January 30, 2012

気になってます

今日とても気になっているのはこれ。
BrainpickingsのBest Books of 2011シリーズ。特にBest Philosophy and Psycology Book in 2011リストが気になる。
読みたい本ばかり。

それから、気になっているのは「しもかぷ工房」の「しもかぷククサ」。
山の本を読んでいると木製のカップを持っている人をよく目にするのですが、これが探しても中々ないんです。ククサというのはフィンランドの木製カップのことで、幸福のお守りとして人にプレゼントするものらしいです。でも日本にも沢山木工職人がいるなかで、わざわざ海外から輸入されたものを買うのもねえ。
ジンアキヒロさんという方のKikisaというカップも気になります。でもいつも売り切れのようです。
貰うのを待っていても誰もくれないと思うので、やっぱり自分で買っちゃいます。

週末、国立能楽堂で初めて能を鑑賞してきました。これは若手の役者が中心となって初心者向けに矢来能楽堂で開いているイベントで、毎年1月だけは国立能楽堂で開催されるらしいです。曾我物語の歴史や能のレクチャーを聞いた後、曾我の兄弟が敵討ちをして最後には捉えられてしまうという、夜討曾我十番切を鑑賞。十番切というのは、10人の追っ手を次々と切り倒して行く立ち回りで、中々珍しい番組だそうです。チャンバラ的でダイナミック、すごく面白かった。
能というと幽玄な眠くなるような番組も多いらしいとは聞くものの、偶々昨日見たのがラッキーだったのか、「なんだ、要は型の決まったお芝居だ」と思え、すんなりと入れました(しかも個人的には突っ込みどころ満載)。歌舞伎も今度観に行くけれど、なんか能の方が好きかもな、と歌舞伎を見る前から思っています。
ちなみに、国立能楽堂は素晴らしかったです。もっと能が手頃で観に行きやすくなったらいいのにと思います。

天覧山・多峯主山ハイキング

ここ数週間山へ行けなかった鬱憤が溜まり、週末の土曜日は早起きしてハイキングを決行してきました。

場所は、持っていたガイドブック(東京近郊ミニハイク)中で一番近そうだった天覧山へ。最寄り駅の飯能は西武池袋線で池袋から約50分の距離です。「スニーカー登山」と書いてあったのも決め手。

11時過ぎに飯能に到着し、地図を見て登山口まで歩き始めました。途中、本には載っていた「お菓子パンのお店」が見つからず(潰れたのかな??)、通り道のコンビニでおにぎりを調達。
なが~い商店街の沿道にはシャッターが閉まったお店が多いのですが、中には随分雰囲気のある商店もあって15分くらいの道のり、かなり楽しめました。例えば、下のカフェや、
こんな商店。
庭園があったり、嘗ての繁栄振り(と勝手に言ってみた)が伺えます。ちなみに、下は氷張ってます。やっぱり都心より寒いんだ。
昔の商家でお雛様を展示していたり(下)。
そういえば、ここで写真を撮っていたらいかにも「アウトドアやってます」という風貌のおじさんが車から降りて走って来て、「xx山はどっちか知ってますか?(xxは聞き取れず)」と話しかけてきました。おじさんと言っても中高年登山風ではなくて、「もしやパタゴニアの社員?」という感じの、パタゴニアのフリースに短パン、顔は真っ黒に日焼け、みたいなカッコいいおじさん。わたしの「いかにも登山に行きます」スタイルをみて同類と看做してくれたのでしょう。
お、わたしも山ガールの仲間入りか?!と嬉しくなりました。(残念ながらお役には立てませんでしたが。そして、ガールではない(笑))

そして、いよいよ登山口。
そう、さっきのおじさんに「天覧山に行くなら岩ごつごつのコースがいいよ」と教えられ、心の中で「ロッククライミングはちょっと無理では。。。」と呟いていたところ、登り始めて程なくして”なだらかコース”と”岩山コース”の分かれ道に来ました。恐る恐る岩の方へ。
何のことは無い、岩の傍を通り抜けるコースでした(笑)。しかも、こんなカッコいい仏像付きの岩山。江戸時代からあるんだとか。岩のあちこちに彫ってあるの、見えますか?
なんせ195mの山なので、すぐに頂上に到達。
でも開放感は満点です。街も見えるし、
奥多摩の山々も。(真ん中の木の向こう)
そこから隣の多峯主山まではコースが2つあるようなのですが、前のご夫婦に付いて適当に階段を下りて行きました。階段には雪も残っているし、結構凍っていて怖い場面も。
この一本道の周りは普段湿原のようで、今はすっかり凍っています。菖蒲も季節には咲き乱れるようです。
この木も芽吹いたら綺麗だろうなあ。
そんな訳で、こんな小さい池はもちろん凍っています。先を歩いていた「子育て終わりました」世代のカップルが杖で氷を割り、奥さんがきゃっきゃ騒いでました。微笑ましかった。

