May 10, 2012

伊丹さんの本

「考える人」すごいなあ、と改めて思うのは、今ほら伊丹十三さんの文章にハマっているじゃないですか。それでこんな本買ってみたのですが、それがなんと、「考える人」編集部編なんですよ。「伊丹十三の本


やっと今日届いた。
それで色々と見ていたら、やはり、というか、やられた、というか、2003年に伊丹十三の特集をしているわけです。もう手に入らないみたいなので、図書館で取り寄せ中です。ううむ、楽しみ。

伊丹さんの本は、前から書店で手にとっては何度も買いそうになった「ヨーロッパ退屈日記」をついに買って少し読み始めました。電車の中でどうしても堪えられず、声を出して「くすっ」と言ってしまうという恥ずかしい体験をしてしまいました。ニヤニヤするくらいじゃ収まらなかった。
伊丹十三さんのエッセイ、ほんとどれも秀逸そうなのです。暫くは夢中になりそう。猪谷さんといい、こういうタイプのインテリで突き詰める人がほんとに面白い。

でも今メインで読んでいるのは「齋藤孝のざっくり!西洋思想」です。もう1年以上本棚にほおってあったのだけど、読み始めたのは「考える人」の「考える仏教」特集を読んでいて「仏教を理性で読み解く」という高村薫さんの言葉に刺激を受けたから。理性、すなわち西洋思想のロジックという視点です。じゃあ理性ってなんだ?っと思って読み始めました。面白い。
 


こんなハマりようなので、考える人のバックナンバーをまた4冊古本で買ってしまいました。また今度紹介します。もういっその事定期購読しようかと。


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