このブログ、かつては映画レビューのブログだったのに、最近すっかり編み物系、そして私の放浪癖をして皆様を驚かせるという場になっているようです。
本当は以前のようにロードショー映画を全て映画館で観るという習慣を守りたいのですが、なんせ時間がなくて。引っ越しをしてからというもの、深夜映画館から歩いて帰れない、というのも大きく起因しています。次回引っ越す際は、考慮したいと思います。
そんな理由で、バットマンシリーズの最新作も映画館で観れず、とても後悔しました。近頃ようやく家で観て、それからもう一度Returnsから見直し、クリストファー・ノーラン監督（１作目の時には自分より年下だったということにも驚きつつ）の力量にあらためて感心。カメラワークがすごいし、３作そろえてみると、話が良くできているんです（彼が脚本も担当）。３作目はとても悲しいです。
バットマン、アメリカに住んでいた従兄弟がお土産でくれたVHSを小学生のときに何十回も繰り返し観て、これで英語のヒアリングを鍛えたといっても過言ではない、とても愛着のある作品です。プリンスのサントラもすごいし、ジャック・ニコルソンの演技、ダークなウィットが散りばめられたティム・バートンのセンス、どれをとっても秀作です。
所詮コミックだから、クレイジーだけど。
Have you ever danced with the devil in a pale moon light?
台詞だって覚えています。
マイケル・キートンが主演した続編はまだいいとして、その後の何作かは最初のスパークルがなくなってしまって相当詰まらなかったのですが、2005年から始まった新シリーズ、やっぱり面白い。しかも主演が、小学生の時にファンレターまで書いたことのある、クリスチャン・ベール。全然アクション映画でヒーローを演じるようなタイプじゃない彼の抜擢が、この映画に深みを与えている気がします。やっぱりヴァル・キルマーじゃだめでしょ。
今日風邪でぼーっとしながら、ヒース・レジャーの遺作となった前作、Dark Knightを観ました。これまでヒースがこの役のせいで自殺しちゃったのではないかと思うと悲しくて、DVDを持っているにも関わらず１度しか観ていなかったので、正直すごく新鮮でした。
カーアクション、ビルの屋上から飛び降りるシーン、爆発、ほとんど実写で撮ったというのに驚き。命懸けの（そして莫大な資金をかけた）こだわりです。
さて、長々と書いてしまいましたが、次回作まで何年も待てない！というフラストレーションとともに締めくくりたいと思います。前作で結局ジョーカーがどうなったのか明らかにされず、しかもロビンが登場したことで、絶対続きがあると思うのですが、まだ監督や俳優のラインアップには予定されていないようです。この際、映画が早くプロダクションに入れるよう、仕事を辞めて手伝いに行きたいです。
隠れコウモリファンより。
It's like jumping out of the closet, but I've been a HUGE Batman fan and a Christian Bale fan since I was 10. I literally watched the first movie several dozen times and memorized all the lines. I wrote a fan letter to Christian when I was 11.
All these had come together in the recent Batman Returns/Dark Knight series in 2005, and you can imagine the depth of my regret for missing the latest installment in the theater (for I was too busy with launching amirisu - which was, well, totally worth it.)
I watched the Rises several days ago on BlueRay, was quite impressed (and at the same time very sad), and has been re-watching the prior ones these days.
Today I took a sick leave (somehow I got cold, which is really unbelievable, because I have been eating yogurt every day without fail) so I watched the Dark Knight in the afternoon on my couch. (Because I was extremely sad about it being the last Heath film, I could not bare watch it again, not until today. ) It was fantastic - all those action scenes shot in live action - incredible.
Then I noticed, we really don't know what happened to Joker after that. There must be a sequel, right? It seems there is nothing "bat-related" queued in Christopher Nolan's pre-production projects, and I am frustrated because I cannot hardly wait for another few years. I might be dead by then. I feel like just quitting my job and go out to the Hollywood to help out in whichever way I can - well, I can build architectural models, can sew, can knit (yeah, of course), and can draw. Can I help?
Showing posts with label 3'. Favorite Film. Show all posts
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December 25, 2012
June 06, 2012
Venus Crossing
I heard in the morning news that the Venus is crossing the surface of the sun, right now, and it only happens every 100 years or so. The next chance is going to be 105 years later.
I am a Taurus, and the Venus seems to always affect my fate (well, if I pretend to believe in Astrology, that is). This once-in-a-hundred-year happening with the Venus should mean something to me. What big change or event coming upon me? I haven't a slightest idea.
This and past week, I have had very little time because of 3 reasons:
(1) this week, I have dinners and events all evenings that I hardly can do anything after work. during the day, I go back and forth btw 2 offices, while reading 3 books at a time.
(2) I joined a KAL (knit-along) organized/designed by kitman, a very talented knit designer, with other Ravelry people. Which means, I knit and knit and knit to catch up with everyone else.
(3) I watched the whole season 1 of Game of Thrones. I watched it in 3 days. I bought the book more than a year ago, but could not finish the first chapter until I watched the show. Now I am very motivated to read the entire series of books.
I am trying to re-organize my life.
I am designing pages for amirisu now. I am going to redesign my website soon. I am probably going to rent an office space for my own. I am traveling to Italy twice this year.
Right now, I have no idea where things are taking me. Just go with the flow?