下ろしたてのトレッキングシューズ。セールで9000円台で買ったお気に入り。やっぱりお店の人の見立てに従って10足以上試着した甲斐がありました。(とはいえ、結局見た目で選んだ。)
でも、やっぱり皮の登山靴欲しくなる。
この靴を履きつぶしたら本格的な登山靴、が目標なのですが、意志が弱いので意外に早く買ってしまいそうな予感もします。
最後階段がきつかった。でも頑張りました。こっちの方がさらに見晴らしがよく、スカイツリーも見えました。頂上ではお弁当を食べている団体や、一人登山の人や。のんびりした雰囲気です。
わたしもコンビニおにぎりとおやつを食べて一休み。周りを見るとみんな手作りのお弁当を食べてる。。。羨ましいけど、週末に更に早起きするのは無理だな。

帰りは違うコースで戻ります。左側のルートを目指します。
坂の途中、こんな座ってくださいと言わんばかりのベンチが。一瞬休憩します。
そのまま帰るのも勿体無くて、もう少し歩こうと思って近くの高麗峠のほうへ行ってみることにしました。なので途中からコースを反れます。ちょっと車道の脇を通ったり道に迷ったりして、緑道の入り口へ到着。
こっちはもっと平らな緑道になっていて、犬の散歩や親子連れやトレイルランニングをしている人などに出会います。のんびりと散歩。
でも20分ほど歩いたところで日が弱ってきた様子です。近くにあった休憩場所で一服して、今日のところは引き返すことに。今回は、下の道標まで。
この一帯、奥武蔵のほうはずーっと先までトレイルが走っているようで、もっともっと見所がありそう。今回は左側の星の辺りから、一番左の山(ピンクの線が行き止まっている所)まで行き、わき道に反れたりしながら適当に戻ってきました。今度は右の奥の奥の湖まで行きたーい。
とにかく雑木林が綺麗なところで、春の山桜の季節には絶景に違いない!また暖かくなったら行こうと思います。


ちかごろいつも山に行きたい訳ですが、でも「山」そのものというよりは「街じゃないところ」に焦がれています。ニューハンプシャーだって北海道だって九州の田舎だっていいのだけれど。土の道を歩きたい。樹の匂いをかぎたい。(でも虫は嫌なので冬が好き。笑)
こういうことを総合すると、岩のごつごつした日陰のないところを登って行くような場所(例えば富士山とか?)には余り興味を惹かれないな。あと、蒸し暑いところも避けたい。もっとハイキング歴が長くなったら、こんな好みも変わってくるのでしょうか。

January 22, 2012

猪谷スタイル



完璧にはまっているので、こんな本も入手しました。
数年前にINAXギャラリーで開催されたらしい猪谷さんの回顧展示録。
行きたかった。

この本には彼のもっと晩年の文章や写真も掲載されています。
たとえば、 ハウスカー。
72歳で運転免許を取得してからキャンピングカーの先駆けのようなものを作り始める。中をどんどん改造して、それで好きなところへ行き、スキー。
(88歳で骨折してから2年かけてリハビリをし、またスキーを滑っていたというから。。。驚き。)その車中の工夫の良く出来ていることと言ったら。自分が車内にいることで車内に結露が出来、それがリネン類を湿らせることについても解決課題としてメモされていることなどから、どれほど細部までこだわられていたかが窺えます。

