April 07, 2007

Don't let anyone decide what you do

かつて私に「自分は今までやりたくない事は一度もやったことがない」と言い放った男性がいました。大学でずっと教えていたり、革新的な教育プログラムを立ち上げたり、記事や本を書いたり、別に楽なことばかりやってきているようには見えなかったので驚きました。でも大学で同僚の先生たちと対立するのも彼にとってはストレスではなく、むしろ好戦的な彼は相手を打ち負かす格好の場であったようです。締め切り前にどど〜んと仕事が増えると、新しいPCを買ってパソコンに向かいたいモチベーションを上げる(笑)、など、実は色々工夫はしている人でした。

見た目もオジサンなりに超かっこよく大変魅力的である一方、「若いころお金のために結婚した」というこれまた驚くべき事実を隠し持っていた、何とも言えない人物です(もう今は音信不通だし、日本語読めないのでばらしちゃう。実際いるんですよ、こういう人々は。稼いでいる皆さん、男性も女性もしっかり自覚しておいてくださいね)。
その人がまだ若かった(今より!)私にアドバイス的に言ってくれた一言が、「Don't let anyone decide what you do」です。本人は相当酔っ払っていたので、言ったことを覚えているか疑問ですが。仕事を選ぶにも、既に職についていてその範囲で何をやるか決めるにも、「相手が君を選ぶんじゃない、君が相手を選ぶんだ」ということ。
それをどこまで実践できているかは別として、心がけとしては常にそう思うようにしています。自分で選んだ状況であれば文句は言わない。嫌ならなんで辞めて自分で道を切り開かないんだ、という風に。誰かに決めてもらったという意識が働くと、自然とその人に文句が言いたくなるわけです。
実は今のクライアント社内でも会社に対する不満が噴出している部署があるのですが、そんなに嫌なら何で自分で何とかしないんだ、と思ってしまう訳です。嫌ならさっさと辞めればいいのに。社会に出てからこのかた常に驚かされるのは、会社や経営者に対する不満の大きさです。(苦労して会社をやっている父を小さいころから見ているので、なおさらそう思うのかもしれませんが。)
自分がやりたいからやる。そのためにはまず「自分がどうしたいかをハッキリさせる」ことから、ですね・・・

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