I never really interested in scented candles until a close friend of mine introduced me "Diptyque" candles. My image of scented candles until then were those strong smell of candle shops in the malls in the US (which always gives me headache), or not-so-good smells of IKEA candles. In any case, I am not so tolerant with smells or perfumes, sometimes a strong smell of perfumes makes me sneeze. But this one, Diptyque, is definitely different.
The first Diptyque I bought was Baies. It seems Baies is the most popular smell and is often introduced in magazines and such. I bought this perhaps 2 years ago, but I only used half of it. It's a big candle and lasts for about 60 hours they say, but still, it's not my favorite... too strong.
Last month, when I was strolling around downtown San Francisco, I found a Diptyque shop in my favorite Maiden Lane. I didn't know they have an independent shop, especially in the US. (I later found out that they even sell their products through Amazon.Com!) In the shop, there were two definitely gay-looking shopkeepers greeted me warmly, and they kindly ignored me enough for me to smell each one of their candles. There I found, almost like a destiny, Feu de Bois, which smells magically like a firewood. You have to smell it to understand. It is so good. I wanted to buy it there, but I decided to wait until I come home because it's less expensive in Japan.
So I went to a shop right after I came back to my hometown and bought it right away. The candle takes me to a far land, deep in a wood somewhere, everytime I light it. Now I am considering buying a room spray of the same scent...
親しい友人に教えてもらうまでアロマキャンドルには全く関心がなかったのですが、ディプティークに出会って考えが変わりました。普通のアロマキャンドルとぜんぜん違う!もちろん匂いがすごく良くてしかもしっかり匂うのですが、外に出して放っておいても全然薄れないのです。
とはいえ、最初に買ったベス(Biaes)という香りはあまり体質に合わなくて、もう買ってから2年近くになりますが、まだなんだかんだ言って残ってます。結構きつい花の匂いって感じかな。わたしはもともと、香水でもクシャミが出る体質なので、ゆるい香りが好きなんですよね。ただ先日サンフランシスコに行った際にダウンタウンでDiptyqueの路面店を発見!お店で展示してあるすべてのキャンドルを試してみた結果、Feu de Boisという香りに出会ったのです。もう運命的。焚き木という名前なのですが、なんとも懐かしい木と炭の香りがして、瞬時にリラックスできます。あまりに気に入って、ルームフレグランスも買おうかなと思っているくらい。毎日のようにキャンドルを灯しています。
オンラインでも買えます。こちら。
October 23, 2009
October 21, 2009
ハーブ&アロマ
先日本屋さんに行ってこんな本を見つけました。
ベニシアのハーブ便り ― 京都・大原の古民家暮らし Venetia's Ohara Herb Diary
今すっかりこれにハマっていて、日夜時間を見つけては読んでいます。
イギリスの貴族階級に生まれてスゴイお屋敷に育ったベネシアさんですが、あるときそんな人生に疑問を覚えてインドへと旅立ったそうです。そして20代のうちに日本へ漂着。京都に住んで35年という方です。今のだんな様と結婚されてからは、大原の古い農家の屋敷を自ら改築して、お庭でハーブを沢山育てて自然派な生活をされています。
この本は1年を通じたそんな生活振りを、ご主人で写真家の正さんのすばらしい写真を交えて紹介しています。
本にすっかり感化され、アロマオイルやハーブにもっと親しんだ生活がしたいと思う今日この頃。もともと興味はあったのですが、いま急激に知識を吸収しているところです。アロマオイルも色々買おうと思っています。今までマッサージ以外でどう使っていいか良くわからなかったのが、この本に出会って実践の仕方を学んだ気がします。
昨日早速試してみたのがドクダミ茶。わたしは子供のころから体が弱かったため、母が様々なものを試してくれて、ドクダミやビワ茶なども一通り飲んでいました。でも自分で買うのは初めて。ベネシアさんの本にあるとおり、ミントと一緒に煮出すとスンナリ飲めます。ちょうど家に、海外で買って来たハズレのミントティーがあった!朝からコップ3倍くらいあっという間に飲みました。これは続けられそう。
また色々と試してみたら報告します。
P.S.ちなみに、ヨーロッパに行ったらスーパーで必ず買ってくるのはハーブティーです。日本では考えられない驚くべき価格で、様々な種類が手に入ります。ミントなら20パック入りで150円とか。。。でも前回パリで買ったものはハズレでした。。。もう1年以上前、やっとこれで飲みきることが出来ます~(もう賞味期限過ぎてる?)
ベニシアのハーブ便り ― 京都・大原の古民家暮らし Venetia's Ohara Herb Diary
今すっかりこれにハマっていて、日夜時間を見つけては読んでいます。
イギリスの貴族階級に生まれてスゴイお屋敷に育ったベネシアさんですが、あるときそんな人生に疑問を覚えてインドへと旅立ったそうです。そして20代のうちに日本へ漂着。京都に住んで35年という方です。今のだんな様と結婚されてからは、大原の古い農家の屋敷を自ら改築して、お庭でハーブを沢山育てて自然派な生活をされています。
この本は1年を通じたそんな生活振りを、ご主人で写真家の正さんのすばらしい写真を交えて紹介しています。
本にすっかり感化され、アロマオイルやハーブにもっと親しんだ生活がしたいと思う今日この頃。もともと興味はあったのですが、いま急激に知識を吸収しているところです。アロマオイルも色々買おうと思っています。今までマッサージ以外でどう使っていいか良くわからなかったのが、この本に出会って実践の仕方を学んだ気がします。
昨日早速試してみたのがドクダミ茶。わたしは子供のころから体が弱かったため、母が様々なものを試してくれて、ドクダミやビワ茶なども一通り飲んでいました。でも自分で買うのは初めて。ベネシアさんの本にあるとおり、ミントと一緒に煮出すとスンナリ飲めます。ちょうど家に、海外で買って来たハズレのミントティーがあった!朝からコップ3倍くらいあっという間に飲みました。これは続けられそう。
また色々と試してみたら報告します。
P.S.ちなみに、ヨーロッパに行ったらスーパーで必ず買ってくるのはハーブティーです。日本では考えられない驚くべき価格で、様々な種類が手に入ります。ミントなら20パック入りで150円とか。。。でも前回パリで買ったものはハズレでした。。。もう1年以上前、やっとこれで飲みきることが出来ます~(もう賞味期限過ぎてる?)