「現代のダヴィンチ」とも周りの人からは言われていたらしい猪谷さんの真似は到底できないのですが、わたしも心がけようと決めたことは幾つかあります。
その1。不便を感じているものを放っておかないこと。たとえば、すごく小さいことなんですけど、バスマットのブランドタグや洋服の洗濯タグなど、着ながら「邪魔だなあ」と感じていたのにそのままにしてました。すぐカットすべし。物の置き場なども、片付けにくかったりするのを放っておかないで、工夫して考える。
その2。整理する。これはもうどう仕様もなく困っているんだけど、毛糸や本、DVDなど何でも適当に放り込んでいること。放り込み方になんとかルールを付けてきちっとしたい。猪谷さんだったら何でも色別や用途別に整理して、インデックス化してたはず。
その3。メモは一カ所に取ること。わたしはどちらかというと手で書いて考えるほうなのですが、いつも適当な紙にメモを取るので、結局整理しきれず用が済んだら捨ててしまいます。ノートを沢山持っているんだけど、その時々で色々なノートにメモしているので、何が何処にあるか分からない。そう考えると、いつも使っているモレスキンは(大きい方でも)小さすぎる気もして、いいノートないかなあ、と悩む。
染織の先生もメモ魔で、色々なものの作り方から料理のレシピまで、全部メモが残っている。教室で教えるときはそれを出して来てはコピーを取って、生徒にあげたり。工夫をしたそのときに記録しておくことって、あとで検証して改良する際にも本当に大事だな。仕事においても同じで。
昨日潜り込んだ都市工の授業。教えてらっしゃる方は都市計画家で先輩なのですが、最近若い人が手が動かないと仰ってました。手を動かす方が早く考えられ、決断が早くできる、と。コンサルでも同じですが、画面上でいきなりパワーポイントを作り始めてしまうと、PC上で自分が作業が簡単にできるかというバイアスが掛かってしまって、根本的な考えが出来ない気がします。メモを一カ所に取るに加えて、手を動かす、にも一票。

猪谷さんの編物メモ、なんとかして拝見したいなあ。

Socks #2


I decided to knit another one right away. The last one, blue and green, was a bit large, so for this one, I tried a smaller needle size and less number of rows.

The yarn is Madelinetosh Cove (pale blue and pale beige), Sundara Yarn Cactus yellow, and hand-spun red/yellow/green yarn. The last one, sky blue, is Madelinetosh Morning Dove (sky blue and grey).

I learned that you can create gorgeous colors by mixing many colored yarns.


Right now I am trying to create an Excel tool to calculate the pattern automatically from the original chart.  It's a pain to work on Google Docs Spreadsheet.

January 18, 2012

これからのライフスタイルかな

猪谷六合雄さんの「雪に生きる」を読み終わりました。
原書を青少年向けにダイジェストにした岩波文庫版。夢中で読んでしまって、あとで勿体無かったなあと思いました。こんなに面白いなら、ダイジェストじゃない方で読みたかった。でも図書館にもないし、絶版で手にはいらない。残念。何故なら子供向けなので、不都合や大変だった部分は削除されているようで。最初の結婚のことは何も書いていないのに、突然成人した子供が出て来たり。いつかフルバージョンで読みたい。

それはさておき。
なにが面白いっていうと、とにかく寝ても覚めてもスキーに打ち込んだ人生。滑り方も道具も教えてくれる人がいない中で、少ない情報源(たまたま巡り合った人に聞いた、やっと手に入れた本を隅から隅まで熟読)から工夫に工夫を重ねて自分のものにしていく過程。最初のスキー板は、その辺にあった板をお風呂に漬けてみたり蒸気を当ててみたり、何とか先を曲げて皮などで靴を固定して、適当な竿をストック代わりに、といった具合です。そこから10年も20年も板を工夫し、留め金を工夫し、ワックスを工夫しウェアを工夫し。すべて「より良いものを探す」のではなくて、「自分で改良する」人生です。

先日ブログで紹介した靴下にしてもそう。そして、小屋。

赤城山から千島、再び赤城山に戻って乗鞍。そのあと土樽。などなど。引っ越すたび、またその間に火事になったりして、引っ越した回数以上に小屋を作っています。そう、まったくのゼロから。最初の頃はそれでも大工さんにある程度手伝ってもらったりしていたようですが、段々材料の調達(つまり、木を切り出す)からノコギリを研ぐことから、穴を掘って土台を作って、床を葺いて、と本当にすべて自分で作っちゃうのです。家族は本人と小柄な奥様と、(本に出てくる部分ではまだ小さい)子供の千春さん。家を建てるあいだ仮住まいならまだ良い方で、テントで生活していたときもあり、幼少の頃からそんな生活をしていたなんて想像できないですが。
家の図面を見ると、当時からガラス張りの見晴らしのいい浴室や、暖炉を中心に皆で寛げるリビングなどとてもモダンな家の造りでした。そして隅々まで工夫の凝らされた。
一生のうちにこの人は何軒、電動の機械もない時代に自分の手で家を建てたのだろう、幾つゲレンデやジャンプ台を手作り(機械もブルドーザーもない状況です)したのだろうと思うと、信じられない思いで一杯です。その合間には120%のちからでスキーの練習をし、膝をしょっちゅう脱臼し、骨折し、また移動し、家を建て、の繰り返し。同じ人間という生き物だろうか。

