June 09, 2011

CNBLUEのビデオをみてマーケ的に考える

今日はちょっと体調を崩して休んでいるので、家でブログなんてやっています。とちょうどその時、妹からCNBLUEという韓国グループのビデオが送られてきました。(スゴく可愛いの!)
今日はなんで日本語で書いているかというと、コリアン的思考の考察っぽい内容になるかな、と思っているので。韓国人の知り合いの中には日本語が出来る人もいるのですが、気を悪くしないで下さいね。わたしは韓国や韓国人や韓国ドラマとても好きです(ちょっと変な日本語?)

わたしは韓国のオフィスの人と一緒に働いていることもあり、コリアンの友人が沢山います。カタカナでコリアンと書くほど彼らは西洋的・合理的なので、あまり典型的な韓国の人ではないかもしれません。親友やその他仲の良い友人は整形してない(自分に自信がある?)なのですが、「韓国と言えば整形」という報道を耳にすると皆整形しているのではないかと疑いたくなります。

ここが文化的にジレンマのあるところで、日本人にとっては整形って「えっ」て感じですが、韓国ではごく普通のことっぽい。オフィスにも「目を二重に」くらいだったら何人もいる様子です。ただ、どうしてそこまで完璧を目指したいのか、日本人からすると不思議な感じがします。日本人はその点結構適当です。ダイエットだって失敗しても「えへへ」くらいな様子です。

上のビデオクリップを見て思うことは、「これは日本人か?」っていうことです。これまでも韓国の人は外見に関しては中国人と日本人の両方にコンプレックスなのかな、と思っていたのですが、本当にそういう気がしてきました。
個人的には、韓国には素敵な人が沢山いて、韓国的な力強さがカッコいいと思うので、わざわざ日本人のナヨナヨした感じに似せないで欲しいな〜と思うところです。

でも一方で、こういった韓国のスターが日本では大人気。世の中の中年以上の男性がどれくらい気がついているか分かりませんが、最近若い女性(友人やネイルサロン、ヘアサロンなどで働く女性)と話すと日本人の芸能人の話は一切出ません。みんな韓国ドラマや韓国スターの話ばかり(そうでない貴方は若くないかも?!)。これはどういうことか、と暫く考えているところです。

最近日本でテレビを付ければお笑い芸人ばかりで、見た目はイマイチでも面白いし味があるから大人気!
。。。と思っているのは男性だけで、やっぱり世の中の女性は逞しくてカッコいい完璧な男性像を求めているんですね。
もはや電車で見かける高校生も大学生も皆痩せてて頼り無さげな中、体格はがっしりしていて顔は日本人好みな韓国のスターがこれほど人気があるのは分かる気がします。
日本のテレビ界や芸能関係の仕事をされている方々、これまで適当にやっていても広告収入が入ってきたし、なんとなく内輪でなあなあでやってきたんじゃないかと思いますが、今後はもっと真剣にスターを発掘して育てていかないと、益々女性の心は韓国へ行くばかりだと思います(と、テレビをろくに見ないわたしが言ってもかなり説得力は無い。。)
でもね、韓国のアプローチはマーケティング的に正しくて、日本はそれが出来ていないように見えるんですよ。

韓国の人は自分にも他人にも非常に厳しく、日本人には考えられないほどエリート主義で、それに耐えられない優しい(&激しい)心を持ったひとは自殺しちゃうような人たちです。日本人の「のほほん」とした感じはわたしも好きですが、もう少し国の外をみてスピード付けて頑張らないと、行く末不安だなあという気になります。
とはいえ、日本らしいことの良さ、美しさ、というものもあり、その辺難しいんですけどね。

芸能人に関して言えば、やっぱり日本はマーケティング的に戦略間違えているうえ、それが韓国の若い子たちにも歪みを産んでいるのではないかと想像しています。根拠はないけど。
やっぱり自分の思考も「産まれたままが美しい」という日本的な枠組みに制約されている気はスゴくしてしまいますが。なんだろう、この違和感。分かります?

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