February 05, 2009

Into the Wild...

前から色々な人にお勧めされていた作品、Into The Wildがギンレイホールで上映中と聞き、今週までなので昨日見に行きました。(勢い余ってシネクラブにも参加)
絶対映画館で見たほうがいいよ、と言われていたので。
ドキュメンタリータッチで淡々としていますが、生きることや若さということや家族ということや、色々考えさせられるよい映画でした。アラスカの景色が綺麗だった。

実在した青年の足跡をたどったノンフィクションをベースに、ショーン・ペンが映画化しています。ショーン・ペンってお酒と暴力のハチャメチャな人物だったのがいつの間にか素晴らしい役者になり、そして素晴らしい監督になったものだと感心。。。
主人公は比較的裕福な家庭で悲惨な家族関係の中育った秀才で、大学を卒業とともに全ての消息を絶ち、車も売り払って無一文で旅に出ます。2年間放浪した後アラスカの奥地へ旅立つのですが、その2年間とアラスカの4ヶ月が行き来しながら並行して進む構成になっています。
放浪の仕方が半端じゃなくて、自分でSupertramp(スーパーな放浪者)と改名しているとおり、偶に短期雇いで仕事をする以外はヒッチハイクをしてキャンプをして、食べられる植物を探して、野山や砂漠を歩いて。。。といった生活。
先々で逢った人々との交流を通して人間的にも成長していったんだと思うのですが、本人は最後まで「一人で未知の世界に冒険したい」という欲求に突き動かされています。でも最後の一言は「Happiness is real when shared」でした。。。

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