今朝のニュースで金星が太陽の表面を通過しているというのを知りました。非常に珍しくて、次回は105年後だそう。東京は曇りでちょっと見えない雰囲気で、残念。
私はおうし座なので、星占いを見るといつも金星が一番メインのインフルエンサーらしい。だから、こんな100年に一度の出来事がなにか影響を及ぼすに違いない（星占いというものを信じていると仮定すれば。。。）。何か起こるのかなー？全く想像できません。
最近自分はインプットモードに入っていて、中々ブログを書くモードに入りません。毎日アップデートしている人って凄いなあ、と思う。それ以外にも、
（１）今週は毎晩会食やら女子会やらレクチャーやらが目白押し。
（２）先週末からkitmanがオーガナイズしているKAL(knit-along)に参加しています。 Ravelry 上でオーガナイズされているもの。置いてかれないように、頑張って編んでます。上級、というだけあって、本当に本当にややこしいです。最初死ぬかと思った。
（３）そして、Game of ThronesのDVDが届いたので見始めました。3日で観破。昨晩はディナーから帰宅した後、12時くらいにフィナーレを観て大泣き。
「これまで観たドラマの中で最高の出来！」という海外からのコメントを見て期待はしていましたが、本当に素晴らしいです。アメリカのテレビ局って1年に1度くらい、凄くお金をかけたスペクタクルものを制作していて、RomeだとかHelen of Troyだとか過去にもあったけれど、原作の質が違うのか、今回は桁違いだと思う。本で続きを全部読んじゃいそうな予感。
それ以外にもタンタンの映画を見たり（面白かった！DVD買うかも）、本も2~3冊同時並行で読んでいて、隙間時間がありません。
なんというか日本語にするのが難しいんだけど、生活を変えようと（うー、違うな）というか、行動の再設計をしようとしています。そんな感じ。
今amirisuのサイトや記事の設計をしています。ウェブのデザインや記事のレイアウトやニュースレターのコンテンツの設計。自分のサイトのデザインも変えようと思っているし、新しくオフィススペースを借りようかとか、イタリアに今年は2度行くので何か形にできないかとか画策中。（あ、もちろん昼間は仕事してますよ。）
何がどう転ぶか全然分からない、そんな現状です。流れのままにテキトウに？
I am a Taurus, and the Venus seems to always affect my fate (well, if I pretend to believe in Astrology, that is). This once-in-a-hundred-year happening with the Venus should mean something to me. What big change or event coming upon me? I haven't a slightest idea.
This and past week, I have had very little time because of 3 reasons:
(1) this week, I have dinners and events all evenings that I hardly can do anything after work. during the day, I go back and forth btw 2 offices, while reading 3 books at a time.
(2) I joined a KAL (knit-along) organized/designed by kitman, a very talented knit designer, with other Ravelry people. Which means, I knit and knit and knit to catch up with everyone else.
(3) I watched the whole season 1 of Game of Thrones. I watched it in 3 days. I bought the book more than a year ago, but could not finish the first chapter until I watched the show. Now I am very motivated to read the entire series of books.
I am trying to re-organize my life.
I am designing pages for amirisu now. I am going to redesign my website soon. I am probably going to rent an office space for my own. I am traveling to Italy twice this year.
Right now, I have no idea where things are taking me. Just go with the flow?
今朝のニュースで金星が太陽の表面を通過しているというのを知りました。非常に珍しくて、次回は105年後だそう。東京は曇りでちょっと見えない雰囲気で、残念。
私はおうし座なので、星占いを見るといつも金星が一番メインのインフルエンサーらしい。だから、こんな100年に一度の出来事がなにか影響を及ぼすに違いない（星占いというものを信じていると仮定すれば。。。）。何か起こるのかなー？全く想像できません。
最近自分はインプットモードに入っていて、中々ブログを書くモードに入りません。毎日アップデートしている人って凄いなあ、と思う。それ以外にも、
（１）今週は毎晩会食やら女子会やらレクチャーやらが目白押し。
（２）先週末からkitmanがオーガナイズしているKAL(knit-along)に参加しています。 Ravelry 上でオーガナイズされているもの。置いてかれないように、頑張って編んでます。上級、というだけあって、本当に本当にややこしいです。最初死ぬかと思った。
（３）そして、Game of ThronesのDVDが届いたので見始めました。3日で観破。昨晩はディナーから帰宅した後、12時くらいにフィナーレを観て大泣き。
「これまで観たドラマの中で最高の出来！」という海外からのコメントを見て期待はしていましたが、本当に素晴らしいです。アメリカのテレビ局って1年に1度くらい、凄くお金をかけたスペクタクルものを制作していて、RomeだとかHelen of Troyだとか過去にもあったけれど、原作の質が違うのか、今回は桁違いだと思う。本で続きを全部読んじゃいそうな予感。
それ以外にもタンタンの映画を見たり（面白かった！DVD買うかも）、本も2~3冊同時並行で読んでいて、隙間時間がありません。
なんというか日本語にするのが難しいんだけど、生活を変えようと（うー、違うな）というか、行動の再設計をしようとしています。そんな感じ。
今amirisuのサイトや記事の設計をしています。ウェブのデザインや記事のレイアウトやニュースレターのコンテンツの設計。自分のサイトのデザインも変えようと思っているし、新しくオフィススペースを借りようかとか、イタリアに今年は2度行くので何か形にできないかとか画策中。（あ、もちろん昼間は仕事してますよ。）
何がどう転ぶか全然分からない、そんな現状です。流れのままにテキトウに？
March 12, 2012
Lumiere
"No one has ever seen anything like it before."
"Come dream with me!"
「それはまったく誰も見たことのないような光景だった。」
「さあ、私と一緒に夢を見にいこう。」
I went to watch "The Invention of Hugo Cabret" on last Friday night. It could be the best film I ever saw. It was just pure treasure. It's not a kid's film. If you haven't watched it, please do.
