August 15, 2007

エンド・オブ・バイオレンス

エンド・オブ・バイオレンス
評価:★★★
ビル・プルマン,ヴィム・ヴェンダース

そんなに一生懸命観たっていうより、たまたまTV付けてたらやっていた、という感じです。しかもヴェンダース作品では超マイナー系。
実は「ベルリン天使の詩」を観ようとして2回とも寝てしまったという恥ずかしい過去を持つ私ですが、意外とこの作品は観れました。
ストーリーはなんだか良く分かりません。
LAが舞台で、ハリウッド映画のプロデューサーが失踪してしまい、その周りの人たちの生活に波紋を及ぼす、といった話です。
なんとなくいいなあ、と思ったのは、ヨーロッパ人がハリウッドを観ているその雰囲気、LAの乾いて強い光、とかかな。カメラワークはSuperbです。
主人公が「アメリカの最大の輸出品はパラノイアだ」と言った台詞が印象的です。パラノイアから映画産業も繁栄し、武器も売れ、外交も思い通り、みたいな感じ?
The HolidayのDVDを観ながらLAに行きたくなった私ですが、この映画をみてますますそう思いました。私にとってLAは青春みたいなノスタルジックな場所です。実際に行くより遠くから眺めていた方がいい、のかもしれません。

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