April 14, 2007

レディ・イン・ザ・ウォーター

レディ・イン・ザ・ウォーター

評価:★★
これも以前から気になっていた映画。
なぜ観たかったかというとChristopher Doyleがカメラワークを担当しているからです。
NYのフィルム・スクールを出て映像や写真を撮っている友人がいるのですが、
彼が注目しているというCinematographer(映画のカメラワークをする人、いわゆるカメラマン)の一人がDoyleです。
話の筋自体はハッキリ言って全然良く分からないのですが(面白くないっていうほどでもないんだけど・・・)、映像はとても良いです。
具体的に言うと、
1.視点が面白い
恐らく殆どのシーンが誰かの視点で語られているという点です。
通常映画は情景描写的なシーンが結構多く、特に誰かの視点というわけではなく登場人物の動きが分かる撮りかたをするんですよね。この映画は主人公の視点、ムシの視点、イヌの視点、鳥の視点・・・など、必ず誰かが観ている気分になります。
2.色が綺麗
説明の必要はないかと思いますが、個人的にカラースキームがある映画というのはとても好きです。
3.1と関連して、最後のシーンが水の中から主人公を眺めているところで終わるのが新鮮です。とても印象深い。
というわけで、もし映像を勉強している人がいれば、結構おススメの映画なのではないかと思います。ストーリー的には★★くらいですが、映像がよいので3つにしました。

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