amirisuたちは平日も、そして日曜日も仕事中。でも金曜日の夜はお休みして、わたしは一目散に映画へ。なんせ５本も観たい映画があるから、片っ端から観ないと間に合わない。
そして、映画館で観るならダントツ、「ヒューゴの不思議な発明」が良い。
というか、わたしが人生で観た数千本？の映画の中で一番好きな映画と言えないこともないほど、気に入りました。子供向けと思ったら、そうではなくて、大人に子供の気持ちを思い出させるというのがテーマの映画。
ファンタジーかと思ったらそうではなくて。子供の成長物語かと思ったらそうではなくて、大人の成長物語というのか。
ヒューゴはパリの駅舎の壁の中に住みながら、駅中の時計のネジを巻き、その傍らでお父さんの形見のオートマトン（自動ネジ巻き人形？）を修理しようと試行錯誤しています。完成したかに見えたけれど、やっぱり必要なパーツがひとつ欠けている。それはハート形をした鍵穴に差さなければならない鍵。
長尺の台詞のないイントロの映像が面白く、パリの街並の映像が美しく、音楽もステキで、ストーリーも面白く、子供が可愛く、話は奥深く、ちょっと泣けて、セットデザインが素晴らしく。マーティン・スコセッシ、すごい。私にとって、映画に望むべきものはこれ以上はありません。
もっと若い頃にこの映画を観ていたら、間違いなく映画製作の世界を目指していただろうな。誰も未だかつて観たことのないものを作りたい。そんな情熱に溢れた映画です。
本当に、最高に、おすすめ。
"Come dream with me!"
「それはまったく誰も見たことのないような光景だった。」
「さあ、私と一緒に夢を見にいこう。」
I went to watch "The Invention of Hugo Cabret" on last Friday night. It could be the best film I ever saw. It was just pure treasure. It's not a kid's film. If you haven't watched it, please do.
amirisuたちは平日も、そして日曜日も仕事中。でも金曜日の夜はお休みして、わたしは一目散に映画へ。なんせ５本も観たい映画があるから、片っ端から観ないと間に合わない。
そして、映画館で観るならダントツ、「ヒューゴの不思議な発明」が良い。
というか、わたしが人生で観た数千本？の映画の中で一番好きな映画と言えないこともないほど、気に入りました。子供向けと思ったら、そうではなくて、大人に子供の気持ちを思い出させるというのがテーマの映画。
ファンタジーかと思ったらそうではなくて。子供の成長物語かと思ったらそうではなくて、大人の成長物語というのか。
ヒューゴはパリの駅舎の壁の中に住みながら、駅中の時計のネジを巻き、その傍らでお父さんの形見のオートマトン（自動ネジ巻き人形？）を修理しようと試行錯誤しています。完成したかに見えたけれど、やっぱり必要なパーツがひとつ欠けている。それはハート形をした鍵穴に差さなければならない鍵。
長尺の台詞のないイントロの映像が面白く、パリの街並の映像が美しく、音楽もステキで、ストーリーも面白く、子供が可愛く、話は奥深く、ちょっと泣けて、セットデザインが素晴らしく。マーティン・スコセッシ、すごい。私にとって、映画に望むべきものはこれ以上はありません。
もっと若い頃にこの映画を観ていたら、間違いなく映画製作の世界を目指していただろうな。誰も未だかつて観たことのないものを作りたい。そんな情熱に溢れた映画です。
本当に、最高に、おすすめ。
February 09, 2012
The Ghost
The English text follows.
今日は仕事など何だかとっても滅入る日だったので、気分転換にギンレイホールでやっているゴーストライターを観に行きました。
友人が映画も本もオススメ！といってペーパーバックを貸してくれていたのをやっと読み始めたのだけれど、映画の映像が素晴らしいと聞き、まずは映画を観ることに。
いやー、面白かった！！美しかったし。最後のシーンが特に好き。本当に良かった。さすが、ポランスキー。
で、も。今日の気分には。。。
ぐったりです（笑）。
でも本当に面白かったし、もう一回今夜をやり直すとしても観に行っていたと思います。
昨日梅の話を思い出したのは。
なんか未だに自分が寒さを耐え忍んでいる感じがするからかな。
確かに今まで１０数年、冬になる 度に具合が悪くなっていたりとかしていたけど、去年くらいから調子がいい。でもまだ 寒空の下、必死に咲こうと踏ん張っているような気がしてしまいます。人生って一生そうなんだろうか。
My friend recommended both the movie and the book, and has lend me a paperback a while ago. I finally started reading it, but decided to watch the movie first, for it is on the re-run right now.
Yes, it was absolutely fantastic. One of the best, perhaps, I'd seen in recent years.
But. The reason for going to the theater today was to change my mood.
I feel a bit depressed now, in truth.
Nevertheless, I powerfully recommend the movie to anyone. It was really beautiful and well choreographed.
今日は仕事など何だかとっても滅入る日だったので、気分転換にギンレイホールでやっているゴーストライターを観に行きました。
友人が映画も本もオススメ！といってペーパーバックを貸してくれていたのをやっと読み始めたのだけれど、映画の映像が素晴らしいと聞き、まずは映画を観ることに。
いやー、面白かった！！美しかったし。最後のシーンが特に好き。本当に良かった。さすが、ポランスキー。
で、も。今日の気分には。。。
ぐったりです（笑）。
でも本当に面白かったし、もう一回今夜をやり直すとしても観に行っていたと思います。
昨日梅の話を思い出したのは。
なんか未だに自分が寒さを耐え忍んでいる感じがするからかな。
確かに今まで１０数年、冬になる 度に具合が悪くなっていたりとかしていたけど、去年くらいから調子がいい。でもまだ 寒空の下、必死に咲こうと踏ん張っているような気がしてしまいます。人生って一生そうなんだろうか。
My friend recommended both the movie and the book, and has lend me a paperback a while ago. I finally started reading it, but decided to watch the movie first, for it is on the re-run right now.
Yes, it was absolutely fantastic. One of the best, perhaps, I'd seen in recent years.
But. The reason for going to the theater today was to change my mood.
I feel a bit depressed now, in truth.
Nevertheless, I powerfully recommend the movie to anyone. It was really beautiful and well choreographed.
July 21, 2011
HP7P2
(I rather feel sorry for those who never enjoyed great fantasy and adventure novels, whether growing up or after becoming adults. Most people I know have never read Lord of the Rings series, Arsene Lupin, the Eight, nor Earth's Children series... not to mention HP.)