全部手作りで、全部自分の考えで工夫して、ただスキーだけに向って生きる。普通の生活をしようだとか、安定した生活をしようだとか、そんな言葉は全然ない。猪谷さんはスキーに巡り合っていなくても、やっぱりこんな生活だったんじゃないかと思うのです。わたしはそれに凄く衝撃を受けました。

編み物を始めると糸から作りたくなって、今は羊毛を染めて糸から紡ぐことをやっているのですが、そのうち羊を飼っちゃう人がいるとか笑い話のような本当の話があります。猪谷さんも同んなじ世界だなぁ。

驚くのは、スキーのような西洋のスポーツに捧げた生活について書かれた本が、戦時中の昭和18年に出版されたということ。こういう何もないなかで工夫した生活が、戦時中に参考になるはずだという無理くりの理由付けがされたらしいですが。お陰で今日わたしが読めているので、ありがとう。

January 15, 2012

山の、靴下 Mountains.Socks.


こんな日が来るとは想像していなかった。
というもののひとつが、「山と渓谷」を読むこと。

もちろん私だって、昔からこの雑誌の存在は知っています。
山登りとは、嘗ては暑苦しい山男たちの世界で、そのあと最近では薄茶色のグラデーションに身を包んだ年配のご夫婦の世界で。というイメージ。

もちろん、「山ガール」という言葉は良く聞くようになりましたが、あんまり実感がなく。と思っていました。

One of many things that I thought I would never do - is reading this famous magazine for mountain climbers in Japan.

The magazine is quite famous so I had known about it all my life. But the words "climbing and trekking" always reminded me of sweaty mountaineers or, more recently, retired hikers wearing all brownish clothes.

But hiking and trekking have become quite popular and common in Japan among younger women. I just thought I would never get to that myself.


「今年はハイキングに行こう」と思いついてから本屋さんを徘徊していたら、なんとなく目についたのがこの本。山登りが趣味の女性たちが自分のウェアや道具を大公開!という本。といっても、モデルやスタイリストの方々なので、全部がお洒落。見れば見るほど山道具の世界にハマってしまいました。今では、わたしのバイブルというほど。
何が好きかと言われると、それは山ウェアの独特な色合わせなのか。それとも、ハイテクとローテクの微妙な混ざり具合なのか。男っぽさと女っぽさの匙加減なのか。
ゴアテックスのジャケットに、手作りの皮の登山靴。ハイテクTシャツに木彫りのカップ。手編みの靴下。

山と渓谷社からは、Hutteという女性向けのムックも出ています。つい、入手。

Once I decided to start hiking, I started looking around for books (typical me). Found this book - a styling book for girls who love trekking. People contributing to the book are models and fashion stylists, so everything looks quite nice. I am now totally into the world of mountain gear.
It's hard to describe why. It could be the color scheme very specific to mountain gears, or the combination of hi-tech and low-tech. Or, it could be the unique blend of masculine and feminine styles.
Gore-tech jackets and hand-crafted leather shoes. High-tech T-shirts and wooden handmade cups. Hand-knitted socks.

There is also a magazine called Hutte for female trekkers.


ランドネのほうは、もっと女の子向けっていうか、赤とピンクの世界です。

This magazine, called Randonee, is more for "girls" with red and pink.


そして、折しも「考える人」の特集は「ひとは山に向かう」。今年は向かいたい。

Another culture magazine, one of my favorites, is featuring literature related to mountaineers.


