June 28, 2010

I want to be her...


English text follows.


ブログお久しぶりです。スローな回復をしつつ怠惰な毎日を過ごしていたので、あまり書くことがなくて間が空いてしまいました。って言うほどでもないか。会社の方から誘ってもらってフラメンコのライブを観に行ったり、会社の定例囲碁ランチが日経アソシエの取材を受けたりしました。
お陰さまで、ここ1週間体力が回復してきました。そろそろ散歩でもしたいところですが、外が暑すぎて。(と、言い訳をして一日中編み物をする。。。)

そういえばここ最近ちょこちょこと小説も読んでいるのですが、突然ハリーポッターの7巻が読みたくなって2度目に突入。
なんせ1度目は(2度も読むなっていう声も聞こえてきますが。。。)スゴい勢いで読んだので、どうも細かいところを覚えていなくて何が何だったか良く分からないのです。映画の6作目の最後も最後、謎の人物のイニシャル(R.A.B)が出てくるのですが、あれ、誰だったっけ?という感じ。

ともあれ、本を読んでいたらやっぱりカバーの挿絵を描いているMary Grandpreというイラストレーターが気になって、またAmazonやGoogleで検索。
以前もブログに描きましたが、彼女の絵が大好きで、絵本も数冊持っています。日本で手に入るのは余りないのですが、「とにかくもっと見たい〜」と米国Amazonからも買ってしまいました。
今日の収穫としてさらに5冊くらい購入。それから、本では出版されていないハリーポッターの絵がネットで沢山見られることも発見しました。Googleで画像検索してみてくださいね。

もうひとつ大発見したのは、Maryが数年前の展覧会の際、美術館で子供(&大人)向けにレクチャーとデモンストレーションをした映像がネットで見られるのです!!!!
ここをクリック。映像は右側にあります。リンクをクリックしてください。
1時間程度のトークで私はスゴく沢山のことを学びました。なによりスゴいのが、Harryを描く姿が観られる!
彼女の絵の素晴らしいところは(1)複雑に重なりあい、かつ混じり合う色、(2)大胆で独創的な構図、(3)デフォルメとリアリティーのバランス、(4)隅々まで動きのあるキャラクターやオブジェ。。。。挙げればキリがありません。でもとりわけスゴいと思うのは、普通に私たちが目にするものが思いがけない形で表現されているところ。
どこからこのような着想を得るのか、どのようにキャラクターを作っていくのか、そのあたりが存分に(しかも子供相手に!)語られていて、面白かった〜〜。もっと観たかった。

もうひとつの収穫は、パステルの使い方です。
Maryの絵が好きなもうひとつの理由は、わたしもパステルが一番好きだから。
油絵や色鉛筆、水彩などどれも楽しいけれど、やっぱりパステル画が一番好き。
留学していた時インテリアデザインの授業を取っていた際もパースや図面など総てパステルを使っていて、教授に珍しがられました。扱いを間違えると図面は汚れるんだけど、あの深い色は色鉛筆や水彩では出せないし、あのテキスチャーは油絵では難しい(一番近いけど)。
そんな大好きな画材を彼女がどんな風に重ねて描くのかが観られて大大満足の映像でした。

本当に、彼女になりたい。あんな絵が描きたい。。。

いつか幸運にも結婚することができたら、仕事を辞めてイラストを描いたりとかしたいです。で、それで絵に夢中になって食事の支度もせず、旦那さんに見捨てられ絵も売れず、路頭に迷う姿が目に浮かぶ。。。やっぱり駄目だ(笑)。


It's been a while since I last updated this blog and I apologize for that. I haven't done much while recovering these days, except for intensive (really intensive, believe me) knitting and watching soccer games (oh, yes, I had forgotten about this).
But I do read a little bit, especially some fictions, and somehow I got around to start my second round of Harry Potter book 7. The first time was read in such a rush that I don't really remember any details. I don't even remember who R.A.B was... and I still don't, because I am only the beginning of the book.
So, I picked up the book and my passion for the illustration by Mary Grandpre returned as well.

I have written about how I love the work of Mary Grandpre in this blog before, but I wouldn't mind repeating myself. She is best known for her work for the American version of Harry Potter books, and I think her imaginative and comical drawings is one of the reason the series became so huge. I love her work so much and I already have a few of her other children's books, but I ordered a few more today. I just wanted to see more.

I didn't know until today that she also drawn many unpublished Harry Potter pictures, and you can see them if you google her name in Google Image Search. I also found this amazing lecture by her several years back. This is fascinating, and I recommend this to anyone who are interested in drawing.
Please click the far right link below the photo.
It's pretty long, about an hour I think, and I learned soooooo much from her talk. You can also watch her draw Harry Potter!!