I indeed went to the theater on the opening day, and the final and the last installment of the HP series was truly fantastic.
From my perspective, HP1 was really one of the very first movie that the motion picture version didn't disappoint the fans of the original fantasy/SF books. Despite a lot of things and people appear in the story are totally fictional and no one has ever seen them in real, the movie producers and designers somehow managed to come up with the image that everyone agrees upon.
This is really ground-breaking, I think.
And this is the reason all the fans of the book rush to the theaters everytime a new installment comes out - NOT because the movies are as interesting as the books.
Even for the very last movie, story-wise, I was disappointed that the movie left out all the details and character depths of Snape and Dumbledore. The parts that make readers wonder if the HP series is really for children.
If you have not watched the movie nor read the book yet, and think about reading it sometime in the future, I would recommend:
(1) Read the books rather than movies
(2) Try to endure the first 2 books, even though they are rather childish, because all the stories are inter-connected
(3) If you are a Japanese, DON'T EVER READ THE JAPANESE TRANSLATION. I am sorry for the translator, but she is not that good.
Anyway, this may be the last time I would write about HP, and thank you for bearing with me one last time.
Somehow, at the end of the Space Discovery era, at the end of the HP series, and what with the earthquake and radiation and all, it feels like this is the end of our dreams.
The dream that science can create a better future.
The dream that there are still wonderful world out there, waiting to be discovered.
The dream that future will be better than now.
The idea that we can invest in somethings we don't understand but seem to have potential.
This is why I feel so sad these days. That it feels like people only believe in what they can see by their eyes (even though their brains may be tricking them).
June 26, 2011
TRON
Everytime I saw its teaser in theaters, it left me utterly lost. The story looked so uninteresting. But, since Disney has spent enormous amount in its production, I suspected that it can't be all bad.
Then, I found out that there used to be an previous old version of TRON in 1980s.
I actually rented the movie. 80% of the movie looks like below:
You have no idea what I mean unless you watch it.
So I finally rented the new one (TRON Legacy) and watched it tonight. Wow. I wish I had seen it in a theater. I already have the soundtrack, which is a masterpiece (AND the music directer of the film is Jason Bentley, the host of Morning Becomes Eclectic at KCRW Santa Monica, my hero). The story is not as geeky but not so bad, and the visual was fantastic. I am not saying TRON will make your heart throb and leave you with tears. This movie is for "wow" experience.
We need more mind-blowingly creative films like this. Some of them may turn out to be complete disaster, but we definitely need them.
May 17, 2011
A Dream Now Lost
I watched the 2009 movie 3 times during the weekend, sometimes half asleep. I couldn't knit because it hurt to move my arms, let alone read. I wanted to watch something simple and relaxing, some story that I know very well.
As the pain receded I became curious about the old Star Trek series. I rented the movie 1 ~ 4 on iTunes and watched them all in one breath.
The old movies were surprisingly well made. The special effects were obviously very low tech, but not corny. There were many small episodes that lead to the new film, which was a pleasant finding.
The designs of space crafts, items, how the world functions, must have given great amount of thoughts. It was the future the 60s to 80s people had imagined and dreamed with such great expectations. Now the reality is revealing itself from behind the curtains, and we are realizing that we are, and should be, very happy to stay on this planet.
The mere USS Enterprise itself has several hundreds of crews, as many shuttles enough to evacuate them all, not to mention food and fuel to support its journey for many months. This ship is for public peace-keeping, not for-profit. Even if, in 1000 years from now, we have the technology to build this kind of ship, it's very unthinkable that the world would function that way. Or will there be a true breakthrough, like computers had come about in this world in the last 60 years?
If the dream is no longer a dream for us, at one point, perhaps we should have a funeral for the lost dream... It's a little sad.
April 04, 2011
Around the Boundaries
I stumbled upon this quote through "StumbleUpon" (how did they know I am into quotes these days?) and thought it's a perfect description of this weekend.
So, I went to this performing art event, one of which performers was a friend of mine. He shoots films and takes photos, so performing was new to him. On the other hand, watching such performing art was completely new to me. In some instances, I didn't know whether I should laugh, stay put, or respond to the performances. For me, the whole interactions of people, among the performers, and between the performers and the audiences, were intriguing and interesting.
Today, I went to watch Never Let Me Go with a good friend. The movie was truly and ultra-terrestrially beautiful... and unforgivingly sad. The concept was almost gross, almost. We were both able to watch it to the last, because of its beauty and the magnificent acting.
All in all, it was a great work, and I was glad I did not watch it alone.
Kazuo Ishiguro is a Japanese writer, despite his English upbringing and his writing in English, which makes me proud somehow.
I actually have drawn for a while at Starbucks afterward - I am still very nervous about drawing in public, but I am pushing the boundary. Thomas Pynchon's book, which, according to my friend, awfully resembles a pillow, is my new challenge.
March 29, 2011
King's Speech
I discovered that I love drawing people. People as a subject is very tricky. Harder than landscape or flowers, in which you really don't have to draw exactly as they are. You can add a petal or two, a house or 10 houses, and no one will notice. It's easy to notice the difference between the picture and the model in case of portraits. But I still like it. I want to be able to do it relaxed and effortless. I succeeded a little bit with Helena on the right. Not with Colin.
I also realized that I love drawing on dark backgrounds with white pencils. I used to do that a lot while in highschool or in college, unintentionally. I used to draw the full moon on black piece of paper.
March 28, 2011
Hot and Cold
I wrote last Friday that I would post more photos from the last trip, but I have been suffering from heavy headache since then, and have not had an energy to edit more images.
I seem to have caught a cold, for I felt hot and cold and hot, repeatedly throughout today, and now again cold. Slight fever. It's been unusually cold in Japan this year, so my mental (feeling spring) and physique (still feeling cold) are in a hard debate whether this is almost April or not.
But, some images of my drawings I can post. I can't stop to draw these days. Knitting projects in a basket are screaming for more attention...