It's been a while
I haven't updated my blog for a while, but that does not mean I had been neglecting it. There is a time when you just want to absorb goodies without giving anything out. I watched a lot of movies, books, traveled, and knitted a lot. It's autumn, it's beautiful outside, and I feel like I need to exert my internal energy somewhere because this time of the year I am twice as active as the usual time.
ブログお久しぶりです。忘れていたわけじゃなくて、なんとなく吐き出さずにただ吸収したいっていうサイクルに入っていた気がします。旅行をしたせいもあって特に映画を沢山見たし、編み物も相変わらずしています。またなんとなく書こうかな、秋だし、そんな感じです。色々と新しい本ネタとか化粧品ネタとか、溜まってきました。
ブログお久しぶりです。忘れていたわけじゃなくて、なんとなく吐き出さずにただ吸収したいっていうサイクルに入っていた気がします。旅行をしたせいもあって特に映画を沢山見たし、編み物も相変わらずしています。またなんとなく書こうかな、秋だし、そんな感じです。色々と新しい本ネタとか化粧品ネタとか、溜まってきました。
July 01, 2009
日本史を一から。
このところブログの更新をサボっていたのですが実はネタは溜まっていて、まとめてアップデートしています。
今一番気になっていることは「日本史」です。
これまで日本史と私は非常に不幸な巡り合わせでした。
中学は途中で引っ越しをしたので、最初の学校では地理をやって、転校先の学校では1年で日本史半分、2年で残りの半分をやることになっていたため、結局殆ど日本史にお目にかかりませんでした。高校は地理と世界史を週10時間取っていたけれど、結局日本史は全く取らず。それで本当に常識知らずなのです。
いつかちゃんと勉強したいと思いながらもこんな歳になってしまいました。
このあいだ何となくふっと本屋さんの教科書売り場を覗いてみたところ、懐かしい教科書たちが。
一つは山川の「詳説 世界史」で、もう一つは河合塾が出している「実況中継」シリーズです。
この2つは受験生時代のわたしにとってバイブル的存在。特に実況中継には大変お世話になりました。
知らない人のために解説すると、実況中継とは塾講が喋っている内容をそのまま本にしたもので、年号や固有名詞というよりは、歴史の流れや重要な出来事を適宜説明し強調している本です。歴史は好きだけど年号など覚える気が全くなかったわたしにはピッタリ。これと横並び年表があれば、歴史の全体的流れがばっちり掴めます。
という訳ですが、一応過去に精読した世界史は素通りして日本史の本の方へ。結局実況中継の日本文化史と山川の詳説日本史研究という、教科書よりさらに分厚い参考書を買ってしまいました。(自分でこんなに本を買えるなんて、大人になって良かったな〜と実感した瞬間。)でも、結局教科書なわたしです。
会社の同僚に「日本史も知らないなんて全く常識がないので悩んでいる」という話をしたら、漫画や映画を見るといいんじゃないかと色々と紹介してくれました。でも、特定の人物とか出来事を知りたい訳ではないということに気づきました。わたしはゲシュタルト型なんですよね。細かい年号や人物はどちらかというとどうでも良くて、歴史を見渡した時に流れが変わった瞬間、出来事、流れを変えた人物、そんなのを見て、何が歴史を変えるのかを考えるのが好き。一つの出来事が如何に他の国の歴史に影響を与えるのか、そういった事例を積み重ねてみると、意思決定をする時にどんな側面を考慮しなければならないかが学べる気がします。
このところ友人と「日本固有の文化はなぜ或るときからフリーズしてしまったのか」という議論をしていたため、文化史のほうはあっという間に読みました。なにか答えがある気がして。
今は篤姫を見ていることもあり、教科書の江戸時代から読んでいます。江戸時代から現代までがなんと本の半分以上です。これまで漠然としか知らなかった詳細をつぶさに読むにつけ、今の日本の世の中は近代化されていると思いきや、半分は江戸の遺産が国を動かしているのだな、と理解してきました。だから教科書も江戸から急に厚くなるんですね(もちろん記録が沢山残っていて詳細が分かるっていうのも当然ですが。)江戸時代の政治の功罪っていうのも沢山あるし。
日本人っていうコンセプトや、日本を中央集権で治めることなどについて、色々と疑問も湧いてきました。