There are many great things about her art - (1) the deep and rich layers and blends of diverse colors, (2) fascinating composition, (3) balance between deforme and reality, and (4) the unique and lively characters that fill every part of the picture, and more. But what I feel the greatest is how she interprets ordinary and common objects into something magical and imaginative. She talks about how she interprets what she sees into a magical object. Must see.

Pastel is the most favorite art media of mine, and this is one of the reason I love her work. I sometimes work with oil paints, water colors and colored pencils, but pastel is far better for me. I even used it for my design drawings while I was studying landscape architecture and interior design. So, it was really great to see how Mary works with pastel in the movie.

So, in short, I want to be her. I wish I could draw like she does...


June 15, 2010

Weekend in Haze

My weekend (+ Monday) was passed half unconscious. I mean, I was almost unconscious half the time. Really scared.
I caught flu from a friend of mine on Thursday, although I didn't feel a thing until I went home Friday night after work. SATC2 was waiting for me at the neighborhood theater, but once I arrived home, flu broke out and the fever kicked in. Without eating, I slept until Saturday noon. The temperature went up from 100F to 105F degrees (38C to 40C). I woke up, took some migraine pills, felt better, but towards the evening I still had 105F. Gosh.
I haven't had this high fever in a long time, and last time I had it I was in a hospital, so I didn't know what to do. On top of it, I can't take anti-biotics (I am allergic), or painkillers and such (my chronic disease gets worse). I couldn't think of anything I can do except drinking sports drink and sleep (my sister sent some over). I worried if my brain would get permanently damaged from high temperature and wondered if I should go to the ER.
Finally, my mom came over from far, answering my emergency call. I felt really bad but I couldn't move, eat, nor take medicine.
Luckily, by Sunday noon, the temperature went down from super high to normal high, and I wasn't scared anymore.

This made me wonder, will high fever really damage your brain? There are brief mentioning here and there in Wikipedia and other places, but nothing clearly explains the details. I wanted to know which temperature would damage which part of your brain in how much time.
On the other hand, fever is supposed to kill germs and cure your body, so you are not supposed to take antipyretic unless something is really wrong. I didn't know.

All in all, I still feel pretty exhausted, lost weight and stamina again, but am back to work, thanks to my mom and my sister. These days I am a little tired of trying to eat well and get nourished, because I keep loosing what I build up... Now I have to start all over again.

June 04, 2010

電子書籍本その2:「iPad VS. キンドル」

iPad VS. キンドル 日本を巻き込む電子書籍戦争の舞台裏
先日「電子書籍の衝撃」をレビューした手前、こちらも一応紹介せねばと思いまして。アマゾンのレビューにもありましたが、こちらのほうがより突っ込んだ内容なのでおススメしたいです。「衝撃」のほうはよりアジテーティング(名指し攻撃も多い)で「iPad vs Kindle」はもっと客観的に思えます。
いずれも浸透率という点ではまだまだテイクオフするレベルには達していないわけですが、そもそも自分で本を買わない&読まない人には今までも今後も関係の無い話で、市場規模やインパクト含め、その辺の母数をハッキリさせて議論して欲しいなあというのが、いずれの本についても思う感想です。

June 02, 2010

Milk

やっとTsutaya Discasで順番が回って来て、観ることができました。ショーン・ペン主演のMilk。

70年代に全米で初めてゲイで公職に就いた、ハーベイ・ミルクという人物を描いた映画です。いまではサンフランシスコ、それもカストロ地区はゲイのメッカであり、手をつないで歩いている同性カップルを見ても全く驚かないし普通なのですが、ミルクがこの地区に東海岸から越して来たときはゲイはヒッソリと目立たないように暮らしていて、それでも嫌がらせを受けます。近隣のいざこざを仲裁しているうちに地区のリーダー的存在になり、選挙に立候補。そのような葛藤と仲間との交流や愛を描いています。

映画自体スゴく良かった。脚本やカメラワークなど。それから、普段ゲイではない俳優の、ゲイの役となった途端に目つきが全然違うところ。社会的には隠しているんだけど、本人たちには分かる程度の、微妙な色気。

他の映画で良く見かける俳優の70年代ルックが何とも言えなくカッコいい。顔からずり落ちそうな眼鏡やぴっちりのシャツ。

ショーン・ペンの役者ぶり。ほんとに大した俳優だなと思う(と、このブログにもこの前も書いた、監督作Into the Wildを観たとき)。アクターズ・スタジオ1998年収録の回がたまたまツタヤにあったので、借りてみました。ちょうどDead Man Walkingが公開されたあと。あの時点までで傑作が幾つもあるけど、それからの活躍ぶりを考えるとまたあんなインタビューをやって欲しい。
彼が言っていたのは、観客が映画館で非現実的な世界の冒険に興奮して、そして映画館を出て来たら余計に寂しくなるのは、それは映画による裏切りだ、ということ。彼が好きなのは実際触ることのできる現実の中の詩的な瞬間を映画にすること。平凡な出来事のなかに非凡な世界をみること。
Internet Movie Data Base - Sean Penn