I watched the Untouchables for the second time, the first time being when I was 10 or something.
True elegance.
Classic.
It felt like the movie was one of the last works done in Hollywood's Golden Age. I love everything about it.
When I was a little girl, I used to say that "one day, I want to marry someone who would look like Sean Connery when he gets old." Never imagined back then that nobody would look like Sean Connery except for Sean Connery himself! Wished I had a chance to see him in person while he is still genki.
I seem to have caught a cold, for I felt hot and cold and hot, repeatedly throughout today, and now again cold. Slight fever. It's been unusually cold in Japan this year, so my mental (feeling spring) and physique (still feeling cold) are in a hard debate whether this is almost April or not.
But, some images of my drawings I can post. I can't stop to draw these days. Knitting projects in a basket are screaming for more attention...
True elegance.
Classic.
It felt like the movie was one of the last works done in Hollywood's Golden Age. I love everything about it.
When I was a little girl, I used to say that "one day, I want to marry someone who would look like Sean Connery when he gets old." Never imagined back then that nobody would look like Sean Connery except for Sean Connery himself! Wished I had a chance to see him in person while he is still genki.
February 06, 2011
The Young Victoria
![The Young Victoria [Blu-ray]](http://ws.amazon.com/widgets/q?MarketPlace=US&ServiceVersion=20070822&ID=AsinImage&WS=1&Format=_SL160_&ASIN=B001C46P2K&tag=ikeastyle-22)
An amazingly romantic, beautiful movie. Emily Blunt, who played the mean co-worker in the Devil Wears Prada, was very charming and serene. She successfully portrayed a new Victoria, naive but strong and wise.
I had always been wondering what kind of a queen Victoria was, for it was one of the most prosperous time of the English history. In my school history books, I remember learning many things about the Elizabeth, but not much about Victoria... Most of the descriptions about her era were dedicated to Industrial Evolution and all that had happened during the period, non politically.
Another reason for watching this film is the gorgeous dresses and the interior decoration. Makes me want to watch it again.
I love this green dress!
 |
| http://periodmoviecaps.blogspot.com/ |
January 23, 2011
Social Network (Movie)
![The Social Network (Two-Disc Collector's Edition) [Blu-ray]](http://ws.amazon.com/widgets/q?MarketPlace=US&ServiceVersion=20070822&ID=AsinImage&WS=1&Format=_SL160_&ASIN=B0034G4P7Q&tag=ikeastyle-22)
Went to watch the movie with my long time buddy on Friday night. Truly amazing story, great acting, great camera work and directing. One of the best I've seen in the past year.
And it's the most incredible and unimaginable true story.
My friend was a NYU film major, who has intensive experiences in the actual film making. It's always fun to go to movies with him, for he sees what we don't see on the screens. It's similar to chess or igo masters, that they see so much more on their boards than normal people do. They see stories, battles and futures on them.
I am fascinated by the idea of knowledge enables us to see a whole new picture of things in front of us. Experiencing and studying give us new lights, depth and infinite details. That makes us unique and fascinating individuals.
December 26, 2010
in a theater (again) today. It was fantastic!!! Probably one of the best I've seen this year. Cher and Christina Aguilera was amazing. I can't believe Cher can still sing like that.
ABACUS AND SWORD 武士の家計簿
ABACUS AND SWORD
武士の家計簿
Went to watch a Japanese film in a theater for the first time in a loooong while, on a Christmas eve. A part of the reasons was that the leading actor is my favorite. But regardless of that, the film was very good and I'm glad I watched it.
The story is about a life of a man in 19th century (during Edo period), who was an accountant to one of the regional kings in Japan. His family had been a middle class samurai, and had served as accountants for several generations.
The Japanese values shown in this film are surely outdated (of course, the film is about 19th century world), but the same values still form the baseline of Japanese culture, I think. Diligence, seriousness, act without saying a word, never falter by unexpectedness, discipline from childhood, no complaining, frugality, etc.
I felt that the movie itself could have been better edited, but the story was great.
武士の家計簿
Went to watch a Japanese film in a theater for the first time in a loooong while, on a Christmas eve. A part of the reasons was that the leading actor is my favorite. But regardless of that, the film was very good and I'm glad I watched it.
The story is about a life of a man in 19th century (during Edo period), who was an accountant to one of the regional kings in Japan. His family had been a middle class samurai, and had served as accountants for several generations.
The Japanese values shown in this film are surely outdated (of course, the film is about 19th century world), but the same values still form the baseline of Japanese culture, I think. Diligence, seriousness, act without saying a word, never falter by unexpectedness, discipline from childhood, no complaining, frugality, etc.
I felt that the movie itself could have been better edited, but the story was great.
November 21, 2010
Movies
The September Issue
A documentary about Anna Wintour, Editor in Chief at Vogue USA. She is said to be the model for the Meryl Streep's role in "the Devil Wears Prada".
Lots of beautiful clothes, arguments, photo shoots, and more shoes. I love it.
The job is more about managing the business and the quality, than the fashion itself, and that fascinates me.
Exam
Director, Stuart Hazeldine
Starring: Luke Mably, Adar Beck, Gemma Chan
I happened to find this at a rental store, and I loved it. The story is about 8 people from different backgrounds and ethnicity came together in one closed room to take an exam for this extremely high-paying job, about which no one really knows. The concept is like 12 Angry Men. Great mystery.
Okuribito/Departures
A Japanese film which came out a few years ago and was once very popular here. I finally got around to watch it, and true, it was a wonderful film.
I also watched Gran Torino (Clint Eastwood) but hmmmm, it was not my cup of tea. There is this contradiction in the film itself, that a decent man who sacrifice himself for others advertise about it. It felt so weird that some people like to make this kind of movie.
October 30, 2010
Favorite Movies of All Time
I have been meaning to write about my all-time favorite films. It is so hard, you all know it. I have no idea if these are my favorites, or if I want to watch them again. I really don't know.