やっぱり歴史って面白い。
今一番気になっていることは「日本史」です。
これまで日本史と私は非常に不幸な巡り合わせでした。
中学は途中で引っ越しをしたので、最初の学校では地理をやって、転校先の学校では1年で日本史半分、2年で残りの半分をやることになっていたため、結局殆ど日本史にお目にかかりませんでした。高校は地理と世界史を週10時間取っていたけれど、結局日本史は全く取らず。それで本当に常識知らずなのです。
いつかちゃんと勉強したいと思いながらもこんな歳になってしまいました。
このあいだ何となくふっと本屋さんの教科書売り場を覗いてみたところ、懐かしい教科書たちが。
一つは山川の「詳説 世界史」で、もう一つは河合塾が出している「実況中継」シリーズです。
この2つは受験生時代のわたしにとってバイブル的存在。特に実況中継には大変お世話になりました。
知らない人のために解説すると、実況中継とは塾講が喋っている内容をそのまま本にしたもので、年号や固有名詞というよりは、歴史の流れや重要な出来事を適宜説明し強調している本です。歴史は好きだけど年号など覚える気が全くなかったわたしにはピッタリ。これと横並び年表があれば、歴史の全体的流れがばっちり掴めます。
という訳ですが、一応過去に精読した世界史は素通りして日本史の本の方へ。結局実況中継の日本文化史と山川の詳説日本史研究という、教科書よりさらに分厚い参考書を買ってしまいました。(自分でこんなに本を買えるなんて、大人になって良かったな〜と実感した瞬間。)でも、結局教科書なわたしです。
会社の同僚に「日本史も知らないなんて全く常識がないので悩んでいる」という話をしたら、漫画や映画を見るといいんじゃないかと色々と紹介してくれました。でも、特定の人物とか出来事を知りたい訳ではないということに気づきました。わたしはゲシュタルト型なんですよね。細かい年号や人物はどちらかというとどうでも良くて、歴史を見渡した時に流れが変わった瞬間、出来事、流れを変えた人物、そんなのを見て、何が歴史を変えるのかを考えるのが好き。一つの出来事が如何に他の国の歴史に影響を与えるのか、そういった事例を積み重ねてみると、意思決定をする時にどんな側面を考慮しなければならないかが学べる気がします。
このところ友人と「日本固有の文化はなぜ或るときからフリーズしてしまったのか」という議論をしていたため、文化史のほうはあっという間に読みました。なにか答えがある気がして。
今は篤姫を見ていることもあり、教科書の江戸時代から読んでいます。江戸時代から現代までがなんと本の半分以上です。これまで漠然としか知らなかった詳細をつぶさに読むにつけ、今の日本の世の中は近代化されていると思いきや、半分は江戸の遺産が国を動かしているのだな、と理解してきました。だから教科書も江戸から急に厚くなるんですね(もちろん記録が沢山残っていて詳細が分かるっていうのも当然ですが。)江戸時代の政治の功罪っていうのも沢山あるし。
日本人っていうコンセプトや、日本を中央集権で治めることなどについて、色々と疑問も湧いてきました。
やっぱり歴史って面白い。
Transformer
先週観てきました。実は一作目が映画館に来ていたときも特に観る気がせず、2作目も全く観る気はなかったのです。
宇宙人が攻めて来て地球が危機に陥る、というハリウッド映画のシナリオに少し飽き飽きしているというのが正直なところ。どうせ最後は助かるんじゃん、みたいな。
ところが友人に強力にオススメされ、映画に行くことになったので1作目もDVD観ることに。
それがなんと、面白かった!
確かに宇宙人が地球に攻めてくるし、設定は随所に無理があるものの、単純にエンターテイメントとして非常に良く出来ています。観ているうちに思い出したのですが、わたし子供の頃は(子供の頃からと言うべきか)超合金ガンダムとか好きだったんですよね〜。自分では持っていなかったので、近所の男の子のおもちゃでよく遊んでいました。ガンダムが飛行機になったりとか、ワクワクする。
というわけで、この映画も確かに観ていると面白くて、もちろん喜んで2作目を観に行きました。
これは絶対映画館で観るべき!見終わった感想は、ディスニーランドで2時間スターツアーズに乗った感じとでもいいましょうか、とにかく迫力がスゴいです。映画館で「タイタニック」を観るほどではないですが、結構グッタリくる程です。観るなら絶対映画館。ぜひ是非。
唯一不満が残るとすれば、何故か敵は最新鋭の戦闘機とか戦車に変身するのに、何故か味方はベタなアメ車とどまり。敵の方が強いじゃん。
宇宙人が攻めて来て地球が危機に陥る、というハリウッド映画のシナリオに少し飽き飽きしているというのが正直なところ。どうせ最後は助かるんじゃん、みたいな。
ところが友人に強力にオススメされ、映画に行くことになったので1作目もDVD観ることに。
それがなんと、面白かった!
