November 27, 2012

忘れもの

そういえば。

振り返ってみてもすごいと思えるほど、忘れものの多い子供だったんです、わたし。
宿題や教科書を忘れるどころではなく、登下校中にどこかに帽子を忘れたり、無くしたり。留守番中にやっておいてと言われたことや、買い物にいくならついでに買ってきてと言われたものまで、ことごとく忘れます。メモしたってダメなんです、頼まれたこと自体忘れてしまうので。

傘だって、自分で買ったもの全て無くしました。無事なのは折り畳み傘だけ(でも無くしたのもある)。だからビニール傘なんです。

それなのに、どこかに置き忘れたり落としたりしたもののことを、すごく良く覚えていて、夢にまで見たりしていました。不思議でしょ。
一番最初の記憶は、買ってもらったお菓子をデパートの待ち合いスペースのソファに置いて来てしまった記憶。3歳か4歳くらいだったでしょうか。今でもソファのどこに置いたかまで、まざまざと覚えています。道ばたに落とした手袋もそう。取りに行くことのできない場所だったので回収できなかった、悔しい思い。

社会人になってそれなりに仕事がこなせていることに、自分自身感心しちゃったりします。もちろん、忘れないようにメモをしたりアラームをかけたり努力はしているけど、子供の頃だって忘れない努力はしてたんですよ。自分の頭が壊れてるんじゃないかと思ったほど、悩んだりしました。なんで普通の生活ができる程度に忘れないようになったんだろう、と感心するのです。
(とはいえ、普通の人と比べたら、今でも十分ルーズだと思います。いつも迷惑かけてごめんなさいね。努力はしています、多分。)

もしもお子さんの忘れもので悩んでいらっしゃる方がいたら、それは自立せざるを得なくなると何とかなります、と付け加えておきます。

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