ずっとお気に入りの映画について書こうと思っていたのですが、選べない。。。トップ１０なんて無理でした。ここに選んだのも本当に好きなのか分からないし、もう一度見たいかも分からない。
Goodwill Hunting グットウィル・ハンティング
What a great script.
l'Insoutenable légèreté de l'être 存在の耐えられない軽さ
I watched it just once. I only remember the very last shot of the film. But it was great.
Les Parapluies de Cherbourg シェルブールの雨傘
Jacque Demy is one of my favorite film director. I love all his other films.
Superman I スーパーマンI
If you know me then you know how much I am in love with Superman. Both old and new ones.
Pretty in Pink プリティ・イン・ピンク
This is a film from when we were all girly and dreamy. You just can't miss this film.
Back to the future バック・トゥ・ザ・フューチャー
Who needs an explanation? We all were in love with M.J.Fox... at least I was, when I was 11. Madly in love.
Dead Man Walking デッド・マン・ウォーキング
Luokala Lokki (Seagul Diner?) かもめ食堂
A Japanese film. It's about a Japanese woman who opened a diner in Finland. If you can find it somewhere, I highly recommend it.
Holiday ホリデイ
Love the houses, love the script, love the great actors.
You've Got Mail ユー・ガット・メール
I probably have watched this film more than any other films out there.
Before Sunset ビフォア・サンセット
I love everything about this one, too.
Infernal Affairs インフェナル・アフェアーズ
The original HK version is 10 times better than the Decaprio one. Although I admire him and Martin Scorsese.
The Sliding Door スライディング・ドア
Neverland ネバーランド
007 Series
Especially non-Connery ones. sorry, but I LOVE him when he is over 50 years old.
Footloose フットルース
You may have noticed by now, the list is in no particular order.
If I am to add a few more, they would be: Pulp Fiction (John Travolta, yey!), Un Homme et Une Femme, Gangs of New York (Daniel Del Lewis is one of my heroes) and Seven Years in Tibet. Or Audrey Hepburn films (all of them, except Always. I hate Richard Dreyfuss.).
Actually Seven Years in Tibet and Joe Black could go into my top 15.
ずっとお気に入りの映画について書こうと思っていたのですが、選べない。。。トップ１０なんて無理でした。ここに選んだのも本当に好きなのか分からないし、もう一度見たいかも分からない。
Goodwill Hunting グットウィル・ハンティング
What a great script.
l'Insoutenable légèreté de l'être 存在の耐えられない軽さ
I watched it just once. I only remember the very last shot of the film. But it was great.
Les Parapluies de Cherbourg シェルブールの雨傘
Jacque Demy is one of my favorite film director. I love all his other films.
Superman I スーパーマンI
If you know me then you know how much I am in love with Superman. Both old and new ones.
Pretty in Pink プリティ・イン・ピンク
This is a film from when we were all girly and dreamy. You just can't miss this film.
Back to the future バック・トゥ・ザ・フューチャー
Who needs an explanation? We all were in love with M.J.Fox... at least I was, when I was 11. Madly in love.
Dead Man Walking デッド・マン・ウォーキング
Luokala Lokki (Seagul Diner?) かもめ食堂
A Japanese film. It's about a Japanese woman who opened a diner in Finland. If you can find it somewhere, I highly recommend it.
Holiday ホリデイ
Love the houses, love the script, love the great actors.
You've Got Mail ユー・ガット・メール
I probably have watched this film more than any other films out there.
Before Sunset ビフォア・サンセット
I love everything about this one, too.
Infernal Affairs インフェナル・アフェアーズ
The original HK version is 10 times better than the Decaprio one. Although I admire him and Martin Scorsese.
The Sliding Door スライディング・ドア
Neverland ネバーランド
007 Series
Especially non-Connery ones. sorry, but I LOVE him when he is over 50 years old.
Footloose フットルース
You may have noticed by now, the list is in no particular order.
If I am to add a few more, they would be: Pulp Fiction (John Travolta, yey!), Un Homme et Une Femme, Gangs of New York (Daniel Del Lewis is one of my heroes) and Seven Years in Tibet. Or Audrey Hepburn films (all of them, except Always. I hate Richard Dreyfuss.).
Actually Seven Years in Tibet and Joe Black could go into my top 15.