Google Tracking Tools

会社で後ろの席の人には私が一日中遊んでいるように思われていると思うのですが(20%くらいは。。。)、自分のブログにありたけの分析ツールを仕込んで使い方の研究をしています。加えて、Googleには競合他社の集客状況やより良いキーワードの選び方を指南してくれるツールなどもあります。全部タダ。
グーグルは基本的に総てのサービスがタダに近いですから、今更驚くことはありません。ですが他社も無料で提供している検索機能とは違い、細かいサイト訪問者の基本的デモグラフィック(年齢、地域など)や、どういったオンラインメディアに広告を出したら良いかの分析まで、下手をすれば有料サービスを買ってしまいそうなツールまでタダ。
とはいえ、そもそも元となるデータはグーグルもタダで豊富に収集している訳です。こんなデータまでトラッキングされているのか、と少し驚きます。大部分はアノニマス(無記名)データなので心配する必要はありませんが。
一方、Yahoo!やマイクロソフトは全くデータの公表も無料ツールもないよう。考えてみたら、日本の検索に占めるYahoo!の多さからして、Googleのみの分析結果は少しもの足りません。Yahoo!ユーザー(情報収集に関しては受動的?)とGoogleユーザー(能動的?)でプロファイルが違う気がします。

Google Analytics: 自分のウェブサイトやブログにタグを埋め込めば、細かいトラフィックデータが取得できます

Google Feedburner: 最近ではブログを訪れなくてもRSS情報を拾ってリーダーで読む人も増えているようですが、このツールを使えばそれもトラッキングできます

Google Webmaster Tool: ウェブサイトやブログのリンク切れや検索ロボットに引っかからない、などの問題点を分析することが出来ます(でもまだ使い方は良く分かりません)

Google Insight for Search: 任意のキーワードやウェブサイトを5つまで比較して、サーチの量や関連性などを分析できます。日本語には半分対応

Google Trends: サイトへの訪問者数をインデックス表示(実数ではなく1〜100までの相対数)で閲覧できます。5サイトまで比較可。

Google Ad Planner: これがサイト閲覧者のセグメント情報を表示してくれるツールです。これを使って、どのようなオンライン広告を出せばターゲットにリーチできるかも分かります。ただ、個人サイトの場合、あらかじめ自分のサイトにGoogle Analyticsのタグを埋め込まないと使えないよう。

Google Adsense: 広告したい内容(キーワード)やサイトに関連性の強いキーワードをリストアップしてくれるツール。これを使ってキーワード広告を出さなくても、どんなキーワードを使えば自分のサイトへのトラフィックを増やせるかの参考になります

興味がある方は、探索してみてくださいね。
まだ開発途中のツールも色々あるようで、使い方の研究を続けます!

Blogging Language

English text below.
いつも思うのですが、ブログを2ヶ国語で書こうとするのは労力は倍な割にはページビューは倍にならない。これは非常に効率の悪いことをしているのではないかと。
英語で書いているときは恐らく日本人の方は余り読んでくれないので、コンテンツの魅力が半減してしまう。でも、コメントを書いてくれる人を含め、結構海外の人も見てくれているよう。それに、日本のことを英語で発信しているブログは希少だけど、日本人による日本語のブログは五万とある。(ただ、海外の人がどれくらい日本に興味を持っているかは分からないけど。)
いっそのこと、全部英語にしてしまおうかとも思うのです。どう思いますか?
I always wonder, if it really makes sense to write my blog in two languages.  The page view does not become twice-fold.  When I write in English, most Japanese readers skip the article.  But it seems many English speaking people visit my blog and often leave comments.  There are not so many blogs by Japanese bloggers written in English, but there are tons of Japanese blogs. (Although I don't know if there are that many people who are interested in Japan out there.) 
So I wonder if I should write solely in English.  What do you think?

SNS Linkage

FacebookとTwitterへのリンクを付けてみました。
HTMLタグをテンプレートの「HTMLを編集」というところに貼り付けるだけです。
やり方などはBloggerのHelpを「Facebook」や「Retweet」などと検索すると色々出てきます。
ただ、Helpの言語が日本語だと殆どなにも引っかかりません(日本語のHelpだけを検索するようで)。
ページ下に「言語を選択」というドロップダウンがあるので、そこで言語を英語に変更してから検索してみてくださいね。
ブログ、Web Trackingなど趣味と仕事を兼ねて実験中です。