April 06, 2010

日本のeBooks

昨日の続きです。

やっぱり、中期的に日本でもKindleに対応したeBooksが出るのであれば、NookよりKindleのほうがいいのかな~とAmazonに問い合わせをしてみたりしたのですが、さっき下のような記事を見つけました。

http://news.livedoor.com/article/detail/4680048/

なんと、たった10日前に日本の出版社が集まって電子書籍に本格的に対応すべく、団体を作ったそうです。遅くない?昨日「5年遅れている」と書いた私の言葉は間違ってなかった。いまどき「黒船」なんて言っているのが不思議です。5年ではなくて200年遅れているのか。日本の産業はまだ鎖国をしているつもりなのでしょうか?

これを見る限り、2010~11年あたりで何か急に変わることはなさそうだなと思いました。映像や音楽コンテンツ含め、日本は本当にコンテンツ管理の分野で遅れていると思います。著作権や海賊版を言い訳にしていますが、ちゃんとしたコピーライト管理の仕組みやシステムが無いだけのような気がします。デジタルで配信したほうがむしろ、本やCDを丸ごとコピーされるリスクが減ります。

ちなみに記事を読むと、「どのフォーマットでどの機械を標準にするかはまだこれから検討」となっていますが、間違っても国内メーカーで国内だけ対応、なんてことにしないで欲しい(今の日本の電子書籍はそうじゃないかな)。携帯電話機とおなじで、ここでも日本だけのフォーマットを作ってどうする?って感じです。大きな産業の枠組みを考える視点も顧客視点もいまひとつ足りない気がします。

誰か彼らにカツを入れてください。

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