June 02, 2010
Milk
やっとTsutaya Discasで順番が回って来て、観ることができました。ショーン・ペン主演のMilk。
７０年代に全米で初めてゲイで公職に就いた、ハーベイ・ミルクという人物を描いた映画です。いまではサンフランシスコ、それもカストロ地区はゲイのメッカであり、手をつないで歩いている同性カップルを見ても全く驚かないし普通なのですが、ミルクがこの地区に東海岸から越して来たときはゲイはヒッソリと目立たないように暮らしていて、それでも嫌がらせを受けます。近隣のいざこざを仲裁しているうちに地区のリーダー的存在になり、選挙に立候補。そのような葛藤と仲間との交流や愛を描いています。
映画自体スゴく良かった。脚本やカメラワークなど。それから、普段ゲイではない俳優の、ゲイの役となった途端に目つきが全然違うところ。社会的には隠しているんだけど、本人たちには分かる程度の、微妙な色気。
他の映画で良く見かける俳優の７０年代ルックが何とも言えなくカッコいい。顔からずり落ちそうな眼鏡やぴっちりのシャツ。
ショーン・ペンの役者ぶり。ほんとに大した俳優だなと思う（と、このブログにもこの前も書いた、監督作Into the Wildを観たとき）。アクターズ・スタジオ１９９８年収録の回がたまたまツタヤにあったので、借りてみました。ちょうどDead Man Walkingが公開されたあと。あの時点までで傑作が幾つもあるけど、それからの活躍ぶりを考えるとまたあんなインタビューをやって欲しい。
彼が言っていたのは、観客が映画館で非現実的な世界の冒険に興奮して、そして映画館を出て来たら余計に寂しくなるのは、それは映画による裏切りだ、ということ。彼が好きなのは実際触ることのできる現実の中の詩的な瞬間を映画にすること。平凡な出来事のなかに非凡な世界をみること。
Internet Movie Data Base - Sean Penn
７０年代に全米で初めてゲイで公職に就いた、ハーベイ・ミルクという人物を描いた映画です。いまではサンフランシスコ、それもカストロ地区はゲイのメッカであり、手をつないで歩いている同性カップルを見ても全く驚かないし普通なのですが、ミルクがこの地区に東海岸から越して来たときはゲイはヒッソリと目立たないように暮らしていて、それでも嫌がらせを受けます。近隣のいざこざを仲裁しているうちに地区のリーダー的存在になり、選挙に立候補。そのような葛藤と仲間との交流や愛を描いています。
映画自体スゴく良かった。脚本やカメラワークなど。それから、普段ゲイではない俳優の、ゲイの役となった途端に目つきが全然違うところ。社会的には隠しているんだけど、本人たちには分かる程度の、微妙な色気。
他の映画で良く見かける俳優の７０年代ルックが何とも言えなくカッコいい。顔からずり落ちそうな眼鏡やぴっちりのシャツ。
ショーン・ペンの役者ぶり。ほんとに大した俳優だなと思う（と、このブログにもこの前も書いた、監督作Into the Wildを観たとき）。アクターズ・スタジオ１９９８年収録の回がたまたまツタヤにあったので、借りてみました。ちょうどDead Man Walkingが公開されたあと。あの時点までで傑作が幾つもあるけど、それからの活躍ぶりを考えるとまたあんなインタビューをやって欲しい。
彼が言っていたのは、観客が映画館で非現実的な世界の冒険に興奮して、そして映画館を出て来たら余計に寂しくなるのは、それは映画による裏切りだ、ということ。彼が好きなのは実際触ることのできる現実の中の詩的な瞬間を映画にすること。平凡な出来事のなかに非凡な世界をみること。
Internet Movie Data Base - Sean Penn
May 01, 2010
かもめ食堂
ずっと前からツタヤDiscasで借りっ放しのDVD、かもめ食堂を観ました。今日は天気もよかったし出かけようと思っていたのですが、なんか急にやる気が失せてしまってDVDを観始めました。今日の気分にピッタリだったのか、すごく面白かった。今年観た映画の中で、一番好きかもしれません。
ストーリーは、フィンランドで和食の食堂を始めた日本人女性のスローで静かな日常です。最初は一人もお客が来なくて静かだったのが、段々人が集まって来てちょっとした出来事が色々。キッチンの清潔で静謐なさまに惹かれました。ご飯が美味しそう。マリメッコの洋服がステキ。
それで、映画を観ながら何となくお料理の本をめくっていたらご飯が作りたくなって、スーパーへ。それまで食欲がなかったのに（ポテトチップスで済ますところだった）、たっぷり食べました。ピクルスを作ろうと思って買いだめしていた野菜も、食べられなくなる前になんとかピクルス液に沈みました。ご飯もストウブでちゃんと炊いたし、美味しかった。
やっぱり、それまでどんな人生だったとしても、結婚して子供がいても一人でも、恋に破れても仕事で苦労しても、女３０代、４０代、なんとなくぼーっとしながら充電したくなる時があるんだなあ。食堂をやっている主人公の女性は、「どうせ好きなことをやるのなら、日本じゃなくてもいいかなって」と言っていました。わたしもそう思って、フリーで出来る仕事を模索したいなあという今日この頃です。
シナモンロールが美味しそうだったので、明日かあさって、作ろうかなと思っています。思い起こせば、中学生くらいのときにOliveで連載していた堀井和子さんのページでシナモンロールが目に留まって、それが私のお菓子作りの第一歩だった気がします。かもめ食堂のレシピはここ。 シナモンが苦手だったら、代わりにココアパウダーとかどうかな。カルダモンを砕くというのは初めて見ました。
ストーリーは、フィンランドで和食の食堂を始めた日本人女性のスローで静かな日常です。最初は一人もお客が来なくて静かだったのが、段々人が集まって来てちょっとした出来事が色々。キッチンの清潔で静謐なさまに惹かれました。ご飯が美味しそう。マリメッコの洋服がステキ。
それで、映画を観ながら何となくお料理の本をめくっていたらご飯が作りたくなって、スーパーへ。それまで食欲がなかったのに（ポテトチップスで済ますところだった）、たっぷり食べました。ピクルスを作ろうと思って買いだめしていた野菜も、食べられなくなる前になんとかピクルス液に沈みました。ご飯もストウブでちゃんと炊いたし、美味しかった。
やっぱり、それまでどんな人生だったとしても、結婚して子供がいても一人でも、恋に破れても仕事で苦労しても、女３０代、４０代、なんとなくぼーっとしながら充電したくなる時があるんだなあ。食堂をやっている主人公の女性は、「どうせ好きなことをやるのなら、日本じゃなくてもいいかなって」と言っていました。わたしもそう思って、フリーで出来る仕事を模索したいなあという今日この頃です。
シナモンロールが美味しそうだったので、明日かあさって、作ろうかなと思っています。思い起こせば、中学生くらいのときにOliveで連載していた堀井和子さんのページでシナモンロールが目に留まって、それが私のお菓子作りの第一歩だった気がします。かもめ食堂のレシピはここ。 シナモンが苦手だったら、代わりにココアパウダーとかどうかな。カルダモンを砕くというのは初めて見ました。
April 07, 2010
Points West
I have recently been reading Steve Lopez' articles on LA Times.Com.
Yes, the famous Steve Lopez who became the model of the journalist in the movie, the Soloist.
I have been thinking about him for quite some time since I saw the movie. The music and the story were fantastic, but what I loved the most in the film was the scenes when Robert Downy Jr. narrates the articles.