確かに宇宙人が地球に攻めてくるし、設定は随所に無理があるものの、単純にエンターテイメントとして非常に良く出来ています。観ているうちに思い出したのですが、わたし子供の頃は(子供の頃からと言うべきか)超合金ガンダムとか好きだったんですよね〜。自分では持っていなかったので、近所の男の子のおもちゃでよく遊んでいました。ガンダムが飛行機になったりとか、ワクワクする。
というわけで、この映画も確かに観ていると面白くて、もちろん喜んで2作目を観に行きました。
これは絶対映画館で観るべき!見終わった感想は、ディスニーランドで2時間スターツアーズに乗った感じとでもいいましょうか、とにかく迫力がスゴいです。映画館で「タイタニック」を観るほどではないですが、結構グッタリくる程です。観るなら絶対映画館。ぜひ是非。
唯一不満が残るとすれば、何故か敵は最新鋭の戦闘機とか戦車に変身するのに、何故か味方はベタなアメ車とどまり。敵の方が強いじゃん。
篤姫鑑賞中
話が前後するのですが、最近のマイブームは日本史です。そんな折、Tsutayaで篤姫のDVDを発見し、覚悟を決めて全部見ることにしました。去年色々な人に「面白い」と散々聞かされていたものの、ここ数年大河ドラマが余り面白くなかったこともあり、何となく敬遠していました。
このドラマ、確かに面白い!すっかりハマってしまい、このところ毎晩寝不足です。翌日仕事ができるギリギリまで夜更かしして観ちゃってます。困難な状況にあっても非常に前向きで、その型破りな行動を見ていると胸がスカッとします。別な時代に生まれていたらもっと様々な学問や体験を出来ていたかもしれないのに、日本の歴史の中でも一番閉鎖的な時代に生まれてしまったのが少し気の毒になってしまいました。
このところウィキペディアでも登場人物を調べたりして、すっかり詳しくなってきました。
ドラマで特に気になっているのが家定役の堺雅人さん。すっ頓狂な「うつけ」振りや一瞬まともに戻った時の表情がスゴい。やっぱり役者は「目」ですね〜。すっかりファンになってしまいました。30代半ばのようですが、ここ数年で実力が認められて人気が出て来ているようなので、今後も色々な作品で見られるかと思うと楽しみです。
篤姫のほうはまだ30話くらい。全部で48話くらいなのかな。ラストに向けてスパートかけます。
このドラマ、確かに面白い!すっかりハマってしまい、このところ毎晩寝不足です。翌日仕事ができるギリギリまで夜更かしして観ちゃってます。困難な状況にあっても非常に前向きで、その型破りな行動を見ていると胸がスカッとします。別な時代に生まれていたらもっと様々な学問や体験を出来ていたかもしれないのに、日本の歴史の中でも一番閉鎖的な時代に生まれてしまったのが少し気の毒になってしまいました。
このところウィキペディアでも登場人物を調べたりして、すっかり詳しくなってきました。
ドラマで特に気になっているのが家定役の堺雅人さん。すっ頓狂な「うつけ」振りや一瞬まともに戻った時の表情がスゴい。やっぱり役者は「目」ですね〜。すっかりファンになってしまいました。30代半ばのようですが、ここ数年で実力が認められて人気が出て来ているようなので、今後も色々な作品で見られるかと思うと楽しみです。
篤姫のほうはまだ30話くらい。全部で48話くらいなのかな。ラストに向けてスパートかけます。
芥川龍之介
以前から考えていたのですが、日本人の作家で特に誰が好きかと聞かれたら芥川龍之介ではないかと思います。次点で宮沢賢治と幸田文。でも幸田文は随筆のみ読んだことがあるので、作家として(小説家として)興味があるかといえば、そうではありません。
芥川のことが一番最初に気になったのは高校のとき。教科書に載っていた短編を読んで何か心に引っかかるものがあって、その後田舎に眠っていた文学全集から彼の本だけを引き抜いてきました。この本は何故か箱を残して中身が紛失。残念で残念で諦め切れず、箱だけずっと捨てられませんでした。
最近(というかここ数日)、その教科書に載っていた短編がどうしても読みたいという気持ちが高まり、あちこち探しているのですが、それがどうしても思い出せないのです。彼の作品の中でも所謂「歴史もの」ではなく、子供時代の思い出を幻想的に描いたような短編です。タイトルがどうしても思い出せなくて、見つけられないのです。その教科書には確か何篇か作品が載っていて、「蜘蛛の糸」と「トロッコ」は覚えているのですが、このひとつはマイナーな作品だったのか。。。それとも、本当は芥川の作品ではなくて誰か他の人だったのかもしれません。挿絵ははっきり覚えているのに。
今欲しいものは「芥川龍之介文学全集」です。
それから、幸田露伴の「五重塔」を前から読んでみたいと思っていて、ついに手をつけようかなあと考えています。
マイブームは世の中の流れと全く関係なくやってくるので、書店に出向いても欲しい本が見つけられません。本当にAmazonにお世話になっています。
芥川のことが一番最初に気になったのは高校のとき。教科書に載っていた短編を読んで何か心に引っかかるものがあって、その後田舎に眠っていた文学全集から彼の本だけを引き抜いてきました。この本は何故か箱を残して中身が紛失。残念で残念で諦め切れず、箱だけずっと捨てられませんでした。
最近(というかここ数日)、その教科書に載っていた短編がどうしても読みたいという気持ちが高まり、あちこち探しているのですが、それがどうしても思い出せないのです。彼の作品の中でも所謂「歴史もの」ではなく、子供時代の思い出を幻想的に描いたような短編です。タイトルがどうしても思い出せなくて、見つけられないのです。その教科書には確か何篇か作品が載っていて、「蜘蛛の糸」と「トロッコ」は覚えているのですが、このひとつはマイナーな作品だったのか。。。それとも、本当は芥川の作品ではなくて誰か他の人だったのかもしれません。挿絵ははっきり覚えているのに。
今欲しいものは「芥川龍之介文学全集」です。
それから、幸田露伴の「五重塔」を前から読んでみたいと思っていて、ついに手をつけようかなあと考えています。
