December 07, 2011

お洒落って。

直近凝っていること、それはファッションについてのエッセイを読むことです。

ジーンズ中心のワードローブからスーツへと変身しなければならなかった6年前、大人のワードローブって何だろう?と暫く色々研究してみたこともありました。(そして今ではすっかりカジュアルに逆戻り。)



引越しを契機に、洋服が取り出しやすくなって気がついたこと。一部の洋服しか着ていない!そして、着る服がない。。。でも着ていない洋服がなぜ捨てられないかというと、また似たような物を買ってしまいそうだから。

そして、なぜ着ない洋服が沢山あるかといえば、季節物が多いということらしい。
たとえば今年の夏は暑かったから、夏物のスーツなどを着るチャンスがなかった。暑いときにはいくらコットンとはいえジャケットなんて着る気になれない。でもノースリーブは秋になればもう着れない。セーターも分厚いセーターは真冬にしか、しかも会社に行かないときにしか着られないし、薄い長袖のブラウスは冬には寒い(春・秋の短い期間しか着れない)。こんなケースばっかり。


そしてもう1つの理由は、ニット以外の洋服がどうも体にフィットしないこと。
ブラウスやジャケットをいくつ持っていても、どれも着心地が悪いので結局敬遠してしまいます。日本の既製服ってどうしてこんなに窮屈なの?
一度オーダーでスーツを作りにいきましたが、女性物は吊るしで買ったスーツの型紙通りにしか作ってくれなくて、生地は素晴らしいのに満足度は70点。(しかも、出来上がったスーツを受け取りにいったところ、お店のおばさんに「それは大企業の社長さんが着る生地だから、普段着たら勿体無いんですよ。」とちょっと嫌味に釘を刺される。定額で好きな生地を選べるお店で、一番高そうな生地を選んでしまったらしい。)

というわけで、いまわたしは洋服難民。

新しい服を買おうにも、着ない洋服が家に沢山あるし、じゃあ違う物、というとどうしたら良いか分からない。このごろ買い物が億劫なのにも理由がある。それは、
(1)日本で売っている既製服がどうも体型に合わない ーアメリカに行くとPetiteというサイズがあるので、むしろ丁度いい
(2)女性の服の生地が良くないのが気に入らないーレディスは流行があるので、売れ残ったら勿体無いから最初から良い生地を使わないらしい
(3)欲しいものが流行と違う、とくにチュニックにスパッツみたいなダランとした格好がキライ。。

服地に関しては前から多少こだわりはあったけど、編み物をしたりしてウールや素材に詳しくなってからは、売っているセーターの毛糸の質が悪いのが気になって、なかなかセーターが買えないのです。っっだからって、高級なカシミヤは買えないし。

それで、最近ファッションに関する本を読んだりしている訳なんです。



1冊目。これは色合わせなんかのアイデアや、どうやってセンスを磨いたらいいかのヒントを得たけど、センスがバブリーな感じで、ちょっと時代遅れな感じが。やっぱりバブル世代のキャリアウーマンのセンスには共感できない。。。



2冊目。今は惜しくも廃刊になってしまったヴァンテーヌのスタイリストの方が書いているエッセイ。ヴァンテーヌは大好きな雑誌だったので期待して読んだら、すごく良かった!少ないワードローブでどうやって着こなすか、といったことが参考になります。どんなアイテムを選んだら長く着れるかだとか。
ヴァンテーヌは1冊を残して捨ててしまって、本当に後悔してます。その1冊は何年経ってもコーディネートがステキで、いつも溜息が出る。


3冊目。Amazonで非常に評価が高かったから買ってみた本。ちょっと古いのですが、時代を超えたユニバーサルなオシャレについて書いてあって面白い。洋服を着る心構えだとか、そうだよなあ、と思えることばかり。これは出会えて良かった本。
着るということ


番外編。随分前から読みました。色々な生地やアイテムのTPOが参考になります。ヘビ皮やツイードはカジュアルで、こういう場所には着て行ったらおかしい、とか。ちょっと上流階級チックだけど。


さて、洋服の整理をしなきゃ。

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