。。。そんな日々にふと思い出したのは、暮しの手帖2010年春号にあった「猪谷さんの靴下」という特集。
日本スキー界の草分け、猪谷千春さんの父でスキーヤーの猪谷六合雄さんが身の回りの品をとにかく手作りしていた、という特集。特に凝っていたのが靴下で、山にピッタリの靴下を求めて8年間も試行錯誤を繰り返したのだとか。
この靴下の素敵さに心奪われてはいたのですが、このたび山道具の世界が明らかになるにつれて、猪谷靴下の適合性というか、いかに理にかなっているか(そして無駄がなく美しい)にあらためて感動したところなのです。

This is when I remembered about an article on hand-knitted socks. Kunio Igaya, a pioneer in Japanese skiing throughout the early 20th century, used to knit a lot in order to make a perfect pair. He spent 8 years to perfect a design that can be tailored to almost anyone. I read the article a few years ago, loved it, and now, I am fascinated by it.


ただし、独学で編物を極めた猪谷さんの編み図は、解読困難。
雑誌で丁寧に解説してあっても、ちょっと心が折れます。
でも今回のわたしは違う!一週間以上、毎晩この図とにらめっこし、メモを書き出し、説明を繰り返し読み、そしてなんとか編み始めようという勇気がわいてきました。

The article also explains his pattern, which turned out to be impossible to decipher. He taught himself how to knit, and had created his own recording mechanism. I spent more than a week reading and re-reading and taking notes, and finally became confident enough to cast on.


昨日在庫毛糸のカゴ(の数々)から細そうな糸をフィッシュアウトしてきて、夜中に編み始めました。ほんのちょっと、のつもりで。
なんと、面白すぎて止められず、朝の4時までノンストップ。

編みものを始めて数年経ちますが、正直編物で夜更かししたのは2回目くらい。つまり、わたしにしては非常に珍しいのです。
それくらい、面白かった。

Once I started around Saturday midnight, I could not stop. I ended up knitting until 4 in the morning. It was so fun and interesting.

I don't stay up to knit. Knitting usually makes me sleepy, so this is a rare thing.


踵は5本取りなので、見てください、この複雑な色合い。しかも、足にピッタリ。

For soles, I used 5 threads of yarn. Look at how beautiful the color is!


実をいうと、夫々がとても良い毛糸なので、5本取りにしてしまうのは勿体無いくらいだったのですが。たとえば真ん中上、手紡ぎのソックス用毛糸。それ以外も海外の手染めの混じり糸など。

でも、こんな素敵な靴下になれるのなら、本望なはず!
今日は本当は早起きしてどこかに行こうと思ったのに、靴下が。。。のせいでダメでした。また来週こそ。

So, I could not go hiking on Sunday as I had planned. But I managed to finish a pair. It was a happy Sunday.


Hazel Grouse Manor (Hokkaido Day 4&5)


北海道の旅、最後はやっぱりここ。
1年間友達に道東の冬の美しさを吹聴してまわっていたら、「行きたい!」という人が出現。彼女は最後の二日、このヘイゼルグラウスマナーから合流しました。
今年は最初の一泊目が私たちだけで、2泊目はクリスマスということもあり合計5組、少し混み合った感じ(しかし、贅沢!)。
天気予報ではこの二日間が暴風雪の予定だったのですが、「わたし強力な曇り女だから」という友人と基本的に晴れ女なわたしのパワーで雪雲をちょっとだけ吹き飛ばしたよう。





なのですが、友達が到着した夜から雪が降り始め、朝にはこんもり。一晩でこんなに積もるのは珍しいそう。朝は快晴で、なんと都合の良い雪!外は一面真っ白!!!!




摩周湖も、真っ白。



少し霧が晴れてきました。


ガイドさんに鶴居村という釧路湿原の北辺あたりにある村に連れて行って頂き、丹頂鶴などの観察。


鶴はこの川のど真ん中で、片足で立って寝るんだとか。




鶴たちが、すごーくエレガントじゃなく騒がしいのにびっくり。
鹿たちの群々に牡鹿が一匹もいないのにも、びっくり。
人間も鹿も同じだ。


 夕方になってきたので、展望台へ向かって夕日を眺めました。
寒かった〜、でも釧路湿原が一望できました。


あの、夕日の中に見えるのは、製紙会社の工場だそうで。オズの魔法使いを何故か思い出します。オズのお城があんな感じだったような。


翌朝。雪はこんなにすごくて、雪かきをしていないところを行くのは本当に一苦労。フレンチを毎晩食べ過ぎた私たちは、少しでも運動を。




I will come back next year!