マイブームは世の中の流れと全く関係なくやってくるので、書店に出向いても欲しい本が見つけられません。本当にAmazonにお世話になっています。
June 21, 2009
Des Chapeaux
帽子と出会いました。被ったまま寝たい感じ。
麻布十番には、それはオシャレな帽子屋さんがあります。最近色んなところに帽子の専門店ができて超高い帽子を売ってますが、そんなのとは訳がちがう。ごく小さい、とても目立たない店構え。でも、置いてある帽子はホント素敵なのです。殆どは手頃な値段で、日常から帽子を楽しんで欲しい、そんなポリシーを持っているような商店街の老舗です。その名も「とらや」さん。
以前から気になっていて、通り掛かるたびウィンドウに鼻をくっつけるように覗いていたのですが、今日初めて勇気を持って中へ。ランチに飲んだシャンパンで気が大きくなっていたのかも知れません。いえ、そうじゃなくて、MPが傘を差さずにレインジャケットと帽子だけで来ていたのを見たから。それで十番に戻って来たらベレーをステキに被っている女の子がいて、帽子の日になってしまったのです。
予想どおり、狭い店内は帽子で一杯。パリで入った手袋専門店に雰囲気が似ている気がしました。パリでその日に買った靴に合わせて手袋を買いたいとお願いしたら、お店の奥から出てくる出てくる、ボルドーの皮のエレガントな手袋。その店を思い出しました。お店の女主人はやはり帽子をこなれた被りかたで頭にちょこんと載せていて、客というよりはお茶を飲みに来たゲストのように迎えてくれました。
お店に入って最初に目についた黒いキャスケット。麻が入った一見麦藁のような帽子で横に大きなリボンがついている、シックなデザインです。被ってみたらピッタリ。そしてすごくステキ!なにより驚いたのは、女主人に被せてもらうと何故か違うのです。被りかたも一つじゃなくて、脇に寄せてみたり前を深くしてみたり、流石帽子のプロという感じ。
これまで麦わら帽子やベレーなど色々買ってはみたけど中々被り慣れず、クローゼットに放置されて来た帽子たち。考えてみたら、必要だから麦わら帽子は買うし、映画の主人公を真似てハンチングなどを買ってはみたけれど、自分に似合う帽子をプロに選んでもらったのは初めて。
他にも色々被ってみたのですが、結局最初に一目惚れしたキャスケットを買いました。
何がスゴいって、普通のユニクロワンピースでも帽子を被るだけでパリの街並を歩く感じに変身することです。しかも、本当に雨が降ってても今日くらいの小雨なら全然ヘッチャラ。水滴が逆に気持ちいいくらいです。
帽子を被るのが板につくまで暫くかかりそうですが、休日の楽しみが増えました。ステキ。
麻布十番には、それはオシャレな帽子屋さんがあります。最近色んなところに帽子の専門店ができて超高い帽子を売ってますが、そんなのとは訳がちがう。ごく小さい、とても目立たない店構え。でも、置いてある帽子はホント素敵なのです。殆どは手頃な値段で、日常から帽子を楽しんで欲しい、そんなポリシーを持っているような商店街の老舗です。その名も「とらや」さん。
以前から気になっていて、通り掛かるたびウィンドウに鼻をくっつけるように覗いていたのですが、今日初めて勇気を持って中へ。ランチに飲んだシャンパンで気が大きくなっていたのかも知れません。いえ、そうじゃなくて、MPが傘を差さずにレインジャケットと帽子だけで来ていたのを見たから。それで十番に戻って来たらベレーをステキに被っている女の子がいて、帽子の日になってしまったのです。
予想どおり、狭い店内は帽子で一杯。パリで入った手袋専門店に雰囲気が似ている気がしました。パリでその日に買った靴に合わせて手袋を買いたいとお願いしたら、お店の奥から出てくる出てくる、ボルドーの皮のエレガントな手袋。その店を思い出しました。お店の女主人はやはり帽子をこなれた被りかたで頭にちょこんと載せていて、客というよりはお茶を飲みに来たゲストのように迎えてくれました。
お店に入って最初に目についた黒いキャスケット。麻が入った一見麦藁のような帽子で横に大きなリボンがついている、シックなデザインです。被ってみたらピッタリ。そしてすごくステキ!なにより驚いたのは、女主人に被せてもらうと何故か違うのです。被りかたも一つじゃなくて、脇に寄せてみたり前を深くしてみたり、流石帽子のプロという感じ。
これまで麦わら帽子やベレーなど色々買ってはみたけど中々被り慣れず、クローゼットに放置されて来た帽子たち。考えてみたら、必要だから麦わら帽子は買うし、映画の主人公を真似てハンチングなどを買ってはみたけれど、自分に似合う帽子をプロに選んでもらったのは初めて。
他にも色々被ってみたのですが、結局最初に一目惚れしたキャスケットを買いました。
何がスゴいって、普通のユニクロワンピースでも帽子を被るだけでパリの街並を歩く感じに変身することです。しかも、本当に雨が降ってても今日くらいの小雨なら全然ヘッチャラ。水滴が逆に気持ちいいくらいです。
帽子を被るのが板につくまで暫くかかりそうですが、休日の楽しみが増えました。ステキ。
June 20, 2009
Elliot Yaminサイコー
I've been to many concerts and lives, but this one was one of the best I'd ever been to!!! I LOVE ELIOT!!!!!
ハプニングでなんと2ステージ観ることになってしまったのですが、逆に正解でした。ビルボード東京の大きさも丁度良く、観客もスゴい盛り上がってて楽しかった。それにしても、歌が上手い!!!
ちなみにエリオット・ヤミンはアメリカンアイドルで数年前に3位になったシンガーです。半端じゃないです。次回来日したら、また2ステージ観ようかと思います。
ハプニングでなんと2ステージ観ることになってしまったのですが、逆に正解でした。ビルボード東京の大きさも丁度良く、観客もスゴい盛り上がってて楽しかった。それにしても、歌が上手い!!!