I realized two things out of this:
(1) I love to listen to people with great voice reading something out loud. I probably love it more than listening to the music.
(2) I love to read professional journalist/writers' columns. There are something similar to that in Japan, but it is not an established and developed field like in the western culture. You rarely see "opinions" and unique views in newspapers in Japan. I love Malcolm Gladwell's essays, as well as Steve Lopez', and I am sure there are many many great writers out there to investigate.
So, the article. Now I know how movie producers decided to make a film out of it. It's very dramatic yet objective, with great rhythm and warmth.
Read it, if you haven't.
http://www.latimes.com/entertainment/la-me-lopez17apr17,0,470348.column
Yes, the famous Steve Lopez who became the model of the journalist in the movie, the Soloist.
I have been thinking about him for quite some time since I saw the movie. The music and the story were fantastic, but what I loved the most in the film was the scenes when Robert Downy Jr. narrates the articles.
I realized two things out of this:
(1) I love to listen to people with great voice reading something out loud. I probably love it more than listening to the music.
(2) I love to read professional journalist/writers' columns. There are something similar to that in Japan, but it is not an established and developed field like in the western culture. You rarely see "opinions" and unique views in newspapers in Japan. I love Malcolm Gladwell's essays, as well as Steve Lopez', and I am sure there are many many great writers out there to investigate.
So, the article. Now I know how movie producers decided to make a film out of it. It's very dramatic yet objective, with great rhythm and warmth.
Read it, if you haven't.
http://www.latimes.com/entertainment/la-me-lopez17apr17,0,470348.column
February 22, 2010
Becoming Jane
去年は会員になっておきながらほとんど行かなかったギンレイシネマ。結局更新をしたので、今年はせめてモトは取るぞと誓いました。そして同僚と先週上映していた「ジェーン・オースティン 秘められた恋」を観に行きました（原題のままのほうがよかった）。
生涯独身を通し、６つの珠玉の小説を残しながら４１歳の若さで没したジェーン・オースティン。今でも全く色あせない恋愛小説、そして人間ドラマのクラシックを書いた人物である以上、よほどのユニークな家族に囲まれて育ったか、大恋愛をしたに違いないと思っていましたが、本当にその通り。すごく切ない恋でした。
一方で、いわゆるキャリアウーマンのハシリでもあったんですね。自分の能力に自信を持っていたからこそ、幸せになれない結婚にはNoと言ったのだと思います。一緒に観に行った方が「どうしてあのお金持ちじゃ駄目なのか理解できない（笑）」と仰っていましたが、もし資産家と結婚していて優雅な生活をしていたら、今頃彼女の小説は残っていなかったんじゃないかな。
正直言って主役はアン・ハサウェイじゃないほうが良かった。。。決して演技が下手だとは思わないんだけど、アメリカ人だし、顔立ちがエキゾチックすぎるし、やっぱりちょっと違う。一方、トム・ルフロイ（恋人役）を演じたジョン・マカヴォイは最高でした。知的だけど生活力がなさそうで、なにか陰がある感じ。とはいえ、ジョンはここ数年のなかで一番注目している俳優の一人なので、少し贔屓目があるかも。
それ以前のキャリアがどうだったかは知らないのですが、最初にわたしがこの俳優をrecognizeしたのはナルニアの一作目。おそらく大勢の女の子がルーシー・ペベンシーの目を通してタムナスさんに恋をしたと思います。頼りなさそうで暖かい、微妙な奇妙さがとても印象深い役でした。それ以来、Wantedだとかペネロピだとか、なんだかんだ言って彼の出演作を全部見ているかも。昨日も「つぐない」を見直してみました。切なかった。
ジェーン・オースティンに話を戻すと、わたしはまだ３作（高慢と偏見、Sense & Sensibility、エマ）しか読んだことがないので、本棚に眠っているPersuasionを次なるターゲットにしたいと思います。
生涯独身を通し、６つの珠玉の小説を残しながら４１歳の若さで没したジェーン・オースティン。今でも全く色あせない恋愛小説、そして人間ドラマのクラシックを書いた人物である以上、よほどのユニークな家族に囲まれて育ったか、大恋愛をしたに違いないと思っていましたが、本当にその通り。すごく切ない恋でした。
一方で、いわゆるキャリアウーマンのハシリでもあったんですね。自分の能力に自信を持っていたからこそ、幸せになれない結婚にはNoと言ったのだと思います。一緒に観に行った方が「どうしてあのお金持ちじゃ駄目なのか理解できない（笑）」と仰っていましたが、もし資産家と結婚していて優雅な生活をしていたら、今頃彼女の小説は残っていなかったんじゃないかな。
正直言って主役はアン・ハサウェイじゃないほうが良かった。。。決して演技が下手だとは思わないんだけど、アメリカ人だし、顔立ちがエキゾチックすぎるし、やっぱりちょっと違う。一方、トム・ルフロイ（恋人役）を演じたジョン・マカヴォイは最高でした。知的だけど生活力がなさそうで、なにか陰がある感じ。とはいえ、ジョンはここ数年のなかで一番注目している俳優の一人なので、少し贔屓目があるかも。
それ以前のキャリアがどうだったかは知らないのですが、最初にわたしがこの俳優をrecognizeしたのはナルニアの一作目。おそらく大勢の女の子がルーシー・ペベンシーの目を通してタムナスさんに恋をしたと思います。頼りなさそうで暖かい、微妙な奇妙さがとても印象深い役でした。それ以来、Wantedだとかペネロピだとか、なんだかんだ言って彼の出演作を全部見ているかも。昨日も「つぐない」を見直してみました。切なかった。
ジェーン・オースティンに話を戻すと、わたしはまだ３作（高慢と偏見、Sense & Sensibility、エマ）しか読んだことがないので、本棚に眠っているPersuasionを次なるターゲットにしたいと思います。
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