品にどっぷりとハマった2週間。さっき「作家の読書道」というウェブ上の連載で万城目さんの回を見つけ、その読書歴にさらにうなってしまいました。

http://www.webdoku.jp/rensai/sakka/michi74.html

子供の頃に読んでいた本はかなり自分と似通っていて、ただ途中から日本文学を読破されていた、というあたりからかなり違います。わたしは海外文学を片っ端から読んでいたので。でも何だか原点が同じな気がして親近感が湧きました。紹介本を参考に、幾つか読んでみようかと思っています。

少し春

昨日、ふと思い立って病院に行ってきました。
私がこれまで中々病院に行かなかった理由は、ひとつは時間が全く読めないことです。午前中の診療でも午後の診療でも結局一日がかりになってしまって、会社を休むことになってしまいます。しかも具合が悪いのに、病院の居心地の悪い簡易椅子に5時間とか座っていることになります。
次の理由は、病院に行っても結局薬を貰うだけだからです。薬なら家にまだ少しあったので、暫くそれを飲んでやり過ごしていました。まあ、飲めば一週間位すると段々回復してきます。
三つ目の理由は、薬を飲みたくないことです。腸の薬は何故か胃への副作用が強く、二日目くらいから全然食欲がなくなり、会社で椅子に座っているのも辛い感じになります。胃を保護する薬も一緒に貰うのですが、あんまり効き目がありません。しかもその胃の薬がこの世の何よりも苦いのです。これまで口にしたことのある苦さを5倍くらいにして、さらに粉が一向に口から無くならない様子を想像してみてください。投薬治療は「苦」の一語に尽きます。(まあ、良薬口に苦しというくらいで、良くなろうと思ったらそんなことは言っていられないことくらい、知ってます。薬が本当に体に良いのかは別として。)
そんな訳で、ここ暫く(2年以上?)病院に行っていませんでした。怒られました。
先日のブログでもお察しのとおり、今回はどうにも闘う力も残っていなくて、このまま野たれ死に、くらいの気力だったので、いよいよまずいな、と取りあえず相談に行ってみたのです。4年前には正常だったヘモグロビン値が3年前くらいから下降していて、今回は正常の半分しかないことが分かりました。出血が積み重なって血が薄くなってしまっていたらしいです。どうりで朝家を出るのも階段を上るのも苦しかった訳でした。鉄剤を貰ってきましたが、鉄剤も胃への負担が大きくて気分が悪くなるかもしれないそうです。まずは体調を回復することが先かな。
ここまでくるといっそのこと、入院したほうが食べ物の心配も寒さの心配もないし楽かな、と思います。ただ、入院してパジャマ生活になると本当に病人のようになって、昨日まで普通に会社に行っていたのに、なんだか1万年の彼方から地上に帰って来たような感じになってしまいます。

今日は大事をとってお休みし、薬が効いて痛みは収まってきました。なんとか上り坂を頑張ります。

January 19, 2010

大変ご無沙汰しています。
(遅ればせながら、あけましておめでとうございます)

新年、体調を整えてから元気にはじめようかと思っていたのですが、一向に回復の兆しが見えません。今日は朝はそれほど悪くなかったのですが、午前中お腹が痛くて全く仕事にならず、お昼ご飯も食べられませんでした。昨日・一昨日はそんなに食べたりしていないのに。。。今回はいつもと症状が少し違う気がして、いつもより腹痛が酷い気がします。
こんなにお腹を壊してばかりだと長生きしなそうだな、と思いつつ、この生活をあと40年も続けるのも大変なので、それもいいかなと思ったりします。
先日友人と、闘病をどの段階で諦めるか(または最後まで諦めないか)について話していたのですが、まったく決着はつきませんでした。わたしが意外と諦めが良いのは、子供の頃に大病をして一旦は良くなって、もう十分生きさせて貰った、という気持ちがあるからかもしれません。壮年になって突然重病になった人は、そう簡単に諦めきれないのかもしれません。闘病を続ける人にとって自分が良くなるかは実はそれ程重要ではなくて、ただ家族に辛い思いをさせないため、家族を楽にさせてあげるために良くなろうと努力するのではないかと、私は思います。生きることと死ぬことは確率でなりたっていて、ひとつの連続した帯で繋がっていて、あまり大それたことではないような気がします。自分がやり終えられなかったことを代わりに引き受けてくれる人なんて、この世に数万といます。
まあそんな訳で、極冬から緩やかに回復中です(回復していればの話ですが)。今年ものんびりと宜しくお願いいたします。