ちなみにエリオット・ヤミンはアメリカンアイドルで数年前に3位になったシンガーです。半端じゃないです。次回来日したら、また2ステージ観ようかと思います。
June 18, 2009
Why
Why people keep asking me what I am going to do for summer vacation? I don't like summer. Or, I should say, I don't like summer in Japan. The word "summer" doesn't bring me any pleasant feelings nor nostalgia.
Maybe, this year, I should go to Italy or perhaps to le nord. Or perhaps to New Zealand to enjoy their winter.
Maybe, this year, I should go to Italy or perhaps to le nord. Or perhaps to New Zealand to enjoy their winter.
Random
かのWhole Earth Catalogというものがどんなものなのか、見てみたいという気持ちが盛り上がっている。というか、恐らく本そのものよりも、本の描くライフスタイルというものに憧れているのだと思う。
非凡な人物の定義とは、どんなにか希望がないと思われる状態でも希望を持ち続ける人
孔子
"Do you want to spend the rest of your life selling sugared water or do you want a chance to change the world?"
-- The line he used to lure John Sculley as Apple's CEO, according to Odyssey: Pepsi to Apple, by John Sculley and John Byrne
非凡な人物の定義とは、どんなにか希望がないと思われる状態でも希望を持ち続ける人
孔子
"Do you want to spend the rest of your life selling sugared water or do you want a chance to change the world?"
-- The line he used to lure John Sculley as Apple's CEO, according to Odyssey: Pepsi to Apple, by John Sculley and John Byrne
June 15, 2009
June
ようやく雨が降り始めた。
週末、映画の天使と悪魔を見てしまった。本はまだ途中。非常にもったいないことをした。明らかに本で読んだ方がよかった。ただ、ローマのロケはスゴいので、映画も一見の価値あり。
自転車で銀座に行った。目的はブルックスブラザーズのセール。確かにセール会場って玉石混在しているけれど、こんな質のいいものの中からわざわざセンスの悪いものを選ぶ人がいるものだ。
H&Mは相変わらず大混雑、あんな中で買い物が出来る人が信じられない。3000円余計に払っても、空いているZARAやバナリパで買い物する方を選ぶ。
自転車はまだ捜索中。ますます欲しい。
Esquireが休刊と聞いて、ツタヤに行ったらバックナンバーが沢山並んでいたので大人買い。加えて、久々にとても大事にしたくなる本を見つけた。いつか読み終わったら紹介するつもり。
それにしても、わたしがPenの次に愛する雑誌がそんなにマイナーだったとは。広告が2つしか入らないa+uだってちゃんと利益出ていたのに、Esquireは何で休刊になったんだろう。
デカプリオのWorld of Liesを見た。結構つまらなかった。
最近悟ったこと。自分の欲しい生活は東京では手に入らないということ。
麻布がいいとか広尾がいいとか世田谷がいいとか、そんなセセコマしいレベルの問題ではない。東京は美しくない。
今学期最後のフランス語の授業に初めて参加した。みんな微妙に髪型が変わっていた。先生の話す内容は分かるのに、教科書はさっぱり分からない。このままだと完全に落ちこぼれる気がした。
アメリカン・アイドルが終わってしまった。最終回、アコースティック系のクリスが優勝したけど、明らかにグラムロックのアダムの方が上手い。二人でQueenの曲をデュエットしたら、Queenのメンバーが目を見張るほど声が出るアダムに対して、クリスは全然声が出ていなかった。アメリカ人ってやっぱり保守的で、爪を黒く塗っているような若者を選ぶくらいなら平凡がいい、ということなのかな。
June 07, 2009
May 31, 2009
Reading


Anyway, I know this book is very good, and could not resist buying it during my lunchtime stroll. It's been so long, so I am sure I will enjoy it.
For some of you who do are not familiar with this book, it's published under the name "ご冗談でしょう、ファインマンさん" and it's his essays about his studies and life. He was in a team to develop the first nuclear weapon during the WWII. Great sense of humor.

I think I bought this book before, and then sold it without reading... Reading, definitely, this time.
I have been reading several novels these days, a kind that I would not recommend to anyone. Those are light historical mysteries, the kind which you can write in modern setting and achieve the same results. But they are good mysteries nevertheless, and I also learn very insignificant historical details like how the british society functioned in the 19th century.
Spinning Wheel
Arrived on Friday night. My newest room mate. The box was so huge, and I am sure the delivery guy looked smug and suppressing a laugh.
I chose the most basic type, a spinning wheel called Traditional made by Ashford in New Zealand. At first I was planning to buy one that is narrower and takes less space, but when I tried it I didn't like it that much. It's unfinished wood so I am going to have to finish the surface with oil, but it's ok, for I did not like the lacquered wood either.
The bottom photo is the first skein I made with this wheel!



I chose the most basic type, a spinning wheel called Traditional made by Ashford in New Zealand. At first I was planning to buy one that is narrower and takes less space, but when I tried it I didn't like it that much. It's unfinished wood so I am going to have to finish the surface with oil, but it's ok, for I did not like the lacquered wood either.
The bottom photo is the first skein I made with this wheel!




May 27, 2009
Sense of belongings
There are a kind of people who always feel that they don't belong to where they are. Always feel that they are outsiders, feel themselves awkward, and do not have a clue how to fit in.
I am one of those people.
Schools, work, I never really felt myself being in the right place. Perhaps the only time I felt close-to-right was when I was in High School and in Davis. Elementary school - I was sick and weak. Middle school - I transferred schools and disregarded rules. College - I was sick again, besides I was very disappointed by the quality of education, and by how the real-world was forming. Graduate school - I was shocked that people are so authoritative and aristocratic. Went on, and on.
