January 28, 2009

Shakespeare

阿刀田高さんの「シェイクスピアを楽しむために」を読んでいます。1章で1作品をかなり詳しく紹介、時代背景やあらすじ、こぼれ話まで含め、読み終わったころにはすっかりシェイクスピア通になれるというオイシイ一冊です。

この本自体が非常に面白く、「シェイクスピアは読みたくないけどこの本は読んで良かった」と思いながら途中まで来ました。とくにハムレットやロミオとジュリエットなどは「本当に傑作なのだろうか?」と疑問。。。でも、次第に興味が湧いてきました。これは本を読むのではなくて、演劇を見るべきなんじゃないのか??特に、ベニスの商人とリチャード3世は凄そう!

阿刀田さんの本は全部日本語だし、そもそも日本語の翻訳本を読んで執筆しているので、ご本人も認めているとおり原文の言葉遊びの愉快さ・セリフの迫力は伝えきれていません。これは是非とも、次は英語の解説本(やっぱり戯曲自体は読む気がしない)がいいかも。

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