Perhaps, everyone feels the same. Except for those athletic people who seem to be amazing at working in hierarchy.
These days, I feel like I'd lost many friends over to their marriages. I hardly have common topics to talk about. We no longer talk about our aspirations, anxieties, dreams, fear nor what we are passionate about. I feel myself very immature and stupid to want to talk about those things.
Yet, here, I feel myself so outlandish and needing a sense of belongings. I just can't figure out why.
I am one of those people.
Schools, work, I never really felt myself being in the right place. Perhaps the only time I felt close-to-right was when I was in High School and in Davis. Elementary school - I was sick and weak. Middle school - I transferred schools and disregarded rules. College - I was sick again, besides I was very disappointed by the quality of education, and by how the real-world was forming. Graduate school - I was shocked that people are so authoritative and aristocratic. Went on, and on.
Perhaps, everyone feels the same. Except for those athletic people who seem to be amazing at working in hierarchy.
These days, I feel like I'd lost many friends over to their marriages. I hardly have common topics to talk about. We no longer talk about our aspirations, anxieties, dreams, fear nor what we are passionate about. I feel myself very immature and stupid to want to talk about those things.
Yet, here, I feel myself so outlandish and needing a sense of belongings. I just can't figure out why.
May 26, 2009
I hate
I hate people with mood swings. I am like that sometimes, I admit, but I try very hard not to be like that.
I hate macaroons they sell at Tullys or Starbucks. Those macaroons taste so bad, and for some years I never thought about eating any kinds of macaroons again. I hate such lousy work, they should not have sold them in the first place.
I hate those tiled buildings that look new but kind of fake. Those tiles are very untasteful.
I hate working in buildings where you cannot open windows. It makes you sad on sunny nice days.
I hate those dusts that pile up on your balcony. It's not sand or soil, but it's exhausts from automobile - oily and dirty.
Many things I hate,
yet, there are so many more things that I absolutely love.
I hate macaroons they sell at Tullys or Starbucks. Those macaroons taste so bad, and for some years I never thought about eating any kinds of macaroons again. I hate such lousy work, they should not have sold them in the first place.
I hate those tiled buildings that look new but kind of fake. Those tiles are very untasteful.
I hate working in buildings where you cannot open windows. It makes you sad on sunny nice days.
I hate those dusts that pile up on your balcony. It's not sand or soil, but it's exhausts from automobile - oily and dirty.
Many things I hate,
yet, there are so many more things that I absolutely love.
A lot of pedaling
I finally accepted myself of taking a time off from my French study and playing piano. OK, piano, I am still playing, but rather sporadically.
What I have been doing or thinking about doing now is actually spinning.
Spinningとは糸を紡ぐことを意味する動詞です。Spinという言葉は古くから変わらず使われてきたらしく、それだけ古くから同じ方法で糸を紡いで生地に仕立てて、という行為が行われてきたことを物語っています。う~ん、ロマンを感じる。
なぜ繊維を束ねてよじる行為をSpinというのかというと、それは紡ぐ際に使う道具に関係しています。細い繊維を延々と捩っていくには、道具が欠かせません。道具といっても実は棒が一本あれば良くて、棒に糸を取り付けそこに繊維を絡ませて、棒を駒のように回転させます。するとヒネリが繊維に伝わってどんどん捩れ、糸が出来てきます。ひねっただけでバラバラの繊維がどんどん巻き込まれ糸になっていく様はとても不思議ですし、誰かが発見して何千年も伝わってきたのかと想像すると、心がすぐに違う世界へ旅立ってしまいそうです。
棒をより良く回転させるために円盤のようなものを取り付けた(駒のような)スピンドルという道具は、9000年以上前から少しずつ改良されながら使われてきたそうです(Wikipediaによると最初の糸が見つかったのは2万年ほど前で、棒より以前は石が使われていたらしい)。紡ぎ車はおそらくもっと最近で、でも13世紀には中東や中国やヨーロッパで絵などに描かれています。紡ぎ車もspinning wheelといい、車を回転させることでよじれを糸に伝える点は同じ。
ちなみに、産業革命時代の大発明はもちろん蒸気機関ですが、同時期に発明されたのがSpinning Jennyとうい機械(というか器械)で、これは1つのホイールで複数の糸がよじれる比較的単純なものです。これが繊維産業の大発展をもたらしたのだから、すごいものです。それまで600年(か、それ以上)使われてきた道具が一人のアイデアで突然生産性が何倍にもなって、世界中の産業に影響を与えるんだ。農業もそうですが、そいうった突然変異的な産業の発展が歴史に与える影響を考えると、非常に興味深く思います。
まあ、そんなことはどうでもよくて、太古の昔の人がやっていた同じやり方で糸を紡いで、そしてそれを編んで(はた織りも面白いらしい)使うというのが、歴史の糸に繋がった感じがしてちょっとワクワクしてくるのです。
と、もっともらしい話をだらだら書いたのですが、なぜ毛糸を紡ぎたいと思い始めたかというと、それは毛を買いたいから!羊毛(やシルクやアルパカやコットン)は紡いでから染める方法と、染めてから紡ぐ方法があります。インターネットを見ていると、インディーズの染色作家のような人が沢山いて、その人たちの染めている羊毛がそれは素敵なのです。


毛糸も様々素敵なものがあるのですが、染色された羊毛があまりにも美しくて、絶対これだ!みたいな感じ。。。それで最近紡ぎの講習に吉祥寺に通い詰め、慣れてきたので紡ぎ車を買うことにしました。たぶん今週届くので、そしたらまた写真を載せます。今は色々と本を読んでお勉強中です。
A Lot of Paddlingっていうのは何かというと、ひとつは紡ぎ車を回すのに足でペダルを沢山漕ぐからですね。もうひとつは。。。自転車を買おうかな、と。最近あまりにも気候がいいので、気分はサイクリング!今日もほんとうは会社をサボってどこかに出かけたい気分です。
What I have been doing or thinking about doing now is actually spinning.
Spinningとは糸を紡ぐことを意味する動詞です。Spinという言葉は古くから変わらず使われてきたらしく、それだけ古くから同じ方法で糸を紡いで生地に仕立てて、という行為が行われてきたことを物語っています。う~ん、ロマンを感じる。
なぜ繊維を束ねてよじる行為をSpinというのかというと、それは紡ぐ際に使う道具に関係しています。細い繊維を延々と捩っていくには、道具が欠かせません。道具といっても実は棒が一本あれば良くて、棒に糸を取り付けそこに繊維を絡ませて、棒を駒のように回転させます。するとヒネリが繊維に伝わってどんどん捩れ、糸が出来てきます。ひねっただけでバラバラの繊維がどんどん巻き込まれ糸になっていく様はとても不思議ですし、誰かが発見して何千年も伝わってきたのかと想像すると、心がすぐに違う世界へ旅立ってしまいそうです。
棒をより良く回転させるために円盤のようなものを取り付けた(駒のような)スピンドルという道具は、9000年以上前から少しずつ改良されながら使われてきたそうです(Wikipediaによると最初の糸が見つかったのは2万年ほど前で、棒より以前は石が使われていたらしい)。紡ぎ車はおそらくもっと最近で、でも13世紀には中東や中国やヨーロッパで絵などに描かれています。紡ぎ車もspinning wheelといい、車を回転させることでよじれを糸に伝える点は同じ。
ちなみに、産業革命時代の大発明はもちろん蒸気機関ですが、同時期に発明されたのがSpinning Jennyとうい機械(というか器械)で、これは1つのホイールで複数の糸がよじれる比較的単純なものです。これが繊維産業の大発展をもたらしたのだから、すごいものです。それまで600年(か、それ以上)使われてきた道具が一人のアイデアで突然生産性が何倍にもなって、世界中の産業に影響を与えるんだ。農業もそうですが、そいうった突然変異的な産業の発展が歴史に与える影響を考えると、非常に興味深く思います。
まあ、そんなことはどうでもよくて、太古の昔の人がやっていた同じやり方で糸を紡いで、そしてそれを編んで(はた織りも面白いらしい)使うというのが、歴史の糸に繋がった感じがしてちょっとワクワクしてくるのです。
と、もっともらしい話をだらだら書いたのですが、なぜ毛糸を紡ぎたいと思い始めたかというと、それは毛を買いたいから!羊毛(やシルクやアルパカやコットン)は紡いでから染める方法と、染めてから紡ぐ方法があります。インターネットを見ていると、インディーズの染色作家のような人が沢山いて、その人たちの染めている羊毛がそれは素敵なのです。


毛糸も様々素敵なものがあるのですが、染色された羊毛があまりにも美しくて、絶対これだ!みたいな感じ。。。それで最近紡ぎの講習に吉祥寺に通い詰め、慣れてきたので紡ぎ車を買うことにしました。たぶん今週届くので、そしたらまた写真を載せます。今は色々と本を読んでお勉強中です。
A Lot of Paddlingっていうのは何かというと、ひとつは紡ぎ車を回すのに足でペダルを沢山漕ぐからですね。もうひとつは。。。自転車を買おうかな、と。最近あまりにも気候がいいので、気分はサイクリング!今日もほんとうは会社をサボってどこかに出かけたい気分です。
May 17, 2009
Sunday

土曜日までは元気だったのに、なんか朝起きてニュースを見ていたら理由もなく自分の人生が不安になって来て何時間か仕事をしてしまいました。いつもPC持って帰ってきても週末に開くことはないのですが、なんでこんなに不安なんだろう。落ち込んでいてフランス語を休んでしまい、さらに落ち込んでしまいました。フランス語のクラスメートから、軽井沢で私の為にマーマーレードを買って来てくれたというメールが。。。なんか無性に涙がでちゃいました。
先週は誕生日だったのですが、家族も友達も上司も覚えていてくれて、食事に沢山行きました。ボスも「約束してたよね」っていって、来週ご飯に行きます。プレゼント第一号は秘書さんからの不思議なお人形の形のペン!今度写真を載せます。結構可愛いの。学生時代の先輩が、なんと家にお花を贈ってくれてとても感動しました。お子さんの誕生日に薄い絵本をあげただけなのに、何倍にもなって返って来て申し訳ない気持ちで一杯です。今朝は韓国人の親友からやっぱりプレゼントが届いて、こちらも何故か変わったペンでびっくり。これも可愛いんだけど、絶対自分では買わない可愛さ。それがいいのかなと、面白く思いました。会社で使おうっと。
こんなに皆に良くしてもらっているのに、理由もなく仕事や自分の将来が急に不安に思えてきちゃいました。午前中は仕事をして午後はずっとかぎ針で鍋掴みを作りました。外に出るのが面倒で、家にある材料で肉じゃがを作って。。。(っていうか、家にジャガイモとタマネギと薄切りのお肉しかなかった。あとはキウイと冷凍のパンと賞味期限が切れた卵)
なんでかな〜。いい一週間だったのに。仕事は忙しいけど。
日本にずうっといると閉塞感で気が滅入ってくるのかもしれません。I really need a vacation.
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